モデルワーゲン 「頸城のホジ3」製作記、その6。メンテナンス性向上と急曲線対応を目論んだ動力の改造。

< いくらなんでもR50の極小パイクは無理 = である調 >


上回りは素組みに終始したものの、新たな課題を設けねば工作の腕が上がらん……などと大層な理由をつけて目指すは、構造上許すかぎりの急曲線に対応できる走り装置の実現である。「またぞろ狭苦しいレイアウトをでっち上げて走らせる気なのか?」って、ああそーさ、そのとーりさ、文句あるかっ。

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さて、動力台車のギヤボックスはさほど複雑な構造でもなく、水平垂直に気をつけて組めばOK牧場。まぁ、この水平垂直が難しいんだけれど、パーツの固定を工夫しつつゆっくり慎重に進めればどーにかなったよ↑ もとより、歪みなく組めているのか正確に計測する術もないって感じぃ〜。

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あとはネジ止めで組み上がるから世話はない。ところが、大直径のウォームをモーター軸へ接着すると、モーター台から二度と外せなくなってしまうミラクル構造に意表を突かれた。それでは動力調整時に厄介極まりないので、モーター台の上辺に軸が通過できる幅の溝を切り開いたのだ↑ この加工は結果的に大正解だったわ。なにせモーターが外せないままだと、完成後に動力台車のボルスタネジが緩むといった場合ですらひどく難儀してしまうからね。

なお集電も動軸から行うため、この動力台車単体で走行可能。ただやっぱり、付随台車からの集電がオミットされている点が惜しいというかもったいなく感じるのよ。前回の準備工事が活きるかどうか、まだ現時点ではわからない。

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下回り一式を仮組みしてみた↑ 付随台車は回り止めがなく360度以上フリーダムに回転し、動力台車の首振り範囲も思いのほか広い。となると……TOMIXファイントラックの最急曲線であるスーパーミニカーブレールC103(半径103mm)通過も夢ではない。いや、実のところ上回りをかぶせなければ余裕で通過できちゃうのだ、ウヒョー。

上回りすなわち車体内側との接触は、まずモーター台前端、次いでモーター後端で発生。さすがにモーターを削るほど勇者ではないので、モーター台を削るにとどめておく。先ほどより画像に写っているマジックで引いた斜線が、その削る範囲だ(ここが接触するのは車体のアングルゆえ、斜線ですっぱり切断せずその裏側を削り込んで薄くした)。

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さらに今回、ギヤボックスを塗装せずに黒染めで仕上げてみたよ↑ いさみや常温黒染液の原液を綿棒に付けて擦り込むいつもの方法で、ある程度ムラが生じるものの完成後はほとんど隠れて見えなくなる。省力化に加えて、調整時の頻繁な分解組み立て時に一部が剥げても、容易にタッチアップできそうと考えた次第。

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上回りを床板にネジ止めし、C103カーブレールに乗せて首振りチェックだ↑ おぉ、バッチリじゃないか! モーター後端もまだ車体内側に当たってないゾ。ただまぁ、モーター端子の配線が接触してショートせぬよう若干の余裕は確保したい。無理せずほどほどに留めておこう。

これに気を良くして塗装から始まる後半戦に入るわけだが……この動力台車、そうは問屋が卸さない。すでに仮組み時点で集電ブラシの取り回しがマズいことに気づいたんだけれど、後々味わう苦闘の元凶になるとはねぇ〜〜。




Nゲージでもこれを通過できる車両は多くない。

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