「macOS Catalina 10.15.2 アップデート」配布。マイMacBook Pro初のマイナーアップデート。

テスラCYBERTRUCKの2モーターモデルと新Mac Pro全部盛りのどちらを買おうか悩んでいるトビです……こんな戯言をぬかしても惨めな気持ちにすらならなくて素敵っ。Appleが「macOS Catalina 10.15.2 アップデート」を配布しています。

catalina10152_01.jpg
システム環境設定のソフトウェア・アップデートからどうぞ。効能書きは以下。
macOS Catalina 10.15.2アップデートを適用すると、Macの安定性、信頼性、およびパフォーマンスが向上します。このアップデートをすべてのユーザに推奨します。

このアップデートには以下のバグ修正および改善が含まれています:

ミュージック
・ミュージックライブラリを管理するためのカラムブラウザ表示を復元
・アルバムアートワークが表示されない場合がある問題を解決
・再生中にミュージックのイコライザ設定がリセットされる場合がある問題を修正

iTunes Remote
・Macの“ミュージック”およびTVアプリケーションでiPhoneまたはiPadを使用したリモート制御に対応

写真
・一部の.AVIファイルおよび.MP4ファイルが未対応として表示される場合がある問題を解決
・新規に作成したフォルダが“アルバム”表示に表示されない問題を修正
・アルバム内の手動で並べ替えたイメージが正しい順序でプリントまたは書き出されない場合がある問題に対処
・プリントのプレビューで拡大して切り取るツールが機能しない問題を修正

メール
・“メール”の環境設定を開くと空白のウインドウが表示される場合がある問題に対処
・取り消す操作を実行しても削除したメールを取得できない場合がある問題を解決

その他
・ブックとオーディオブックをiPad/iPhoneにFinder経由で同期するときの信頼性を向上
・“リマインダー”アプリケーションの“今日”のスマートリストで、リマインダーが正しくない順序で表示される場合がある問題を修正
・“メモ”アプリケーションでタイプ入力の反応が遅くなる場合がある問題を解決

このアップデートについて詳しくは、以下のWebサイトをご覧ください: https://support.apple.com/kb/HT210642
このアップデートのセキュリティコンテンツについて詳しくは、以下のWebサイトをご覧ください: https://support.apple.com/kb/HT201222

我がMacBook Pro(2019)1.4GHzの初マイナーアップデートとなります。早速適用しましたが、効能書きにあるソフトのうちメール以外はことごとく利用していないという……リマインダーは使いまくっているものの、Mac miniがMojaveゆえ最新にアップグレードできていませんし。他方、表示の乱れに困っていたサードパーティ製ソフトが正常に戻ったりと、いちおう恩恵に浴しておりますよ。

macOS Catalina パーフェクトマニュアル
macOS Catalina パーフェクトマニュアル

Adobe AIRがmacOS Catalinaで動作せず「はがきデザインキット」が使えない年の瀬。Web版を使おうにも住所録に問題が……。

昨日ツイートしましたが、Macで年賀状を作成する方には由々しき事態ですことよ奥さん。

郵便局が無料で配布している「はがきデザインキット(インストール版)」は、我が家でも宛名面のみお世話になってはや数年が経ちました。今年の2020年版はアプリケーションソフトからのアップデートに不具合があり、改めてダウンロードし直す必要があるものの、それは大した問題ではないのです。現に、macOS MojaveのMac miniでは快調に動作しています。

hagaki_designkit_catalina01.jpg
深刻なのが……Catalinaさん。Adobe AIRをインストールしようとすると、一部のフレームワークが入らない云々(正しい文言を忘れました)のアラートが出て完了することができず、その上で動くデザインキットも利用できないわけですね。

hagaki_designkit_catalina02.jpg
また、はがきデザインキットにはウェブ版が存在します。ところが、多くのユーザがいちるの望みをかけるであろう住所録は、まずインストール版にてウェブ版用に書き出しする必要があるのです、なんてこったい!

なお、「~/Library/Preferences/designKit.702840Fなんたらかんたら/」の中を探れば住所録のデータベース「yubin10.db」が見つかるものの、バイナリデータらしくテキストエディタでは開けませんでした。

デザインキットが動作するMojave以前のMacやWindowsマシンが別にあれば、上記「yubin10.db」を含む設定ファイルを移してどうにかなるでしょう。もしCatalinaにアップグレードしたMacしか持っていない場合の対応策を考えると、

1. Mojaveを再ダウンロードし、別のストレージやパーティションにインストール。
2. macOSがゲストに使える仮想化ソフト(体験版でも可)のVMにMojaveをインストール。
3. 現環境をバックアップ後、Time MachineでMojave時代に戻り、ことが済んだら再びTime MachineでCatalinaへ。
4. Apple Storeのジーニアスバーに助けを求める。


くらいでしょうか。3.はリスクが大きく、4.は近くにApple Storeがないと非常に困難。1.や2.は外部ストレージないし内蔵ストレージ空き容量の確保が必須。私なら後始末の楽そうな2.を取るでしょうが、いずれにせよ手間がかかりますよねぇ。CatalinaプリインストールのMacでは1.と3.すら端から無理ですし。年末までに郵便局がなにかしら対策してくれるかもしれませんけれど……現時点でCatalinaに関するお知らせが全く見つからない状況からして期待できませんかそーですか。

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日本時間10月8日、「macOS 10.15 Catalina」登場。事情によりMac miniへの導入は先送り。(2019/10/08)

macOS Catalinaの「半角スペース問題」、対処法がワンランクレベルアップ。

以前『High SierraとMojaveの「半角スペース」問題、諦めてplistを書き換えることで決着。』で述べたとおり、High Sierra以降の半角スペース問題 = shift + spaceを打っても直前の文字によっては全角スペースが入ってしまう現象に悩まされ、鬱陶しいplistファイルの書き換えを余儀なくされました。

で、今回も手こずりましたヨ。購入後すぐにmacOS MojaveからCatalinaへアップグレードしたMacBook Proは、実質Catalinaを新規インストールした状態に近いわけですが、CatalinaのSIPはさらにレベルアップしていたのです。Mojaveの時点でやっておけばよかったと後悔するもアフターフェスティバルちゃう後の祭り。

基本的には以前と同様『macOS High Sierra の JapaneseIM で常に半角スペースを入力する方法 | R』が大変参考になります。

まず、SIP解除のためリカバリーモードで起動しターミナルを開くのですが、ハード(T2搭載機?)によるのかソフトによるのか不明ながら、ユーザログインを求められます。見慣れぬ挙動にどぎまぎしつつパスワードを入力すると、ようやく見慣れたリカバリー画面に到達します。

ターミナルでSIPを解除し、再起動。これは従来どおり。

次に、起動したcatalinaにてターミナルを開き、参考記事を頼りにVimでplistを書き換えます。私の場合は昔ながらの「space > 全角スペース」「shift + space > 半角スペース」にしたいだけなので、
mbp2019_14_20.jpg
ってな具合。

ところが! CatalinaではSIPを解除してもplistファイルのread only属性が外れません。Vimには「E45 readonly option is set(add ! to override)」の出たread onlyファイルを強制上書きするオプションが用意されているようですけれど、残念ながら無効。

さらに調べたところ、『ログイン壁紙の変更でCatalinaのSIPを実感 - 新・OS X ハッキング!(254) | マイナビニュース』に答えがありました。当該記事の手順7.システムボリュームを読み書きできる状態でマウントする手間が増えたそうな。
$ sudo mount -t apfs -wu /dev/disk1s5 /Volumes

ボリューム名(disk1s5)は各自チェックしてください。このコマンドを実行すると、ようやくplistの書き換えが可能になった次第。いや参った参った。

Catalinaでの手順を以下におさらいします。

1. リカバリーモードでSIP解除。
2. 再起動後、ターミナルでシステムボリュームを読み書きできる状態でマウント。
3. Vimでplist書き換え。
4. リカバリーモードでSIP有効化。


セキュリティ確保のためガチガチにシステムを固めるのは致し方ないとはいえ、甚だ面倒な話です。でも、書き換える余地の残されている今がマシだった……なんて思える将来はそう遠くないかもしれませんね。

[基礎知識+リファレンス]macOSコマンド入門 ――ターミナルとコマンドライン、基本の力
[基礎知識+リファレンス]macOSコマンド入門 ――ターミナルとコマンドライン、基本の力
作業前に必ずplistファイルのバックアップを。

関連記事 関連記事:

High SierraとMojaveの「半角スペース」問題、諦めてplistを書き換えることで決着。: パワーリンゴ(2018/11/19)

実測をもとにMacBook Pro(2019)13インチ 1.4GHzの体感重量を比較する。Airとの差は如何に。

MacBook AirではなくProを選んだ理由のひとつに、重量差が思いのほか少ないことを以前挙げました。今回キッチンスケールにて実測しつつ、体感重量を確認してみます。

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まずは家族のMacBook Air(2018)8GB RAM、256GB SSD公称1.25kg・実測1.230kgなり。

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続いて私のMacBook Pro(2019)13インチ 1.4GHz、16GB RAM、256GB SSD公称1.37kg・実測1.347kgなり。

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参考にMacBook Air(Late 2010)11インチ 1.6GHz、4GB RAM、128GB SSD公称1.06kg・実測1.058kgなり。

スペックを記したのは、公称値に『重量は構成と製造工程によって異なります。』との注釈が入っているから。

ご覧のとおり上2台は公称より約20g軽く、その差117g。つまりPro ≒ Air + iPhone SEとなりますね。

で、実際にAirとProを持ち比べると……なかなか複雑です、なんじゃそれ。というのも両者は重量バランスが大きく異なる、すなわちProはAirよりパームレスト側が重いんですね。したがって、ヒンジ部を片手で掴んで地面と水平に持った場合はもちろん、小脇に(垂直に)抱えた場合でも、Proのほうが少し重く感じます。

一方、両手で持ち上げればその差がずいぶん微妙となり、カバンに収納してしまうと、もうわかりません。カバンの重さにもよりますが、100g少々の変化を感知できる人は限られるでしょう。残念ながら、体感重量に関しては明瞭な答えを見出せません。無理に述べるなら「MacBook Airは片手で持ち上げたとき、数字以上に軽く感じられる」ってな具合かなぁ。

やはり個人的には、この重量差と性能差を天秤に掛けるとProを選んで正解だったといえますねぇ。もちろん1gでも軽いほうが助かる方もいらっしゃるでしょうし、(私のような背信者ではなく)真にAirが好きな方はProと迷う余地もありますまい。

さすがに11インチAirと比べれば両者ともズッシリきます。以前よりラインナップが整理されたことはいい傾向だと思いつつも、MacBook 12インチを無くして正解だったかは疑問の残るところ。あるいはAirをさらに軽量化し、Proと明確に線引きできれば余計な迷いも払拭できそうです。

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関連記事 関連記事:

MacBook Air(Late 2010)の後継にMacBook Pro(2019)13インチ 1.4GHzを選ぶに至った過程と理由。(2019/11/26)

13インチMacBook Pro(2019)エントリー機が突然シャットダウンする問題、解決法に一部難あり。

コメントにて教えていただきました。『13インチMacBook Pro(2019)エントリーモデルに突然シャットダウンする不具合。公式サポート文書が公開 - Engadget 日本版』とのことで、ズバリ私の機種が該当したざますよ。

mbp2019_14_shutdown_issue01.gif
Appleのサポート文書はこちら

バッテリー残量が90%未満の状態で電源アダプタを差し、スリープさせること8時間。macOSの最新バージョンに更新すれば出来上がり〜だそうです。レシピは簡単なのですが、すでに各所で言及されているとおり、最後の「macOSの最新バージョンに更新」がMojaveを維持したいユーザから反発を受けている模様。そらそーですわな。

今のところ私のMacBook Proでは再現されていないはずですメイビー。症状からしてSMC(を内包したT2チップ)のバッテリー容量誤認識と思われます。ただ、SMCをリセットしても治らなかった旨の報告もあるそうで、ちと厄介かもしれませんね。

なお、T2チップ搭載MacのSMCリセット方法がこちらの一番下に載っています。

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なによりバックアップは重要です。

MacBook Proの未知のポートに対応するため、Anker製USB-C変換ケーブルとPowerExpand+ハブを入手。

先日触れたように、MacBook Proは私の所有する全デバイスで初のUSB-Cポートを搭載してくれちゃいました。バックアップHDDすら繋げられず「今そこにある機器の危機」的状況ゆえ、マシン本体とほぼ同時に2アイテム購入しましたよ。

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小さな箱が「Anker USB-C to USB-A 変換ケーブル(Amazon)」、大きな箱が「Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PD イーサネット ハブ(同)」↑ 要するに変換ケーブルとハブです。

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変換ケーブルは13cmと短く取り回しのよい品で、だいたいはこちらで済みそう。ハブは7ポートもあり、そこそこの大きさです↑ ところでAnkerは価格帯によるのか、両者のクオリティに相当な差が……ま、まぁ、機能が万全であればいいのですっ。

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ハブの色はスペースグレイ風ですが、MacBook Proより明らかに濃いですね↑ ポートの挿抜に違和感はありません。ケーブルの曲がり具合はハブのほうがずっとしなやか。

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ハブには持ち運びを考慮したであろうポーチも付いてきます↑ タイトな造りながら、変換ケーブルも一緒に収納できました。

ハブが1つあれば十分かもしれませんが、確実にバスパワー駆動したい周辺機器のことを考えて変換ケーブルも調達した次第です。またハブ選びについては、自分の知っているメーカー・Ethernetポート搭載などの点で一気に絞られました。私のポータブルマシンは代々、ネットワーク管理を否応なく担当せねばならないもので。

ただ、USB-Cポートを持つ周辺機器ってまだ少ないことに驚きましたよ。私もそれほど浦島太郎ではなかったようで安心しました。いやむしろ、ロジクール UnifyingレシーバーのUSB-Cバージョンを早急にリリースしてほしいところです、えぇ。

Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PD イーサネット ハブ【4K対応HDMI出力ポート / 60W出力 Power Delivery 対応USB-Cポート / 1Gbps イーサネット / 2つの USB-A ポート/microSD & SDカード スロット搭載 】 MacBook Pro 2017 & 2018 / ChromeBook 他対応
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Touch BarにDockを表示する「Pock」を試用。Touch Barカスタマイズ入門に最適だが……。(2019/12/02)

Touch BarにDockを表示する「Pock」を試用。Touch Barカスタマイズ入門に最適だが……。

控えめにいってもTouch Barを持て余しつつあるトビですが、遊ばせるのももったいないので無料のユーティリティ「Pock」を試しました。

mbp2019_14_11.jpg
スクリーンショットが細長いっ。Pockと標準のControl Stripを同居するよう設定↑ Dockにアイコンをたくさん並べない私みたいなタイプに最適かもしれません。最大のメリットは、13インチモデルの限られたデスクトップ領域からDockぶんを追い出せることに尽きるでしょう。大切なescキーの表示/非表示も含まれています。

また、controlキー2度押しでPockと標準表示をトグルできますから、特定のアプリケーションソフトでは専用のTouch Bar項目に切り替えるといった場合も一瞬ですね。

Touch Barカスタマイズにおいては、最も簡単かつ効果の実感できる小品だと思います。オレ様仕様にがっつり弄りたい方はBetterTouchToolをどうぞってな具合でしょうか。

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一点難を挙げれば、escキーの位置がズレること↑ 仕様上、Pockをオフにする左端のバッテンマークは消せないでしょう(もし消せるなら教えてくだせぇ〜)から、キー1個分右に動くのは致し方ありません。また、ログイン項目には入っているのにログイン時に自動起動しません。これはBug報告があるようです。

※2019/12/03追記:ログイン時に起動しない問題は、アプリケーションソフト本体がダウンロードフォルダに入ったまま利用するという超初歩的ポカミスが原因でした。訂正します、すみません。

しかしまぁなんつーか、便利には違いないものの……ハードとソフトのリソースがたっぷり注ぎ込まれたであろう目玉機能にDockごときを映すなんて……技術の無駄遣いを意識せずにはいられませんネっ。

なお、Touch Barのスクリーンショットは「command + shift + 6」だそうです。

最新モデル Apple MacBook Pro (13インチPro, Touch Bar, 1.4GHzクアッドコアIntel Core i5, 8GB RAM, 128GB) - スペースグレイ
最新モデル Apple MacBook Pro (13インチPro, Touch Bar, 1.4GHzクアッドコアIntel Core i5, 8GB RAM, 128GB) - スペースグレイ
Touch Barを試せる最も安価なMacとしても、MacBook Pro 13インチのエントリー機は最適です。

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CatalinaのMacBook Pro(2019)にて、新規導入や乗り換え、アップグレードを施したサードパーティ製ソフトたち。: パワーリンゴ(2019/12/15)

MacBook Proの未知のポートに対応するため、Anker製USB-C変換ケーブルとPowerExpand+ハブを入手。: パワーリンゴ(2019/12/04)

MacBook Pro 13インチ 1.4GHz にたっぷり含まれた極私的「初」を列挙してみる。: パワーリンゴ(2019/11/28)

40年の時を超え、乗工社「木曽ボールドウィン(初代)」製作記、全10回のまとめ。

< まだサイドロッドの前後を直していない = である調 >


「可能な限りの完全素組み」を製作ポリシーに掲げたおかげか、10回で完結したのは我ながら僥倖であった、褒めて進ぜよう(は?)。まぁ、後半から駆け足になった気がしないでもないわけじゃないってゆーかー。気を取り直して、以下にまとめるぞっ。

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言い訳
40年の時を超え、乗工社「木曽ボールドウィン(初代)」製作記その1。敬意を表して完全素組みの大方針。(2019/11/11)

ひたすら真鍮工作
40年の時を超え、乗工社「木曽ボールドウィン(初代)」製作記その2。手すりの表現と、不親切甚だしい説明書。(2019/11/12)

40年の時を超え、乗工社「木曽ボールドウィン(初代)」製作記その3。給水管が入らず冷や汗、ともかくキャブ回り完成。(2019/11/13)

40年の時を超え、乗工社「木曽ボールドウィン(初代)」製作記その4。主台枠の奇跡とシリンダーの地獄。(2019/11/15)

40年の時を超え、乗工社「木曽ボールドウィン(初代)」製作記その5。思い込みで心臓部を削りすぎ、心が折れるの巻。(2019/11/18)

40年の時を超え、乗工社「木曽ボールドウィン(初代)」製作記その6。蒸機工作の華、ボイラー回りが最も簡単で拍子抜け。(2019/11/19)

40年の時を超え、乗工社「木曽ボールドウィン(初代)」製作記その7。メインロッドの屈曲とクロスヘッドのスライドに神経集中……で今ごろポカミス発覚。(2019/11/21)

瞬殺色ぬり
40年の時を超え、乗工社「木曽ボールドウィン(初代)」製作記その8。2日で終わった塗装と、各所に散らばるチャームポイント。(2019/11/24)

楽しい木工〜完成
40年の時を超え、乗工社「木曽ボールドウィン(初代)」製作記その9。コールバンカーにバルサ製「薪ユニット」を落とし込み、最終調整ののち完成!!(2019/11/27)

オマケ付き写真特集号
40年の時を超え、乗工社「木曽ボールドウィン(初代)」製作記その10。写真特集 + キャラメルモーターの走行動画付き。(2019/11/30)

特撰 森林鉄道情景 (鉄道・秘蔵記録集シリーズ)
特撰 森林鉄道情景 (鉄道・秘蔵記録集シリーズ)

40年の時を超え、乗工社「木曽ボールドウィン(初代)」製作記その10。写真特集 + キャラメルモーターの走行動画付き。

< 昔組んだPUは今でもちゃんと走る = である調 >


毎度お馴染み写真特集号だよ。今回もオマケの動画付きだぜベイベー。

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独特のプロポーションが的確に再現されていると思うよ↑ 78年発売の初代ゆえ、ずいぶんあっさり風味に映るけれど、ディテール濃度に偏りがなく「これはこれでアリ」だな。

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背後からの眺めもそれっぽく決まっている↑ やはり手すりやハシゴを線材で作って正解だった。それにつけてもキャブ内のモーターが目立つなっ

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この角度から見下ろすと、なかなか堂々としたアメロコの風情を感じる↑ 集電ブラシのない非公式側のほうが見た目はよろしい。

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足回りはプレート輪心がリアルとは言い難いものの、「古い模型」という視点ならば許せちゃうのだ↑ アバターもエルボーちゃう、あばたもえくぼ。それに、あずき色の火室が素敵なアクセントじゃないか。

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裏側をチェック↑ ネジ1本でぶら下がっている従台車を取り外しても、動輪2軸で走行可能な重量配分となっている。

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他の機関車とサイズ比較↑ へっつい」や産業用内燃機と較べればさすがに大きいのぅ。ちなみに乗工社HOナローは、大きなキャラメルモーターに合わせてサイズやスタイルがデフォルメされた製品も少なくない。幸い本機は広いキャブにモーターがうまく納まり、サイズのデフォルメは最小限のようだ。

ここでOLYMPUS TG-5による動画をお届けしよう。40年の時を経て完全素組みされたキャラメルモーター駆動をご覧あれ。

当初危惧していたよりずっと普通である。たしかに起動電圧が高くて発熱も多く、そのわりにパワーがイマイチ。とはいえ毛嫌いされるほど酷い代物かというと……うーむ、中学生でも動かせたPUを含め個人的には悪い印象を持てないなぁ。ま、ベテラン様からすれば「2つくらいではわからぬわ」ってとこか、さよか。

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以上。ミスを連発したものの、古き良き時代の乗工社バラキットは総じて組みやすかった。説明書の不親切ぶりには呆れたけれど、慎重に仮組みすれば防げたミスが大半だわ。まだまだ精進せねばっ。

私が見た木曽森林鉄道
私が見た木曽森林鉄道
ボールドウィンの後釜がキャブフォワードこと酒井DBT10(C4型)。

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40年の時を超え、乗工社「木曽ボールドウィン(初代)」製作記、全10回のまとめ。(2019/12/01)

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MacBook Pro 13インチ 1.4GHz にたっぷり含まれた極私的「初」を列挙してみる。

今回ゲットしたMacBook Proは、私にとって色々と「初」な事柄が含まれていて新鮮味あふれるマシンです。以下に主だったものを列挙しますね。

・初めてのMacBook「Pro」。
・Macでは初となる整備済製品。
・起動音が鳴らない初めてのMac。
・Macでは初のRetinaディスプレイ。
・初対面のUSB-Cポート。
・初Touch Bar。
・リンゴマークが光らない初めてのポータブルMac。


細かい点も挙げ始めたらキリがありません。

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まずネガティブな点から。リンゴマークが光ろうが光るまいが、自分からは見えないのでわりとどーでもよかったりしますが、起動音が鳴らないのは想像以上に違和感を覚えましたよ。なにせ、ディスプレイを開けるだけで起動するため、心の準備が整わないままログイン画面に到達してしまいます。起動音をオフにするオプションを用意するのならまだしも、まるっきり廃止せねばならなかったのか疑問が残ります。

さて、こんなサイトを長らく続けておきながら「初のMacBook Pro」とはこれいかに?ですね。理由は簡単で、PowerBook G4 12インチ以降その時点で最小(最軽量)のポータブルMacばかり選んできた結果です。具体的にはMacBook(Late 2007)黒、MacBook Air(Late 2010)11インチの計3台にすぎませんが。

ポータブルMacを現行品に新調すれば、RetinaディスプレイやUSB-Cは必ず付いてきます。さすがRetina、文字が見やすいっ。率直なところRetina非対応のソフトウェア資産をたくさん持っているせいで、個人的に歓迎一色とはいえませんでした。でもCatalinaが32bitのレガシーを拒絶し、すんなり受け入れられる結果となったことは皮肉かもしれません。そうそう、プリインストールのMojaveから即刻Catalinaへアップグレートしましたよ。

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で、最も戸惑うTouch Bar。日本語入力にファンクションキーを用いないためか、喫緊の問題は生じておりません。今はまだ、表示が目まぐるしく変化して「楽しいなぁ〜」と眺めている時期です。ただねぇ……MacBook Pro 16インチにてescキーのみ独立した理由がわかりましたよ。従来機も、他の領域は「Appコントロール」のままescだけ常時表示するオプションが欲しいところ。

USB-Cに関しては、同ポートを備えた周辺機器が皆無の状況ゆえコメントしかねます。手持ちのデバイスをつなげる際は変換ケーブルが欠かせません。電源ポートがMagSafeでなくなった件も踏まえれば「不便」と一言でコメント可能ですが、もうI/Oポートの変遷なんて再三味わってきましたからねぇ〜。USB-Cの未来に託すのみです、ハイ。

New Apple MacBook Pro (16インチ, 16GB RAM, 512GBストレージ) - シルバー
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Force Touchトラックパッドやキーボードのバックライトも初。前者の擬似クリック感は何度体験しても不思議っ。

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