ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その9。ステンレスエッチングに苦しみつつもランボード下の小物をやっつけ、エンジン側上回りがいったん完成っ。

< 折れたエッチングの修正も厄介だが、線材で自作するよりはマシ = である調 >


淡白に進めているつもりだが、当製作記の連載回数が恐ろしいことになりそうでチョー不安。

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公式側キャブ床下は、複雑にエッチングされた空制関係の配管パーツを取り付ける。ここでもやっちまったぜ! 180度折り返し、最後にヤットコでぎゅっと締め込んだ途端……ポロリと折れた↑ ホントにもう、ステンレスエッチングの粘りの無さときたらっ。たしかに強度面で素晴らしく有利なことは認めるよ。でもハンダ付けしにくいわ、折り曲げで破断しやすいわと終始ヒヤヒヤさせられる

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どうにかフォローして床下に固定↑ 寸法どおり作れていれば、本配管と非公式側給水管が概ね同じ高さに仕上がり、縦雨樋に代わって上回りの新たな足となる。なお、ごちゃごちゃした配管の中央に開く穴は、ホワイトメタル製の分配弁を接着するためのもの。

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コンプレッサーより前の空気管もステンレスで、ビビりながらゆっくり折り曲げていく↑ ひょっとすると、個体差でエッチングが深すぎる板に当たってしまったのかも。

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忘れぬうちにロスト製の泥溜めを取り付けておく↑ RM LIBRARYの写真をチェックした範囲では、15号機のみ泥溜めが非公式側に装備されているな。

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非公式側は、給水ポンプから給水温め器に向かう配管ひとつだけ。ついでにエアータンクもハンダ付けしちゃう↑ この配管も当然のごとくステンエッチングでねぇ、ランボード取り付け部があっさり折れた……90度の曲げで普通折れたりするぅ? 仕方なく裏からハンダ盛りしたけれど、納得いかんなっ。

エアータンクの取り付けについて。タンク裏側の足をできるだけ短く切断し、ランボード裏を綺麗にキサゲて抵抗なくはまるようにする。その後ハンダを流して完了だ。すんなりはまらないからといって、くれぐれも配管を外側へ押し広げることのないように(むろん、やりかけたさっ)。

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公式側エアータンクも同様↑

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ここでフロントデッキのつかみ棒を付ける↑ 同社のつかみ棒は工作精度が非常に高いのか、座りが安定していて想像よりずっと真っ直ぐに立てやすく感じるのぅ。

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火室下部は塗り分けを考慮して別に組んでおく↑ 非公式側はL字に曲げたφ0.8真鍮線を植えて罐水の吹き出し管を表現。

以上をもってエンジン(機関車本体)側上回りの工作をいったん完了とする、ヤッタネ! 兎にも角にも時間がかかるわー。手順の関係で後回しにしたパーツもわずかに残るのみ。しかし、これからエンジン側下回りを組み立てて、テンダー上回りに動力と……まだまだ先は長いっ。

goot 逆作用ピンセット 小 TS-16
goot 逆作用ピンセット 小 TS-16
ハンダ付けに欠かせない逆作用ピンセットだが、ステン用フラックスの多用によりハンダメッキしてしまった。

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