ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その11。下回り最難関のシリンダーブロックを切り抜け、主台枠完成。

< シリンダー外板下部の丸めが地味にうっとうしい = である調 >


エンジン側下回りの最難関は、誰がなんと言おうとシリンダーブロックに決まっている。これがロストワックス一体成形だったら……は禁句か、さよか。

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「ペーパークラフトかよ!」と突っ込まずにはいられない展開図だな↑ どの面が表になるか裏になるか頭の中で何度も折り曲げシミュレーションを重ね、意を決して本番に挑む。

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説明書があいかわらずの調子だから、引き続きNゲージ蒸気機関車様の記事をバイブルとする↑

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誰かの参考になればと思い、折り畳み途中の状態を作ってみた↑ ステンレスよりマシとはいえ、180度曲げ直すとなると高確率で折れるだろうから一発勝負っ。

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ピンボケですまんのぅ。幸いというかさすがというか、箱にできれば全ての面が過不足なくバッチリ決まる↑ 合いが良すぎて、歪んで組み上げるほうが難しいほど。中央の穴は先台車固定用。余裕があれば裏打ちしてからタップを立てたい。

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シリンダーブロック背面に、ロスト製のバルブスピンドルガイドとステンエッチングのスライドバーをハンダ付けする↑ 後者は前面の穴まで突き通せるため、思いのほか位置決めが簡単。問題は前者だ。座りがイマイチ安定せず、微妙に傾いてしまう。コテ先を当てたままグリグリやっていると、せっかく組んだシリンダーブロックのハンダまで溶かしかねない。「少し動かしては冷ます」を繰り返した末、どうにか許容できるところで打ち止めとした。そうでもなきゃ永遠に終わらんわ。

また、今のうちにスライドバーのコバを磨いておくべきだ。主台枠へシリンダーブロックを固定すると、モーションプレートとスライドバー先端のクリアランスがほとんどなくなってしまう。私の場合、サンドペーパー1枚を通すのがやっとで、無駄に苦労した次第。

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シリンダー排水弁は説明書どおり、持ち手ごとハンダ付けすると楽ちん↑ 特に、上記で悪戦苦闘した結果ハンダが溶けて開いてしまったR部分を、排水弁ごと抑えつつ一緒に固定することもできる。現にそれで成功した。

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最後にシリンダーブロックを主台枠と合体するのだけれど、上回りのランボードとぴったり合わせるため、上・下回りをネジで仮組みした↑ この状態でシリンダーブロックと主台枠をハンダで仮止めする。

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再度バラして内側から完全に固定する↑ そうそう、エッチング山折り箇所にできる突起の削り忘れに注意。これまで触れなかったが、私は基本的に全ての突起を削り落としている。

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これにて主台枠の出来上がり〜↑ おっと、牽引力増強装置に関しては後ほど記す予定でござる、ござるよ。

ライト 中タップ M1.4×0.3
ライト 中タップ M1.4×0.3
セルフタップのみで本キットを組むのは無理と言い切っておこう。

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