「ポータブック XMC10」の熱問題、アルミ板一枚を挟むだけで約5℃下がってしまったの巻。

ドンキのNANOTEに触発されたわけでもありませんが、夏を前にしてポータブックXMC10の冷却改善を図ってみました。

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分解方法は先達のサイトをご覧ください。ゴム足に隠されたネジ4本とヒンジカバーを取ればトップケースが外れます↑ 金属ボディ全盛の今となっては、プラ筐体の電磁波防止メッキに懐かしさすら覚えますね。

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トップケース側はメッキなし↑ 代わりに、仰々しいスライドアークキーボードのメカで占められています。

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繋がっている全ての配線を抜き、マザーボードを抜き取ります↑ ボトムケースにはバッテリーとアルミの放熱板が残るのですが……案の定、アルミ板の表面になにかと接触した痕跡が見当たりません

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マザーボード裏ではAtom x7-Z8700はじめ主要チップが金属シールドに覆われています↑ やはりこのシールド表面も綺麗なもの。つまりアルミ板とシールドが接触せず、まともに放熱できていなかったと考えられます。

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どれほど隙間が生じているのか正確に測る術を持っていないため、ひとまずt0.3アルミ板を間に挟んでみることに。まず、アルミ板を金属シールドより一回り小さく切り出します↑ 0.3mm厚ならカッターで筋を付け、ヤットコで折り取るだけで簡単綺麗に仕上がりますね。ただし、コバを丁寧に処理しておきます。

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シールドに熱伝導グリスを薄く塗り広げてアルミ板を載せます↑ グリスの粘性とシールドの弾性によって(だから一回り小さく切った)、組み込んでしまえばズレる恐れもないはずですが、マザーボードを差し込む際に動いてしまわぬよう少量の瞬間接着剤で固定しました(写真では上辺2ヶ所のみ、下方はフリー)。

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結果……アイドル時40℃を切るという見たこともない数字が現れましたよっ↑ あいかわらずバースト有りのAC駆動では高負荷時に80℃を突破するものの、バーストオフのバッテリー駆動時はほとんど80℃を超えなくなりましたね。大雑把にいえば概ね5℃低下した感じ。

なお、ボトムケースのアルミ放熱板は面積も厚みも限られ、コイツが熱飽和してしまえばそれ以上の冷却が望めなくなるはずです。それでもAtom系の発熱程度なら効果があるようですねぇ。

簡単工作で結果がはっきり現れる点に満足する一方、本機の設計の甘さがまた露呈したわけで率直なところビミョーな気分です。加えて、当然といえば当然ながら前より底が熱くなります

もうちょっと弄る余地がありそうですから、また気が向いたらご紹介しませう。

光 アルミ0.3×300×400mm HA0334
光 アルミ0.3×300×400mm HA0334
アルミは柔らかいので変形に注意。ハサミの類で切ると、大きく曲がってシールドに密着しなくなるためお勧めしません。

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