懲りずに……BUFFALOの外付け4TB HDDを購入。直方体デザインのみが決め手。

外付け3TB HDDが危機的状況に陥った(ことを手遅れに近い段階で気づいた)ため、急遽データの退避先としてBUFFALO 4TB HDDを調達しましたヨ。

学習能力ゼロといわれれば返す言葉もありませんが、ストレージを大幅に整理するいい機会かもしれないと考えての選択です。つまり、これ一台では終わらない可能性があったり……。

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あいかわらず魅力に欠けるデザインではあるものの、オーソドックスな直方体ボディを維持している点が決め手です↑ 最廉価クラスなら、信頼性の面で少しはマシそうなWestern Digital(WD)を選びたかったのです。しかし設置場所の都合上、普通の直方体デザインでないと収まらないんですね。

もともと私はWDで痛い目にあった過去があり(ただしLaCieのケースが犯人の可能性も非常に高い)、つい最近も『WDのNAS向けHDD「WD Red」の記録方式が「RAIDに不向き」な仕様にこっそり変更されていたことが判明 - GIGAZINE』なんて記事が現れたばかり。一方で、最も信頼を置いていた日立が同社に買収されて久しく、WDに対する感情は非常に複雑なものがあります。

いずれにせよ、もう一台導入するとなれば「WD Blueのドライブ + 外付けケース」の組み合わせですかねぇ。

今、旧3TBから新4TBへのデータ移行を進めていますが……ちょっと無理かも。なにせ読み出し速度がUSB 1.1の2倍くらいですから、終わりが見えません。

WD デスクトップHDD 4TB USB3.0 WD Elements Desktop 外付けハードディスク / WDBBKG0040HBK-JESN 2年保証
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安価なHDDは本当にギャンブルですが、さすがに同社製が入っているであろうWDをお勧めしておきます。

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壊れかけのBUFFALO外付けHDDを分解。中身は……予想を裏切らぬSeagate。: パワーリンゴ(2020/05/06)

まだ終わらないHDD引越しと、気になって仕方ないドンキの「NANOTE」。: パワーリンゴ(2020/05/04)

Western Digitalなどが瓦記録方式(SMR)のHDD製品情報を公開。「A」ではなく「R」ならCMR?: パワーリンゴ(2020/05/02)

気づくの遅すぎ……BUFFALOの外付けUSB 3.0 3TB HDDの読み書き速度がとてつもなく低下。: パワーリンゴ(2020/04/27)

気づくの遅すぎ……BUFFALOの外付けUSB 3.0 3TB HDDの読み書き速度がとてつもなく低下。

いや、最近遅いなぁ〜と感じてはいたんですよ。Mac mini(2014)と同時に運用を始めたBUFFALOのUSB 3.0接続3TB HDD。以来、酷使を続けて6年目となりますが、とりあえず読み書きはできるしSSD全盛のご時世にHDDが遅く感じるのは当たり前だろうと楽観しておりました。

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で、決定的だったのが500GBのディスクイメージを当HDDに作成したとき。たしかにサイズが大きいとはいえ、完了まで12時間以上もかかったのです↑ ディスクイメージゆえ連続した領域が必要だったのかもしれず、デフラグのような再配置が実行されていた可能性はあります。それにしたって12時間はなかろうと、ようやくディスクスピードを測ってみることに。

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「なんだこれ?」……書き込みはまだしも読み込みが一桁MB/s↑ 何度計測しても読み込みが二桁になりません。書き込みはまれに30MB/sに到達します。どちらにせよUSB 3.0どころの話じゃないですねっ。

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接続の経路がマズいのかと、同じHUBに繋がっているLaCie USB 2.0 2TB HDDの速度も測ったところ、読み書きともコンスタントに30MB/sを超えるまずまずの結果↑ BUFFALO 3TBに原因があるのはほぼ確定でしょう。

過剰に負荷をかけるのが恐ろしくなり、今はFirst Aidすら使えません。潔く新しいHDDを発注しましたが、無事にデータを移し終えることができるか不安ですねぇ。

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選んだのがまたしてもBUFFALO。懲りない馬鹿だと思われるでしょうが、ちょっと思うところがありまして……。

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懲りずに……BUFFALOの外付け4TB HDDを購入。直方体デザインのみが決め手。: パワーリンゴ(2020/04/29)

BUFFALOのUSB3.0 3TB外付けHDDを買う。痛恨のミス、本体に電源スイッチがない!: パワーリンゴ(2014/11/09)

MacBook Pro・AirのTouch ID ボタンを長押しすると電源が切れてしまうの巻。そもそもシステム終了関連のショートカットが無い?

「何を今さら!」ですかそーですか。Touch ID 搭載のMacBook Pro・Airには電源を入れる方法がたくさんあるため、Touch ID ボタンをわざわざ押す機会がほとんど無かったのです。Touch ID を利用するときは、ボタンの上に指を載せるだけでOKですし。

また、使い終わって電源を切る習慣も消えかけています。「ホント、利便性には勝てんな」と今じゃすっかりスリープ派に傾く始末。ただ、せっかく物理機構のボタンを有しているので、起動中に長押しした際の挙動でもチェックしておくかと超お気楽に試したのですよ。

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で、Touch ID ボタンを長押しした結果……パツンと切れましたスリープじゃありません、電源が落ちました、マジっすか!

サポート文書を見ると、
旧型の Mac ノートブックとは違い、MacBook Pro や MacBook Air の Touch ID を長押ししても、「再起動」「スリープ」「システム終了」のオプションがあるダイアログは表示されません。これらのオプションは Apple メニューにあります。Mac が反応しなくなった場合は、Touch ID を 6 秒間押したままにして、強制的にシステム終了することができます。この場合、保存していない作業内容は失われるので注意してください。

ですって……じゃなくて先に読めよっ。

Appleは電源ボタンに関する挙動を平気で変えてくるから困ったもんです(責任転嫁)。Touch ID 非搭載機はOSのアップグレードで変更が入り、最終的に「短い押し:スリープ、長押し:ダイアログ表示、もっと長押し:強制終了」となっているはずです。一方Touch ID 搭載機は、ダイアログを出したり直接再起動/システム終了するキーボード・ショートカットが用意されていない模様(ProならスリープボタンをTouch BarのControl Stripに追加できますが)。

このへんはまだ十分に調べておらず、ひょっとすると方法があるのかもしれません。ただ、古くからのマックユーザなら手が覚えているであろう「command + control + 電源ボタン」での強制再起動も機能しないことは確認しました。

ともあれ、古いポータブルMacから最新機に乗り換えた方は、電源ボタンを長押ししてもダイアログが出ませんのでご注意ください。

MacBook仕事術!2020(Catalina対応・最新版!) - 河本 亮, 小暮 ひさのり, 小原 裕太, standards, 鈴木 文彦(snap!)
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どのキーを押しても起動するMacBook Proのキーボード掃除に「KeyboardCleanTool」を使うも……根本的にオカシイ。: パワーリンゴ(2019/12/17)

まだ続いていたっ。RICOH GR・GR II のカスタマイズサービスが5月末で終了。ドレスアップで心機一転を図る?

昨日コメントもいただきましたが、リコーがGR(2013)、GR II のカスタマイズサービスを5月末で終了するそうです。加えてK-50のグリップラバー交換サービスも終了とのこと。プレスリリースはこちら。

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GR IIもGR(2013)と同内容のカスタマイズサービスが提供されていたのですね。それでも長期に渡っており、アフターサービスが素晴らしいというべきか、単にカスタムパーツの在庫が一向に捌けなかっただけなのか、ともかく今まで続いていたことに驚きましたヨ。

個人的にはノーマルな構成で特に不満もありませんので、手は出さないと思います、たぶんきっとメイビー。ただ、長らく対象機種をお使いで少々飽きがきた方は、グリップやレンズネームリングの交換サービスで心機一転を図るのもアリではないでしょうかね。

注意すべきはシャッターボタンアジャストサービスでして、送付不可の窓口受付のみ。このご時世なかなかリスキーですが、たしか受付に用意されたテスト機で事前にフィーリングを体験する必要がある(+ 施工後のチェックも)ためだったかと思います。

RICOH デジタルカメラ GRII APS-CサイズCMOSセンサー ローパスフィルタレス 175840
RICOH デジタルカメラ GRII APS-CサイズCMOSセンサー ローパスフィルタレス 175840
GR III 発売後もGR II は併売されてきましたが、いつの間にか生産終了製品に区分されています。

重いiPad Pro用「Magic Keyboard」、存分に活用できるユーザが限られそうな予感。

発売が前倒しされたiPad Pro用の「Magic Keyboard」。iPad本体が宙に浮くようなデザインで注目されましたが、購入者から「重い重い」との声が少なからずあがっていますねぇ。

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あいかわらず購入ページには、質量をはじめとする細かな仕様が載っていません↑ ま、Appleのアクセサセリ製品は皆こんな調子ですけれど。

Magic Keyboard+iPad Proは高価だが、圧倒的な快適さで過去のキーボードケースを遥かに凌駕する(西田宗千佳) - Engadget 日本版』のレビュー記事がよくまとまっています。私のMacBook Pro(2019)1.4GHzが実測1.347kgなので、12.9インチiPad Pro + Magic Keyboardとほぼ同じ。そら……重いわ。

なお、11インチiPad Pro + Magic KeyboardはMacBook Air 11インチとほぼ同じ質量になる計算です。

その重さに甘んじても多々ある見返りのうち、従来のキーボードカバーと決定的に違う優位点が文字どおりのラップトップ、すなわち膝の上でも安定して使えることでしょう。確かなヒンジに加え、後ろへの転倒を防ぐパームレストの存在が大きいですね。

過去に紹介したInatek キーボードカバーもラップトップで使えるものの、転倒の不安を払拭するには至らず、ほとんど机に置いているのが現状です。

とはいえ、キーボード面を反転させてタブレットモードにすることもできないMagic Keyboardは、存分に活用できるユーザを選ぶ製品といえるかもしれません。率直にいって、13インチ以下のMacBookシリーズとの併用は現実的でないと思います。発表時に述べたように、モバイル環境をiPadのみで完結させる執念をお持ちの方こそが、タブレット端末のハードウェア面における懸案だったテキスト入力周りを解決するアイテムになり得るのではないでしょうか。

個人的には、素直にキーボードのみをMagic Keyboardと同仕様(といってもバックライトまではいらんでしょう)にアップグレードしたSmart Keyboard Folioで十分な気もします。

Apple Smart Keyboard Folio (11インチ iPad Pro 用) - 日本語
Apple Smart Keyboard Folio (11インチ iPad Pro 用) - 日本語
私がiPad Proを買うなら、11インチモデルにSmart Keyboard Folioの組み合わせを選びたいですね。

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新型iPad Proとトラックパッド付き「Magic Keyboard」を見て、13インチ未満のMacBook登場を諦める。: パワーリンゴ(2020/03/20)

大連載、ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記、全22回のまとめっ。

< 製作も連載も1ヶ月かかったぜぃ = である調>


全22回の製作記もついに完結した。後半以降は文章の劣化が手に取るようにわかるし、こんな大連載は本当に空前絶後としたい。ともあれ以下にまとめておこう。

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〜 前口上 〜

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その1。恐るべきキット全容と、なぜ「C54」なのか。(2020/03/21)

〜 エンジン上回りの組み立て 〜

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その2。まずは、大きな窓がステキなキャブを組む。(2020/03/22)

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その3。難関のランボード折り曲げと、給水温め器の配管に個性を演出。(2020/03/23)

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その4。ランボード・ボイラー・キャブ合体でアホみたいなミス。(2020/03/24)

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その5。ランボード上に小箱を載せ、パイピングスタート。(2020/03/25)

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その6。パイピング、パイピング、パイピング!(2020/03/29)

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その7。ボイラーを跨ぐ冷却管とハシゴを経て、ランボードより上のパイピンク完了っ。(2020/03/30)

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その8。緊張のデフ工作と、床下パイピングの始まり。(2020/03/31)

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その9。ステンレスエッチングに苦しみつつもランボード下の小物をやっつけ、エンジン側上回りがいったん完成っ。(2020/04/01)

〜 エンジン下回りの組み立て 〜

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その10。下回り開始。立派な主台枠と、ややこしいエッチング折り紙細工。(2020/04/02)

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その11。下回り最難関のシリンダーブロックを切り抜け、主台枠完成。(2020/04/03)

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その12。先台車・従台車の組み立てと、ええ加減なステップ加工。(2020/04/04)

〜 テンダーの組み立て 〜

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その13。テンダー上回りは倍速進行。加えて、牽引力増強装置を組み込む。(2020/04/05)

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その14。取り付け方に疑問の残るカプラーホルダと、削って削りまくる石炭ウェイト。(2020/04/06)

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その15。ダミーカプラーのゆううつ。仮組みを経て生地完成っ。(2020/04/08)

〜 塗装 〜

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その16。黒一色ながら細部の塗り潰しに手間のかかる塗装と、鬼門の空気作用管。(2020/04/11)

〜 動力の組み立て 〜

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その17。簡単・確実に組み上がるテンダー動力。(2020/04/12)

〜 エンジン足回りの組み立て・仕上げ 〜

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その18。苦手なエンジン側足回り。メインロッドの屈曲にハマる。(2020/04/13)

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その19。窓セル・ナンバープレート・カプラーほか小物を取り付けて……ついに完成!!(2020/04/14)

〜 写真特集号と追記 〜

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その20。写真特集号第一段は単機をじっくり。(2020/04/16)

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その21。写真特集号第二段、中村精密やKATOと並べる。(2020/04/18)

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その22。強度、質量、牽引力増強装置の効果などなど追記。(2020/04/20)

鉄道模型趣味 2020年 05 月号 [雑誌]
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ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その22。強度、質量、牽引力増強装置の効果などなど追記。

< 頼むから組み終わった車両の収納箱を再販してくれぃっ = である調>


最終回は、いくつか追記したい事柄を箇条書きでお届けする。またぞろ激しく勘違いした内容があるかもしれんので、そのときは優しくご指摘いただけると幸いだ。

「予想に反して全体の強度が高い」

ペラいエッチング主体ゆえ、完成後も「取り扱い厳重注意」なヘナヘナ感を想像していたが、さにあらず。たいへんカッチリと組み上がるのだ。リン青銅やステンレスの素材配置が巧みだったり、剛性にも十分配慮して設計されているのだろう。同社キットに関しては、これまで素朴なHOナローばかり選んできた手前、パーツ密度の差が影響していることも考えられる。

「エンジン 35g、テンダー 60g」

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エンジンの質量は35g↑ ハンダをたっぷり流してキサゲで挽回を図る(ダメな)タイプだから、作り方によって多少の差が出るだろう。

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動力ユニットが載るテンダーは60g↑ 山盛りの石炭ウェイトが効いているなっ。またその14にて、ウェイトを増量できそうなスペースについて触れた。頑張れば10gほど足せるかも。

「牽引力はそこそこ、エンジン側の集電が欲しい」

したがって本機は実質「常に35gの付随車を伴った60gのD型機関車」であり、平坦線ならプラ客車15両を難なく牽引できた。ただねぇ……やはりエンジンが単なるお荷物でしかない点が気分的にビミョー。中村精密のごとく巨大集電装置の役割でも担ってくれればなぁ。そもそもC54に過剰な牽引力を求めるほうがオカシイか、さよか。

ちなみにダイキャスト輪心の動輪は、輪心とタイヤの間にプラの輪っかがはめ込まれたタイヤ絶縁となっている。

「牽引力増強装置というよりスタビライザー?」

すでに同社は「牽引力増強装置」と呼んでおらず、試しにテンダーへ引っ掛けたときの重量増加を測ってみたら3gだった。たかが3gされど3gってもんだが、たしかに名前負けの感は否めない。どちらかというと、エンジンとテンダーの連結を安定させたり、テンダーの推進力をエンジン中央付近に導いたりするスタビライザー的役割が期待されているのかもしれない。

*****

こんなところかな。もちろんプラ完成品よりは慎重に扱うべきだろうけれど、飾っておくだけではモッタイナイ。臆せず走らせてやろうじゃないかっ。え?壊れたら?……そりゃ、そのときに考えようぜっ。

光 純鉛 貼るだけ50mm×1m KGZ-51 1枚入
光 純鉛 貼るだけ50mm×1m KGZ-51 1枚入
一切保証はできないけれど、10g程度の増量なら洋白製の動力ユニットも余裕で耐えうるはず。

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大連載、ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記、全22回のまとめっ。: パワーリンゴ(2020/04/21)

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その21。写真特集号第二段、中村精密やKATOと並べる。: パワーリンゴ(2020/04/18)

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その21。写真特集号第二段、中村精密やKATOと並べる。

< Nゲージほど小さくなると、正しく浮いた配管よりモールド表現のほうがリアルに見えることも少なくない = である調>


写真特集号第二段は、他の車両と並べて見ていこう。自分のへっぽこ腕を棚に上げて辛口風味な持論をぬけぬけと展開するあたりは、全部「ネタ」と軽く流していただきたい。

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相性抜群のダブルルーフ旧型客車を牽かせてみた↑ そりゃ過渡期のデザインゆえ、何を繋いでも似合うと言われればそれまでだ。テンダードライブという先入観を持っているので単機では気にならなかったが、編成を組むと山盛りの石炭ウェイトがちょっと異様かも。

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その1で触れた中村精密(ナカセイ)のC54と↑ 両者の間には40年近い月日が流れている。さすがに素朴かつ大味な中村精密が現在の製品とためを張るのは無理ってもんだけれど、純粋に模型として見た場合の魅力は今もって衰えない。

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キャブ回りの比較↑ ワールド工芸はもう100点でええじゃろ。対する中村精密だって負けてはいない。かようにシンプルな造形で、C54のキャブにしか見えないモノを作る技量がすごいと思うわ↑ なお『鉄道模型考古学N』によれば、キャブはC53の流用らしいのだが、よくよく観察すると微妙に作り分けられているのではなかろうか。

また従台車は、C51のものを流用したとされる中村精密のほうが原型らしいディテールを保っている。つーかね、わざわざ「従台車原型仕様」を謳っておきながら、ワールド工芸の出来には首を傾げてしまうのだ。ま、原型にも改造後にも見えるおかげで、変な縛りにあわず好みのナンバーを付けられるメリットを享受しよう、そーしよう(もとより私はなにも考えずに付番した)。

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さぁて真打登場。Nゲージの一つの到達点と勝手に言いふらしてきたKATOのC12を並べる↑ 私は金属模型やその工作が大好きだし、一人でも多くの方に取り組んでほしいと願っている(だからこそ恥を晒しつつ製作記を繰り返すのだ)。しかし率直なところ……もはやディテール面でプラ量産完成品を突き放すことができない現実を痛感するよ。

なお、ワールド工芸テンダー蒸機のキット組み立て初挑戦に本機を選んだ理由の一つとして「私が死ぬまでにKATOがC54を製品化する可能性は極めて低い」点が挙げられるなっ。本キット製作中にKATOより8620の製品化が発表されたときは少し肝を冷やしたものの、それこそ待望され続けてウン十年の名機ですら今年までお預けを食ったほどだから。

写真特集号は以上。ただし、いくつかお伝えしたい事柄が残っているので最終回にまとめる所存でござるよ。

KATO Nゲージ 8620 東北仕様 2028-1 鉄道模型 蒸気機関車
KATO Nゲージ 8620 東北仕様 2028-1 鉄道模型 蒸気機関車
昔のKATOはまず標準的なスタイルを製品化してくれるイメージがあったのに、最近は違うのかなぁ。それもアクの強いシールドビーム……。

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ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その22。強度、質量、牽引力増強装置の効果などなど追記。: パワーリンゴ(2020/04/20)

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その20。写真特集号第一段は単機をじっくり。: パワーリンゴ(2020/04/16)

8筐体にA13チップをぶっ込んだ「iPhone SE(第2世代)」、防水機能もバッチリ。ベゼルは黒のみ。

ようやく登場しましたね〜。様々な憶測が飛び交いましたが、噂の本道(?)たるiPhone 8の筐体に最新チップの組み合わせが現実となりました。

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その名も「iPhone SE」。私の使っている旧SEと区別するため「第2世代」などと付与せねばならないのが少々もどかしいところです。iOSデバイスで製品ページを開くと、例のARで遊べます↑

圧倒的なコストパフォーマンスゆえ「ひょっとして防水機能がオミットされるんじゃ……」と危惧しましたが、しっかりIP67の防塵防水を維持しています。これで私が本機を買わない逃げ道ちゃう理由が無くなりましたよっ。

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一方で、もはや4インチクラスのiPhoneが今後現れる可能性は限りなくゼロになったと考えざるをえません。比較ページが用意されているものの、小型軽量を理由に旧SEを選んだ私としては、4.7インチディスプレイを強調されてもねぇ……↑ 日本と異なり、アメリカの企業(特にApple)は「大きなモノは高く小さなモノは安くて当然」と捉える風潮があるように思えます。つまり、筐体を含む完全新規設計の小型高性能機なんて期待できないわけですよ。

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ところで、発表時のカラーバリエーションが黒・白・赤の3色に絞られました。さらに画面周囲の色が黒のみで、白ベゼル好きとしてはちと残念。まぁ、旧SEのときはベゼルと本体カラーの組み合わせが好みとマッチせず悩みましたので、その点では妥協の余地がないぶん潔く決められます。

レイ・アウト iPhone SE(第2世代)/8/7 アルミバンパー+背面パネル/レッド ケース
レイ・アウト iPhone SE(第2世代)/8/7 アルミバンパー+背面パネル/レッド ケース
形状はiPhone 8と全く同じはずですが、不安ならアクセサリの購入を少し待ったほうがいいかも。

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その20。写真特集号第一段は単機をじっくり。

< 前面窓ひさしの形状に触れてはならん、ならんぞ = である調 >


お楽しみの写真特集号……だ、だだ、第一段だとぉ。

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さすがNゲージC54の決定版といわれるだけあって、文句ないプロポーションだなっ↑ あちこち歪ませながらも辛うじて組み上がったのは、ひとえにワールド工芸の見事な設計に尽きる。

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非公式側後方から↑ C54の美しさが際立つ、個人的に大好きな角度。前方でランボードが一段下がり、角が斜めに大きくカットされた小型デフの立つ先細りスタイルが、軽快さとスピード感を醸し出している。異論はことごとく却下だっ。

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公式側のパイピング↑ 接写すると……うーむ、やはり「板」感は否めないか。ディテールアップするなら、まず冷却管を線材で作り直したいところだ。ま、普段眺める距離ではほとんど気にならないというか、私の目ではちゃんと見えねぃ。

それよりも空気作用管だわな〜。危惧したとおり主張が激しいのなんのって。本機はまだ本数が少なく取り付けもアバウトな頃の蒸機ゆえ、おとなしく黒に塗るべきだった。

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非公式側の足回り↑ 綺麗に抜けたモーションプレートなどは金属ならでは。一方、タイヤと同じ黒染め処理のダイキャスト輪心については賛否が分かれそう。色の統一という点ではプラ輪心のほうが引き締まるけれど、転がりは重量のあるダイキャストのほうが良好らしいので一長一短、難しい。

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本機の特徴、低いデフと前のめりの給水温め器↑ と書きつつ、後者は端梁とほぼツライチなのが惜しい。実車図面でも前端梁より出っ張っているので、今度組む機会があれば(あるのか?)温め器を前にオフセットしたい。

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チャームポイントたる「お目々パッチリ」なキャブ側窓↑ ひさしの取り付け角度を何度もやり直した甲斐があったよっ。ひたすら自己満足の世界に尽きるものの、キットだからこそ自分好みに手を入れやすいのだ。

なお、機炭間隔が短いわりにR243で接触している気配はない(が、接触しないとは断言できない)。

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エンジンとテンダーを分離すれば、バックプレートとテンダー前妻がよく見える↑ テンダーのドローバーピンに、エンジンの横長穴すなわち牽引力増強装置の末端が乗っかる構造。

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テンダー後部のディテールも抜かりない↑ そういえば、銀河モデルの蒸機暖房用ホース(N-302)を取り付けるオプションについて説明書に記述があったわ。

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真横から全体のシルエットをチェック↑ 素晴らしいスケスケルックじゃないか……いや、ちょっと透け過ぎ? というのもその10で触れたように、C54は天地方向に高い板台枠を採用している。したがって実車の写真でも、ボイラーと主台枠の間に隙間が見えないのだ。ま、足回りの透け感が好きな私はこれで全然構わないけれど、気になったら主台枠に板を足すなどしてシルエット向上を図れるだろう。

ついでに、三角形にすこーんと抜けた第一先輪上も板材で適当に繕ってやりたい。このへんの工作は比較的気楽に取り組めると思う。

C54―悲運のパシフィック (RM LIBRARY(54)) - 四郎, 村樫, 嶢, 林, 信彦, 浅原
C54―悲運のパシフィック (RM LIBRARY(54)) - 四郎, 村樫, 嶢, 林, 信彦, 浅原
生産数が少ないのと運用線区が限られたため、細かな差異を除き形態のバリエーションに乏しい。裏を返せば、印象がほぼ一つに定まる形式といえるかもしれない。

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ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その19。窓セル・ナンバープレート・カプラーほか小物を取り付けて……ついに完成!!: パワーリンゴ(2020/04/14)

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その19。窓セル・ナンバープレート・カプラーほか小物を取り付けて……ついに完成!!

< ライトを点灯化するには、まず集電を考える必要あり = である調 >


本連載も塗装のあたりから息切れ気味だがラストスパートを決めようぜっ。

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近ごろはワールド工芸のキットも、ヘッドライトレンズをはめ込むタイプが増えているようだ。今回新たな試みとして、ケース内部をタミヤエナメルの金 + 銀色で色差しした↑ うーん、もっと金色を足すべきだったか。たしかに銀のみより光って見える気がする。この先要求レベルが上がっていけば金属キットといえど点灯化が前提となるやもしれぬ、怖や怖や。

写真を撮り忘れたが、真鍮挽物の安全弁と汽笛を取り付ける。ごく少量のゴム系接着剤で仮付けし、垂直に立たせたら瞬接を流してフィックス。

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窓セルはキャブ側面の大窓のみに入れた↑ 狭苦しいうえ、KATOよろしく「開いた窓」表現なので位置合わせがシビアだ。

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テンダーに石炭ウェイトをゴム系で接着する↑ 案の定、塗装によって接着剤が不要なほどの「圧入」状態。良い子も悪い子も塗膜の厚みを計算してパーツの擦り合わせをしよう(皆やっとるわ)。

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切り出したナンバープレートはコバを黒く塗ってみた↑ 地味ながら仕上がりに結構影響すると思う、たぶんきっとメイビー。

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細切りしたマスキングテープをガイドにして、キャブ側面にナンバーと札差をゴム系で固定する↑なんか……それぞれ微妙に傾いている気がするけれど。極小のプレート類は、先端に両面テープを貼り付けた竹串で保持すると扱いやすい(もちろん磨き出した面のみに引っ付けること)。

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煙室戸とテンダー後部のナンバープレートは水平が命っ↑ また前者の取り付け位置は、ライトパシフィックらしい小顔に見えるよう心持ち下に寄せている。こういった小技もNゲージ蒸気機関車様から学ばせていただいたわ。

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注文をつけたカプラーホルダにマグネマティックカプラーMT-7を組み込む↑ 旧態依然とした構造ながら機能性は悪くないな。この写真だとブレーキホースが近すぎてカプラー後端のリブと当たるため、後で離しておいた。私の工作がヘボかったのか、カプラー高さはスタンダードゲージより若干低い。アンカプラー線路での挙動は全くもって正常だ。

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テンダー上下をネジ止めし、台車枠も取り付けていく↑ ただねぇ、ばらつきの出やすい鋳物ということもあってか、同社のこの構造では台車枠が傾きがちで、しかも目立つのが難点。万全を期すなら、塗装前に台車枠と車輪座の組み合わせを一意に定めて、水平出しを済ませておくべきだろう。

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エンジン側の上下合体をもって、ついに落成だイェーイ↑ とにかく長かった、工作も記事も。

*****

本キットはパーツの合いが素晴らしく、各々の工作難度は決して高くないというのが率直な印象である。なによりモチベーションの維持が重要だと痛感したわ。私の場合は、パイピングの途中から単調な作業に思えてきて集中力も途切れがちになってしまったのぅ。

次回は写真特集号でござる。

レボリューションファクトリー Nゲージ C57ナンバー関西方面1  RLF120
レボリューションファクトリー Nゲージ C57ナンバー関西方面1 RLF120
N蒸機用ナンバープレートを多種手がけてくれているレボリューションファクトリーですら、C54用は無し。

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ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その18。苦手なエンジン側足回り。メインロッドの屈曲にハマる。

< ラジアスロッドはM1タップ済みでありがたい反面、周囲に歪みががが = である調 >


連載も18回目、C54の生産数を上回っちまったぞオイ。

テンダーを済ませ、いよいよ苦手なロッド回りに手を付けるのだ。テンダードライブすなわちエンジン側が無動力だからといって油断は禁物。できるだけ滑らかな回転を目指し、動力への負担を極力減らさねばならない。

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ロッド及びバルブギア(弁装置)一式↑ 要所がカシメ済みで本当に助かるわ〜。

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最新キットの特長たるダイキャスト輪心採用の動輪を組み込み、サイドロッドを仮止めする↑ ネジ式に変更されたロッドピンのうち第2動輪のものは、瞬間接着剤で固めてしまう

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が、早くも動輪の転がりがおかしいことに気づいた。よくよく確認すれば何のこたぁない、プラ製車輪押さえに付いているブレーキシューのひとつが曲がって動輪に接触していたのだ↑ 「Nゲージでお前がリアルに機能するなよっ」などと虚しいツッコミを入れつつ指で曲げ直す。

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ラジアスロッドは、先端を内側へ少し曲げてからバルブスピンドルガイドの溝へ引っ掛ける↑ 曲げ加減が難しいものの、きっちり測るより現物合わせで気楽に取り組んだほうが上手くいったな……あくまで私の場合はっ。

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いきなりクロスヘッドやコンビネーションリンク(合併テコ)が組み上がっちゃった↑ 写真が飛ぶということはテンパっていた証左に他ならねぇ、許せよ。中でも厄介なコンビネーションリンクについて、まずはラジアスロッドの穴に差し込んだ状態でラジアスロッドを気合と根性で固定コンビネーションリンクがどこにも挟まれずブラブラ動くか確認して、ユニオンリンクと連結する。ホントにもう、言うは易し横山やすし。

クロスヘッド一体のピストン棒は、心配性ゆえ少しずつ切り詰めながら様子を見たけれど、指示に沿って8mm長でカットすればジャストだろう。

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カシメ済みの加減リンク&エキセントリックロッド&リターンクランクを取り付けて、ひとまず役者が揃った↑ ダイキャスト輪心の製品は、リターンクランクをロッドピンにハンダ付けするよう指示されており、実際それがベストだと思う。ただ、塗装後にハンダ付けをあまりしたくなかった私は、まず瞬接で仮止めして各部動作をチェック。

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この段で……見事に転がらなくなった、参ったね! 幸か不幸か木曽ボールドウィンの経験が生き、「徹底した観察でもって原因を突き止める」方法が奏功。つまるところメインロッドの屈曲が大きすぎて、その形も微妙にマズかったのだ。最終的に上掲写真の曲げ具合に落ち着いた↑ 闇雲にあちこち引っ掻き回しても泥沼にハマる一方だったと思う。なんだか偉そうに語ったが「いや、誰でも当たり前にやることだろ」なんて冷静に返されてはぐうの音も出ない。

この修正作業を通して、瞬接の固着力で十分じゃんと判明したから、リターンクランクの本付けも瞬接で済ませた次第。あとは、真鍮ロスト部分に銀色を差して足回りの色を統一しておく。

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先台車はNゲージらしいシンプルな構成だ↑

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カラー・スプリング・ワッシャなどの組み込み順に注意↑

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従台車のスプリングは説明書どおり2巻カットしてネジ止めした↑ ここのスプリングテンションが強いと、逆機(後進)時に従台車が脱線しやすく感じるので。

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裏からエンジン側下回り全体を見る↑ 動力が無いぶん小ざっぱりしているな。

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最後に小さなウェイトを牽引力増強装置に接着してエンジン側下回りの出来上がり〜↑ Nゲージらしからぬ眺めに余は満足じゃ。

つーわけで、塗装後の難関もどうにかこうにか切り抜け、組み始めて以来ようやく安堵のため息をつくことができた。残る作業もあとわずかだぜっ。

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こういうデッキガーダー橋に載せると観察しやすい。

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ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その17。簡単・確実に組み上がるテンダー動力。

< 車軸穴の塗装は必ず剥がすっ = である調 >


今回は動力ユニットの組み立てがメインディッシュだが、まずは軽い前菜から始めよう。

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暗い赤に塗った火室をゴム系で接着する↑ このワンポイントが結構好きだったりする。

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従台車はスポーク車輪を入れ、車輪押さえをネジ止めして終わり↑

さぁて、ここからが動力ユニット。なお、構造が分かりやすいようイレギュラーな順番を取っているので、正攻法は例のごとくNゲージ蒸気機関車様の記事をご参照あれ。加えて、私のように動力ユニットも塗装した場合は通電の確保も忘れちゃならない。

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回転座を介して左右プレートに車輪座をネジ止めする↑ つまり台車は首振りせず、あくまで前後にゆらゆら揺れるだけだ。そして公式側車輪座に全てのギヤが組み込まれるため、それぞれの位置関係が乱れる余地はない。

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モーターをネジ止めして結線↑ 説明書では各端子を付属のリード線で結ぶこととされているけれど、公式側(写真左側)はモーター台と一体になったラグを、非公式側は明らかにラグっぽい形状のエッチングパーツをそれぞれの端子穴に差し込む単純な方法で済ませた。これまでも何度か同様に実践し、なんらトラブルを招いていない。むろん、差し込んだ線がいずれかの方向にテンションがかかるようセットする前提だ。

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N大ギヤが中心にくる位置で、ウォームを瞬接で接着する↑ そうそう、各ギヤ軸のネジ止めにはお上品にロックタイト(緩み止め)を塗布したものの、可逆分解不可な動力の場合は瞬間接着剤でガッチリ固めるのが正解だと確信する。するのだが、得てしてこの手の教訓は組み終わった段階で「あっ」と思い出すものさ。

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下から覗いたところ↑ これを撮りたかったんだよっ……というほど構造が見やすいわけでもなかった、すまんのぅ。

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2種のスペーサーを忘れずに通し、ゴム車輪の位置を確認して車輪を圧入していく↑ くれぐれも台車枠固定部を一緒に挟み込まないよう注意。

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上回りをかぶせて不具合がないかチェック↑ よし、ウォームがちゃんと逃げているな。

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ギヤ伝達の仕組みがわかるだろうか↑ 立派な4軸駆動である。また、左右の車輪座が独立したイコライザーとなってレールへの追従性に貢献しているようだ。

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プラ輪心を取り付ければ動力ユニットの完成だっ↑ 接着が基本の輪心は、適度な抵抗感になるよう少しばかりヤスってから圧入固定しても大丈夫。

以上、集電を含め本ユニットで全てが完結するため、問題点がないか試走を繰り返しておく。幸い、一発で絶好調だぜベイベー。元来私はワールド工芸の動力と相性が良いのか、組み立てや調整にさほど苦労した経験がない(輪心の位相合わせは別)。それを差し引いても、このテンダー動力は最も簡単・確実に組める部類だと思うよ。

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アロンアルファのプロ用シリーズは、その密閉パッケージが最大の魅力。

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ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その16。黒一色ながら細部の塗り潰しに手間のかかる塗装と、鬼門の空気作用管。

< Ex塗料は大容量ゆえ特段割高ではないが、撹拌しにくい = である調 >


連載16回目にして、ようやく塗装へたどり着いたよおっかさん。「へっつい」や木曽ボールドウィンで述べたごとく、黒一色で済むのが唯一の救いだなっ。

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いつもの塗装前洗浄を済ませ、まずは「いさみやカラープライマー(黒)」で下塗り↑ 本プライマーの色艶が蒸機にはイイ具合なのだ。そのまま吹き重ねて終了したい誘惑に駆られるものの、安い塗料ではないので我慢する。

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で、本塗りに用いたのが「ガイアEx-06フラットブラック」↑ ガイアのマット系はクレオスより艶消し度合いが若干弱いらしく、Nゲージ蒸機にはぴったりかなと考えた次第。

それにつけても凹凸が激しくて塗り潰しがじつに厄介だわ。エアー圧と吐出量を絞って、塗料の回りにくい箇所を重点的に吹くこと3回。ある程度で見切りをつけ、全体を吹くことこれまた3回ほど。合計6、7回重ねたというのに完璧からは程遠く……。

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空気作用管は、配管止めを黒く塗るためにマスク↑

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こんな感じに仕上がった↑ なお、火室パーツは「クレオスあずき色 + フラットブラック」の暗い赤で塗っておく。

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また、一部のパーツをいさみや常温黒染液で染めた↑ 下回りにチラッチラッと見える金色がヤな場合は、それこそ黒マジックで塗ったって効果抜群じゃろ。

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プライマーなしでフラットブラックのみ吹いたナンバープレートを磨き出す↑ 特定機を意識せずに作ってきたため、超テケトーに「C54 8(形式なし)」を選択。ご覧のように17両全機分の形式あり・なしナンバーが1枚にエッチングされているところが、少数生産機のメリットでもある。

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ナンバープレート4枚と札差2枚を切り出す↑

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さぁて塗装後の艤装に入ろう。なに?造船用語?知ったこっちゃねぇ。懸念だった空気作用管の組み込みは……やっぱり大変だぜっ↑ 要所を養生するも、あちこち擦れて寿命が縮む。どうにか前後2本とも所定の場所に通すことができれば、まず後ろ側を透明ゴム系で接着固定。配管を少しずらし、ボイラーに接着剤を塗布して配管を元の位置へ戻すのだ。

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同様に前側を接着↑ 実物の配管がヘロヘロだから完璧を追求する必要もなかろうが、ボイラーとの平行には気をつけておく。

本キットに限らず蒸機は塗装後の工程も長く続くから、モチベーションの維持がなにより大切だと痛感するよ。

ガイアノーツ Exシリーズ Ex-06 Ex-フラットブラック 50ml 模型用塗料 30016
ガイアノーツ Exシリーズ Ex-06 Ex-フラットブラック 50ml 模型用塗料 30016
なんとなく、ガイアはクレオスより乾燥時間を多めに取ったほうがいい気がする。

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ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その15。ダミーカプラーのゆううつ。仮組みを経て生地完成っ。: パワーリンゴ(2020/04/08)

「macOS Catalina 10.15.4 追加アップデート」配布。MacBook Air(2020)の問題修正あり。

最近のmacOSは「追加アップデート」が好きですねぇ。そりゃまあ、10.15.4.1などとされるのも厄介ですけれど。Appleが「macOS Catalina 10.15.4 追加アップデート」を配布しています。

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システム環境設定のソフトウェア・アップデートからどうぞ。効能書きは以下。
macOS Catalina 10.15.4追加アップデートを適用すると、Macの安定性とセキュリティが向上します。

・macOS Catalina 10.15.4で動作しているMacコンピュータから、iOS 9.3.6以前またはOS X El Capitan 10.11.6以前で動作しているデバイスとのFaceTime通話に参加できなかった問題を修正
・Office 365アカウントのパスワードを繰り返し求められることがある問題を解決
・MacBook Air(Retinaディスプレイ、13インチ、2020)で、設定アシスタントの途中や、4Kまたは5Kの外部ディスプレイを接続解除してから再接続したときにフリーズすることがある問題を修正
・MacのUSB-Cポートが反応しなくなることがある問題を解決

一部の機能は地域やAppleデバイスによっては利用できないことがあります。このアップデートのセキュリティコンテンツについて詳しくは、以下のWebサイトをご覧ください: https://support.apple.com/kb/HT201222

FaceTimeやOffice 365アカウントに加えて、MacBook Air(2020)での問題修正も含まれていますね。

USB-Cポートが反応しなくなる件は対象機種や具体的な症例が書かれていませんが、少なくとも私のマシンでは確認していません。

Anker USB-C & USB-A 3.0 変換ケーブル【最大5Gbpsの転送スピード】MacBook / MacBook Air (2018)、Galaxy S10 / S9、Xperia XZ1 他対応
Anker USB-C & USB-A 3.0 変換ケーブル【最大5Gbpsの転送スピード】MacBook / MacBook Air (2018)、Galaxy S10 / S9、Xperia XZ1 他対応
今のところ、これで9割5分足りています。

利用増加か、FaceTimeの問題修正を含む「iOS 13.4.1」「iPadOS 13.4.1」配布。

Appleが「iOS 13.4.1」「iPadOS 13.4.1」を配布しています。

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デバイス単体もしくは母艦コンピュータ経由でアップデートしてください。iOS 13.4.1の効能書きは以下。
iOS 13.4.1には、iPhoneで発生していたバグの修正が含まれます。

・iOS 9.3.6以前またはOS X El Capitan 10.11.6以前を搭載したデバイスとのFaceTime通話にiOS 13.4を搭載したデバイスから参加できない問題を修正
・ホーム画面で“設定” AppのクイックアクションメニューからBluetoothを選択しても反映されないバグに対処

一部の機能は地域やAppleデバイスによっては利用できないことがあります。Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/ja-jp/HT201222

iPadOSでは、最新のiPad Proにおけるフラッシュライトの問題修正が含まれていますね。

またmacOSからwatchOSに至るまで、旧バージョンを搭載したデバイスとのFaceTimeに関する修正も行われています。ひょっとするとFaceTimeの利用が大幅に増加しているのかもしれません。

Mac Fan 2020年5月号
Mac Fan 2020年5月号

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その15。ダミーカプラーのゆううつ。仮組みを経て生地完成っ。

< 前カプラーはZゲージ用マグネマティックがオプション指定 = である調 >


ワールド工芸テンダー蒸機に使われている現行型の動力ユニットは、本当に最小限のハンダ付けで済む。なにせ前回の工程でほぼ終わっちゃったくらい。

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床板というかベースの裏にブレーキてこを固定↑ 以上でハンダ作業はおしまいなのだ、いいねぇ〜いいねぇ〜。

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塗装前にテンダーを仮組みする↑ まだ車輪を圧入できず間抜けな格好だが、外装と動力ユニットの意図せぬ干渉などはチェック可能。私の場合、ロスト製台車枠が反って配管と接触しそうだったので、指で曲げて修正した。いかんせん金属模型の足回りはショートのトラブルと隣り合わせだからのぅ。

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上からも覗いてみる↑ まだモーター軸にウォームを差し込んでいない。差し込みが浅いと当たる可能性アリ、だな。これでひとまずテンダーの工作は終了〜。

*****

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エンジン側に戻る。R243カーブで試走(手で押す)したところ、第一先輪がダミーカプラー後部に接触することが判明。よって、大きく削り取って回避する方策に出た。ドリルで大まかに穴を開け、ニッパーでザクザク切っていく↑

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キサゲとペーパーを使い、このように整えた↑

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裏からネジ止めしたところ↑ カプラーとデッキの間には、三分割したステップの中間部分を挟んで高さを調節する。再度転がしてみたところバッチリ……なのだが、先に種明かしするとこれでもまだ不足である。手で押したときとテンダーがプッシュしたときでは事情が少し異なるため、ネジ頭がかかる分を残してバッサリ切ってしまうべきだったのだ。なお、メーカーの推奨半径はR320以上であり設計に問題があるわけではない。HOナローのボギー車どころか、Nゲージ大型蒸機にまで非常識な急曲線通過性能を求める私がオカシイのである。

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接着予定の空気作用管は、ボイラー形状に合わせて曲げておく↑ 前後2ピース構成なのに各種配管下をくぐらせる作業すら窮屈極まりなく、塗装後に引っ掻き回そうもんならボイラーを傷だらけにするのがオチだわな。

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以上をもっていわゆる生地完成だイェ〜イ↑ ま、足りないパーツが多すぎて見栄えもへったくれもありゃせんか、さよか。次回、塗装も超特急で駆け抜けよう。

ANS ソルダーアシスト はんだ付け 補助 工具 6本セット
ANS ソルダーアシスト はんだ付け 補助 工具 6本セット
これらのツールに油砥石で刃をつけ、キサゲとして使っている。

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ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その14。取り付け方に疑問の残るカプラーホルダと、削って削りまくる石炭ウェイト。: パワーリンゴ(2020/04/06)

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その14。取り付け方に疑問の残るカプラーホルダと、削って削りまくる石炭ウェイト。

< カプラーホルダごと交換式にできそうな予感 = である調 >


テンダーの続きだ、ガッテンだー。工作より連載を続けるほうが堪えるなっ。

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カプラーホルダを取り付ける↑ マグネマティックMT-7 or アーノルトカプラー対応で、私は前者を組み込む予定だ。それにつけてもワールド工芸はカプラー取り付け方法にさほど興味がないらしい。塗装後にカプラーをホルダに入れ、両脇に伸びた押さえを90度折り曲げて固定するだけ。これでも少しは進化が見られるものの、今どきはめ殺しとはいかがなものか。

ついでに、すぐそばのブレーキホースも取り付ける。ただ、カプラーホルダに寄せすぎたなこりゃ。

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後部のテンダー蓋は、動力ユニット調整のため最後に固定するよう説明書に記載されているけれど、特に必要性を感じなかったのでハンダ付けした↑

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裏側はご覧の有様だ↑ あえてさらすのは、このスペースが大方空っぽになる事実を伝えたかったから。

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機関車として実用的な牽引力を担保する石炭ウェイト、周囲を軽く削っただけでは到底入らないことが判明しておったまげた↑ ここのみ「昔ながらのバラキット」然として調子が狂うわ。

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隙間が空くのは不本意ゆえ少しずつ削るもキリがない↑ 「どこか組み間違ったっけ?」と説明書を見返したけれど、寸法ミスを招きそうなポイントもなさそう。

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ひたすら削り続け、ようやくスコンとはまるように↑ いや、正確には「ヌオン」だな。ピッチリすぎる気もするが、もう削る気力が尽き果てたわ……。なお、石炭ウェイトは塗装後に接着する(つまり、塗膜の厚みぶんさらに削るべきだった)。

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下回り固定用のネジ受を前後に落とし込んでハンダ付けしたら、側面裾の配管を固定↑ 公式側はステップを回り込んで前妻下端へ至る。ステンレスとはいえ裾から離れており、曲げないよう注意。

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石炭ウェイトを差し込んで内部の様子をチェックした↑ 上で述べたように、後部テンダー蓋直下や前妻裏などが空きスペースとなって、ウェイトを増量する余地が少なからず残っているのだ。

*****

勢いあまってテンダー下回り = 動力ユニットに突入するぞ。

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まずは車輪座の台車枠取り付け部を組み立てるのだが、これまた脳トレ級の折り紙細工。せっかく4つあるので、曲げる順番を再現してみた↑ そうそう、車輪座は4つとも形状が異なっていて(回転座をはめる大穴がわずかにオフセットしている)、わざわざA〜Dの文字までエッチングされている。必ず説明書どおりに配置せねばならない。

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それ以外の動力関係パーツも作っていく↑ 個々のパーツはシンプルな形状であり、注意点も折り曲げ箇所の直角くらい。むしろ、ロスト製台車枠の湯口を綺麗に仕上げるほうが厄介だ。というのも、2本のボルトモールドの間から湯口が伸びているんだよっ。

中途半端だけれど続きは次回。

KATO Nゲージ マグネ・マティック カプラーNo.2001 2個入 11-712 鉄道模型用品
KATO Nゲージ マグネ・マティック カプラーNo.2001 2個入 11-712 鉄道模型用品
スペースが厳しいとはいえ、カプラーポケット付きをネジ止めしたいところだ。

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ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その13。テンダー上回りは倍速進行。加えて、牽引力増強装置を組み込む。: パワーリンゴ(2020/04/05)

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その13。テンダー上回りは倍速進行。加えて、牽引力増強装置を組み込む。

< 取り立てて特徴のないC54のテンダーも、細部は作り分けられている模様= である調 >


この段階に至っても連載回数の目処が立たない危機的状況ゆえ、ウルトラ淡白に進めてまいる。どうせテンダー上回りなんて飾りだろっ(大暴言)。

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その前に……その10で触れた「牽引力増強装置」は塗装後に組み込む予定だった(説明書の指示も同じ)が、よく考えると本来の動力源たるテンダーの推進・牽引力を直接受けるパーツでもある。したがって、軸となるφ0.3リン青銅線を通して両端を曲げ、ハンダで固定した↑ ここまで頑丈にする必要もなかろうが、強度に対する不安を抱えずに済むってもんだ。

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「牽引力増強装置」の全体像↑ 二つ並んだ長穴の上にウェイトが乗っかる。

*****

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さぁ、今度こそテンダー(炭水車)だ。前妻は特に難しくない↑ ステップ下段とドローバーが一体になった板を裏から差し込む構造が巧みだな。

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屏風状の仕切板は、ホワイトメタルの石炭ウェイト前面に合うよう角度を決めて曲げる。さらに石炭皿・手ブレーキハンドルなどを固定↑ またぞろコテ先が痛んだまま強行したため、汚いハンダ付けで恐れ入る。

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裏板を貼り合わせたテンダー外板に、前妻と天板を合体↑ これで頼りなかった外板も一気に強度UP。

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ドローバーピンやステップ中段を取り付ける↑ 前者のハンダがちゃんと回っとらんなっ。後者は持ち手(+ ブリッジ)を活用すると、楽に取り付けられた。

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後妻の裏板は、まず下端に端梁を貼った↑ ステップも曲げ、折り目にハンダを流して補強する。

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後妻と貼り合わせる↑ こういうのをズレなく固定する作業も地味に難しい。穴を合わせるのに気を取られがちだけれど、むしろ上端のコバがツライチになっているか注意したい。

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電気用配管 → 小手すり → テールライトの順にハンダ付け↑ 今回はすんなり位置が決まったものの、テールライトはハマりそうな危険をはらんでいると思う。取り付け穴が異様に大きいのだ。

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カプラー解放テコを付けたらハシゴを折り返すのだけれど、先丸ヤットコで上側のRを整えるのに手間がかかったうえ、出来は今一歩↑ 適当な直径の丸棒を間に挟み、指で一気に曲げたほうが簡単・綺麗に仕上がったかも。

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後部のテンダー蓋は、1枚の真鍮板を折り重ねるとステップまで飛び出すステキな造り↑ 三角形の補強板2枚とロスト製給水口を加えれば出来上がり。

*****

無駄口を減らせば早いじゃないかっ。この調子を維持してちゃちゃっと済ませちゃおう。

C54―悲運のパシフィック (RM LIBRARY(54)) - 四郎, 村樫, 嶢, 林, 信彦, 浅原
C54―悲運のパシフィック (RM LIBRARY(54)) - 四郎, 村樫, 嶢, 林, 信彦, 浅原
後ろから撮った写真が多くて助かるわー。

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< 組み終えた車両の保管方法に毎度困ッチング = である調 >


とっとと雑魚パーツ(ひどいなっ)をやっつけてエンジン側を終わらせよーぜ。振り返れば、実作業でも気力・集中力が最低レベルに落ちた時期である。

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先台車・従台車と動輪担いバネを組み立てる↑ 従台車の展開図がまたややこしいんだけれど、モデラー側もさすがに慣れてきた頃合いだろう、大丈夫大丈夫。軸箱はロスト製だ。

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先台車の排障器は、説明書のイラストよりずっと水平に曲げる必要があるはず↑ 車輪をはめて線路に置き、排障器がレールと触れぬよう調整することが肝要。角度が決まったら、折り曲げ部にハンダを流して補強しておく。

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全ての車輪を仮組みする↑ ご覧のとおり、プラ製の動輪押さえに担いバネパーツを重ねるカタチだ。板台枠採用機の特徴でもあるらしい。

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サイドビューをチェック↑ 今のところ致命的な歪みは見受けられない……そーゆーことにしておくのさっ。

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さて、クリアランスの見当が皆目つかず先送りしていたフロントデッキのステップだが、ようやくR243(!)カーブに乗せて先台車の振り幅を確認することができる↑

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キットのパーツは、そのまま組むと車幅からステップが丸々飛び出す寸法となっている。本件はNゲージ蒸気機関車様が触れていらっしゃるように見栄えがよろしくない。加えて保管時に厄介だ。私も右にならえと三等分した時点で、「これを切り詰めて再び合体するより、いっそデッキ下に直接固定すれば楽ちんじゃーん」と考え、

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ステップの足をフロントデッキ裏にハンダ付け↑ ただし先輪の当たりを回避するため、各ステップの奥行きを短縮した(つまり先端を削った)上で、その分外側へオフセットし、さらに内側を斜めに削り落とす。一連の作業は自分でも不思議なほどファジーにやってしまい、左右対称とは程遠い仕上がりだ。もはや、集中力が完全に切れていたのだと思う。

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ホワイトメタル製のダミーカプラーをネジ止めして塩梅を見ながら、前端梁にブレーキホースを取り付ける↑ このロスト製ホースがメチャメチャ柔らかいのだっ。そらもう細いアルミ針金並み。うっかり触れると簡単に曲がってしまうため、終始形状を気にしなければならなかった。

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ここにきて、ようやく煙室戸をボイラーに固定した↑ ハンダは外から流すしかないけれど、数カ所点付けすれば十分じゃろ。

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接着予定だったホワイトメタルの分配弁は、「接着剤を準備するのが面倒」というエキセントリックな理由でハンダ付けを敢行↑ コテ先を当てる時間がもう0.5秒長ければ、溶かしていたわ。「正常な判断ができていない」とすら判断できない場合は1日でも間を置いて休むべきだろうけれど、そもそも判断できないので不可能というジレンマ……。

工作すべき箇所がまだ一部残るものの、実作業どおり次はテンダーに移るゾ。

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一応の目標はC243通過だが、絶対でもない。

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< シリンダー外板下部の丸めが地味にうっとうしい = である調 >


エンジン側下回りの最難関は、誰がなんと言おうとシリンダーブロックに決まっている。これがロストワックス一体成形だったら……は禁句か、さよか。

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「ペーパークラフトかよ!」と突っ込まずにはいられない展開図だな↑ どの面が表になるか裏になるか頭の中で何度も折り曲げシミュレーションを重ね、意を決して本番に挑む。

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説明書があいかわらずの調子だから、引き続きNゲージ蒸気機関車様の記事をバイブルとする↑

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誰かの参考になればと思い、折り畳み途中の状態を作ってみた↑ ステンレスよりマシとはいえ、180度曲げ直すとなると高確率で折れるだろうから一発勝負っ。

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ピンボケですまんのぅ。幸いというかさすがというか、箱にできれば全ての面が過不足なくバッチリ決まる↑ 合いが良すぎて、歪んで組み上げるほうが難しいほど。中央の穴は先台車固定用。余裕があれば裏打ちしてからタップを立てたい。

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シリンダーブロック背面に、ロスト製のバルブスピンドルガイドとステンエッチングのスライドバーをハンダ付けする↑ 後者は前面の穴まで突き通せるため、思いのほか位置決めが簡単。問題は前者だ。座りがイマイチ安定せず、微妙に傾いてしまう。コテ先を当てたままグリグリやっていると、せっかく組んだシリンダーブロックのハンダまで溶かしかねない。「少し動かしては冷ます」を繰り返した末、どうにか許容できるところで打ち止めとした。そうでもなきゃ永遠に終わらんわ。

また、今のうちにスライドバーのコバを磨いておくべきだ。主台枠へシリンダーブロックを固定すると、モーションプレートとスライドバー先端のクリアランスがほとんどなくなってしまう。私の場合、サンドペーパー1枚を通すのがやっとで、無駄に苦労した次第。

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シリンダー排水弁は説明書どおり、持ち手ごとハンダ付けすると楽ちん↑ 特に、上記で悪戦苦闘した結果ハンダが溶けて開いてしまったR部分を、排水弁ごと抑えつつ一緒に固定することもできる。現にそれで成功した。

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最後にシリンダーブロックを主台枠と合体するのだけれど、上回りのランボードとぴったり合わせるため、上・下回りをネジで仮組みした↑ この状態でシリンダーブロックと主台枠をハンダで仮止めする。

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再度バラして内側から完全に固定する↑ そうそう、エッチング山折り箇所にできる突起の削り忘れに注意。これまで触れなかったが、私は基本的に全ての突起を削り落としている。

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これにて主台枠の出来上がり〜↑ おっと、牽引力増強装置に関しては後ほど記す予定でござる、ござるよ。

ライト 中タップ M1.4×0.3
ライト 中タップ M1.4×0.3
セルフタップのみで本キットを組むのは無理と言い切っておこう。

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< 完全なトレーラーだからといってエンジン側をみくびってはならぬっ = である調 >


気分を一新して下廻りに着工だ。写真の絵面も大きく変わるしなっ。

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まずは主台枠。再三述べてきたけれど、正確な直角と水平出しがなにより難しい。スコヤを当てたりノギスで測ったりするものの、対象物が小さすぎて目視では限界が早く来てしまうのだよ。しかしNゲージらしからぬ立派な台枠じゃないか↑ ちと難を申せば、板台枠にしては背が低い気もする。基本寸法が棒台枠の製品と共通かもしれないな。本件についてはいずれ述べることになろう(忘れてなきゃね)。

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裏返したところ↑ 後端梁などをハンダ付け。

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以前は「牽引力増強装置」と呼ばれていたウェイト板を貼り合わせる↑ なお、この時点では塗装後に組み込む予定だった。

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モーションプレートは長〜いステンレスエッチング一枚を折り曲げて形にするが、説明書には完成後の姿しか載っていないため、反対側に折り曲げぬよう脳内シミュレーションを20回やってから取り掛かるのだ↑ 前回のとおり、ステンレスに曲げ直す余地などない。

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四角い枠の前を閉じて出来上がり↑ これを主台枠に固定する。左右のモーションプレートが、上・横・前から見て平行になっているかチェック。もし歪みを残したまま進めたら、バルブギア調整時に余計な苦労を背負い込むかもしれないので。私の場合は、前から見て片方が斜めっていた。気づかなければ加減リンクがスムースに動かなかった可能性大だわ、ヤバイヤバイ。

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従台車のイコライザー&担バネもステン一枚による折り紙細工↑ コイツもややこしいが、とにかくエッチングのレリーフが表側にくるのを念頭に置いて順番に解決するしかアルマーニ。

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同じく主台枠に固定↑ そのまま付けるとなぜか担バネが傾きやすく、水平になるよう指でひねってやった。さすがステンレス、華奢な見た目とは裏腹の揺るぎない強度が手に伝わるゾ。他方、ハンダの乗りが悪いため、多めに流してキサゲも最小限に留めておく

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各所にタップを立てる。注意すべきが従台車固定用のネジ穴。t0.3ステンレス2枚重ねゆえ、真鍮とは段違いの硬さなのだ↑ レアなM1.4タップを折ってしまわぬよう慎重にも慎重を期した。

*****

ところでNゲージ(に限らないけれど)のテンダー蒸機は、以下3種類の駆動方式が一般的だと思う(エンジン = 機関車本体、テンダー = 炭水車)。

1. エンジンドライブ(エンジンモーター・エンジンドライブ:エンジンにモーターを搭載、エンジンの動輪を駆動)

2. テンダーモーター(テンダーモーター・エンジンドライブ:テンダーにモーターを搭載、ユニバーサルジョイントを経てエンジンの動輪を駆動)

3. テンダードライブ(テンダーモーター・テンダードライブ:テンダーにモーターを搭載、テンダーの車輪を駆動)


一部を除き、ワールド工芸のテンダー蒸機はテンダードライブ方式である。つまり、エンジン側に動力機構を搭載する必要がないぶん、リアルな構造やプロポーションを再現しやすいわけだな。また、集電の仕組みによってテンダードライブ方式をさらに細分化できよう。これらに関しても後々述べていきたいところだ。

シンワ測定(Shinwa Sokutei) ミニスコヤ 真ちゅう台付き 6cm 62021
シンワ測定(Shinwa Sokutei) ミニスコヤ 真ちゅう台付き 6cm 62021
小さなスコヤは取り回しがよい。

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< 折れたエッチングの修正も厄介だが、線材で自作するよりはマシ = である調 >


淡白に進めているつもりだが、当製作記の連載回数が恐ろしいことになりそうでチョー不安。

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公式側キャブ床下は、複雑にエッチングされた空制関係の配管パーツを取り付ける。ここでもやっちまったぜ! 180度折り返し、最後にヤットコでぎゅっと締め込んだ途端……ポロリと折れた↑ ホントにもう、ステンレスエッチングの粘りの無さときたらっ。たしかに強度面で素晴らしく有利なことは認めるよ。でもハンダ付けしにくいわ、折り曲げで破断しやすいわと終始ヒヤヒヤさせられる

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どうにかフォローして床下に固定↑ 寸法どおり作れていれば、本配管と非公式側給水管が概ね同じ高さに仕上がり、縦雨樋に代わって上回りの新たな足となる。なお、ごちゃごちゃした配管の中央に開く穴は、ホワイトメタル製の分配弁を接着するためのもの。

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コンプレッサーより前の空気管もステンレスで、ビビりながらゆっくり折り曲げていく↑ ひょっとすると、個体差でエッチングが深すぎる板に当たってしまったのかも。

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忘れぬうちにロスト製の泥溜めを取り付けておく↑ RM LIBRARYの写真をチェックした範囲では、15号機のみ泥溜めが非公式側に装備されているな。

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非公式側は、給水ポンプから給水温め器に向かう配管ひとつだけ。ついでにエアータンクもハンダ付けしちゃう↑ この配管も当然のごとくステンエッチングでねぇ、ランボード取り付け部があっさり折れた……90度の曲げで普通折れたりするぅ? 仕方なく裏からハンダ盛りしたけれど、納得いかんなっ。

エアータンクの取り付けについて。タンク裏側の足をできるだけ短く切断し、ランボード裏を綺麗にキサゲて抵抗なくはまるようにする。その後ハンダを流して完了だ。すんなりはまらないからといって、くれぐれも配管を外側へ押し広げることのないように(むろん、やりかけたさっ)。

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公式側エアータンクも同様↑

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ここでフロントデッキのつかみ棒を付ける↑ 同社のつかみ棒は工作精度が非常に高いのか、座りが安定していて想像よりずっと真っ直ぐに立てやすく感じるのぅ。

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火室下部は塗り分けを考慮して別に組んでおく↑ 非公式側はL字に曲げたφ0.8真鍮線を植えて罐水の吹き出し管を表現。

以上をもってエンジン(機関車本体)側上回りの工作をいったん完了とする、ヤッタネ! 兎にも角にも時間がかかるわー。手順の関係で後回しにしたパーツもわずかに残るのみ。しかし、これからエンジン側下回りを組み立てて、テンダー上回りに動力と……まだまだ先は長いっ。

goot 逆作用ピンセット 小 TS-16
goot 逆作用ピンセット 小 TS-16
ハンダ付けに欠かせない逆作用ピンセットだが、ステン用フラックスの多用によりハンダメッキしてしまった。

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