ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その8。緊張のデフ工作と、床下パイピングの始まり。

< どちらかといえばデフ無しの古豪機が好みだったりぃ〜 = である調 >


本機は新製時よりデフ(デフレクター = 除煙板)を標準装備した省初の蒸機として有名らしい。それも、タンク機C11そっくり(C11が後だけれど)の低い形が特徴だ。まぁ経緯や形状がどうであれ、工作のマズさが一番目立つアイテムという点には徹頭徹尾賛成する次第。気を引き締めて取り掛かろう。

wc_c54_53.jpg
上端を折り曲げ、デフの表裏を貼り合わせる↑ 折り曲げ角度は、付属の治具を宛てがって決定。

wc_c54_54.jpg
ステーの丸みも同じ治具で形を整える↑ また、ボイラーへ差し込む足は少し下向きに曲げておき、手前側(煙室戸側)を短めに切り詰めた

wc_c54_55.jpg
なぜなら煙室戸裏と干渉するから↑ 私はデフステーの取り付け強度を優先し、煙室戸側を彫り込んで対処した。

wc_c54_56.jpg
十分な擦り合わせを行ったのち、意を決してフィックス↑ ご覧のとおりステーは外側、下端はランボード裏よりハンダを流す。

wc_c54_57.jpg
前・後ろ・横・上から眺めて、傾いていないかチェック……と言いつつだね、目が慣れていないせいかどこをどう見て判断すりゃいいのか正直わからんちん。とりあえず大きな違和感はないっつーことで合格だ、文句あるかっ。

*****

さて、この辺りから気力・集中力が徐々に低下していく。本キットは部品の合いが大変よろしく、組み立てそのものに思いのほか苦労せずやってこれた。けれど初のNゲージ蒸機ゆえ、取るべき作業テンポが未知数で先の見通せない状態が続くのはキツい。そろそろ危なくなってくるゾ。

wc_c54_58.jpg
で、お次はキャブ床下のパイピング……だが、いきなりテンダーからの給水管を面対象に曲げ損なった! 現物を確認せず、説明書の二面図に没頭した結果がこのザマだ。「立体なのに二面図?」て、そりゃ私だってメーカーに突っ込みたいよっ。 上が失敗したφ0.5真鍮線で、一所懸命修正を図るも、ねじ切る寸前まで曲げ直したってまだ足りない。結局、諦めて作り直したものが下のφ0.5リン青銅線↑

wc_c54_59.jpg
先に奥の謎配管(給水ポンプ圧力計兼水撒き装置用?)を付けてから、給水管をポンプとキャブ下突起の2点で固定する↑ また、途中にチリコシをハンダ付け。深く考えずチョンチョンと止めたわりには水平が出ていて、我ながら驚くわ。たまには奇跡も起こってくれんとな。

意外にも非公式側キャブ床下の配管はこれだけ、助かった〜。ちなみに給水管は従台車の稼働範囲から遠く、指示どおりの寸法に曲げられなくとも(あるいは凝った曲げ方をしても)まず大丈夫そう。このように、作業が進めば手を抜いてもいい箇所が見えてくるのだ、良し悪しは別としてっ。

ツボサン 精密ヤスリ 5本組セット ST00556T
ツボサン 精密ヤスリ 5本組セット ST00556T
今まで使っていたヤスリとは一線を画す精度と切れ味に感動。

関連記事 関連記事:

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その9。ステンレスエッチングに苦しみつつもランボード下の小物をやっつけ、エンジン側上回りがいったん完成っ。: パワーリンゴ(2020/04/01)

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その7。ボイラーを跨ぐ冷却管とハシゴを経て、ランボードより上のパイピンク完了っ。: パワーリンゴ(2020/03/30)

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その7。ボイラーを跨ぐ冷却管とハシゴを経て、ランボードより上のパイピンク完了っ。

< こういうアスレチック遊具っぽい構造物が大好き = である調 >


パイピング作業もいよいよ山場を迎えるぞよ。

wc_c54_45.jpg
給水ポンプの排気管は素直にエッチングパーツを使った↑ 私はクソ律儀にポンプと配管を正しく連結したけれど、厄介そうならそれっぽく配置するだけで十分だと思うわ。どーせ誰もそこまで見ないし(無責任)。

wc_c54_46.jpg
さぁて、一番目立つ冷却管にかかろう。左右ランボードに乗ったつづら折りの繰出管と、両者を繋ぐ連結管から成る。キットでは非公式側繰出管と連結管が一体になっている。この連結管は折り曲げの溝も目印もなく厄介だ。幸い、同形状に曲げるハシゴには溝があるため、それを参考にケガく

wc_c54_47.jpg
折り曲げて立体化↑ この状態で取り付け穴にストンと入ればバッチリだぜぃ(そうなるまで修正しまくったのは言うまでもにゃい)。裏に溝が彫られていないぶん緩やかな折り曲げに仕上がる塩梅で、リアルといえばリアル。組みやすさとのトレードオフかのぅ。

wc_c54_48.jpg
まず公式側の繰出管をランボードに固定する↑ 垂直に注意。

wc_c54_49.jpg
非公式側の繰出管&連結管を取り付け↑ 両側をハンダで止めたら、連結管の微妙な歪みを慎重に修正してやる。このとき、非公式側繰出管の最上段が外側へ引っ張られやすくなるので要注意。

wc_c54_50.jpg
ハシゴは折り曲げ溝にハンダを流して補強しておく↑ 完成後に触れることはほとんど無いのだけれど、工作中にわりと当たってしまうもんでね。これをランボードに取り付ける。

wc_c54_51.jpg
キャブからコンプレッサーに伸びる蒸気管を組み立て↑ ボイラーへは配管バンドで固定する。ウサギの耳みたいなペラい調圧器は、金色を差してやるといいアクセントになるかも。

wc_c54_52.jpg
蒸気管を取り付ける↑ これも、塗装後に接着する空気作用管を通すための隙間を確保せねばならない。

以上で、ランボードより上のパイピングが全て終了した……はず、きっと、たぶん、メイビー。とにかくややこしくて、見落としがないか幾度となくチェックする。それでも不安が残るけれど、いったん脳内をリセットして次に進むのだっ。

シンワ測定(Shinwa Sokutei) ケガキ針 ペンシル型 C 78654
シンワ測定(Shinwa Sokutei) ケガキ針 ペンシル型 C 78654
ケガキ針も必携アイテム。マジックで黒く塗ってからケガくと線が見やすくなる。

関連記事 関連記事:

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その8。緊張のデフ工作と、床下パイピングの始まり。: パワーリンゴ(2020/03/31)

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その6。パイピング、パイピング、パイピング!: パワーリンゴ(2020/03/29)

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その6。パイピング、パイピング、パイピング!

< 線材は各種径・材質を常備 = である調 >


引き続きパイピングの巻。

wc_c54_36.jpg
非公式側の砂撒管をφ0.25真鍮線で作成↑ サンドドームの穴から上端が少し飛び出す位置でハンダ付けし、ボイラーに沿わせて下端をテケトーに固定する。ご覧のとおり通風管の上を跨ぐのだ。配管の重なり方が実質の取り付け順となるため、説明書や資料と首っ引きで確認。Photoshopのレイヤーみたいにドラッグして動かせたら……などと寝言をつぶやいたり。

wc_c54_37.jpg
公式側も同様↑ ただしっ、塗装後に空気作用管を通すための空隙を確保する。じつは、作用管をどう処理するかヒッジョーーに悩んだ。そらもう冗談抜きで組み立て前から悩んでいた。実車のC54は本数が少なく取り付け方もヘロヘロのひどい有様だから、Nゲージ蒸気機関車様のようにハンダ付けして黒一色に塗ってしまったほうがリアルに見える予感がしたのだ。他方、華が無さすぎるのもアレだし、ワールド工芸のキットではどのような具合に収まるか見ておきたい気持ちもあった。で、最終的に後者が勝った次第。

wc_c54_38.jpg
次の作業のため、公式側ランボードのブリッジを切り取る↑ 何気ない作業に思えて、その実「いつの間にかランボードが歪んでいる怪現象」を引き起こす一因かもしれない。

wc_c54_39.jpg
コの字に折った台座にコンプレッサーと給水ポンプを取り付け↑ 両者とも説明書の指示に従い、不要なディテールをカットしておく。

wc_c54_40.jpg
これを裏から所定の位置にはめてハンダ付けする↑ 私は動輪との接触を恐れ、両者を少しハの字に広げておいたが、余程のことがないかぎり真っ直ぐで大丈夫そう。

wc_c54_41.jpg
簡単そうにみえて思いのほか手を焼いたのが止め弁の配管だ↑ 両端のゴール位置が決まっており、かつ3次元空間をのびのびと屈曲するニクい奴。折れる寸前までφ0.4真鍮線をこねくり回すも埒が明かず、2本目でぎりぎり妥協したわ。なんかもう、敗北感が残っちまったぜ。

wc_c54_42.jpg
キャブから給水ポンプに至る給気管はエッチングされているけれど、どうも使いにくそうだったのでφ0.3真鍮線を曲げ、配管バンドで固定↑ 説明書には寸法が記され、ガイド穴治具まで同梱されている。こうやって、エッチングパーツの代わりにユーザが真鍮線を曲げて作るほんの小さなステップアップを御膳立てしてくれるあたり、キットメーカーの愛情を感じずにはいられない……ってひいきの引き倒しか、さよか。

wc_c54_43.jpg
以上の配管を跨ぐカタチで手すりを取り付ける↑ オイルポンプ箱の裏からスチームドーム直後の止め弁に至る配管が、2つ上で述べたものだ。ボイラーを登っていく途中、手すりの下をくぐってすぐに通風管を乗り越える難所がおわかりだろうか。つまり、止め弁配管と手すりのクリアランスが厳しくて、私の腕ではどうしても干渉を避けられない(無理に付けると手すりが歪む)。仕方なく、前者をできるだけボイラー側へ寄せた上で、手すり裏を半丸状にヤスることで辛くも回避した次第。

そういえば、自分でも知らぬ間に付けていた発電器の排気管、コイツがまた曲者でねぇ。固定後は屋根にちょんまげのごとく立つもんだから、天地ひっくり返して作業する際に例の吊り金具クラッシャーと化すのよ。説明は端折るが、まあ組めばわかる。

wc_c54_44.jpg
公式側の手すりは気楽なもんだ……などと調子に乗ろうもんなら即しっぺ返し。その下の逆転棒、キャブ側固定時にハンダがドゥバ〜と流れてしまい、妻板ディテールの発掘ごっこをやる羽目に。

長くなるので次回に続くぞ。

ケイバ(KEIBA) プロホビー 丸ペンチ 先細タイプ HRC-D14
ケイバ(KEIBA) プロホビー 丸ペンチ 先細タイプ HRC-D14
両丸ヤットコ or ペンチもあると便利。

関連記事 関連記事:

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その7。ボイラーを跨ぐ冷却管とハシゴを経て、ランボードより上のパイピンク完了っ。: パワーリンゴ(2020/03/30)

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その5。ランボード上に小箱を載せ、パイピングスタート。: パワーリンゴ(2020/03/25)

こちらも機能追加多数の「macOS Catalina 10.15.4」配布。加えて、MacBook Air(2020)をPro Display XDRに直接繋げられる件。

Appleが「macOS Catalina 10.15.4」を配布しています。

catalina10154_01.jpg
システム環境設定のソフトウェア・アップデートからどうぞ。効能書きは以下。
macOS Catalina 10.15.4では、iCloud Driveフォルダ共有、スクリーンタイムでの通信/通話の制限、Apple Musicでの曲の進行に合わせた歌詞表示などが導入されます。このアップデートを適用すると、Macの安定性、信頼性、およびセキュリティも向上します。

Finder
・iCloud Driveフォルダ共有がFinderから可能になります
・明示的に参加依頼した人のみにアクセスを制限したり、フォルダへのリンクを知っているすべての人にアクセスを許可したりできます
・ファイルの変更とアップロードを可能にするか、ファイルの閲覧とダウンロードのみを可能にするか、アクセス権を設定できます

スクリーンタイム
・通信/通話の制限により、お子様が通信/通話できる相手と、終日または休止時間中に通信/通話を受けられる相手を制御できます
・お子様用のミュージックビデオ再生を制御できます

ミュージック
・Apple Musicでの曲の進行に合わせた歌詞表示を追加。歌詞表示で曲の好きな部分の行をクリックするとそこにジャンプできます

Safari
・ChromeでのパスワードをiCloudキーチェーンに読み込んで、Safariやすべてのデバイスでパスワードを簡単に自動入力するためのオプション追加
・タブを複製したり、現在のタブより右にあるすべてのタブを閉じたりできる操作を追加
・互換性のあるコンピュータでNetflixコンテンツのHDR再生に対応

App StoreとApple Arcade
・ユニバーサル購入への対応により、特定のアプリケーションを一度購入するだけでiPhone、iPod touch、iPad、Mac、およびApple TVのすべてで使用できます
・最近プレイしたArcadeゲームが“Arcade”タブに表示されるようになり、iPhone、iPod touch、iPad、Mac、およびApple TVでプレイを継続できます

Pro Display XDR
・特定のワークフローでのニーズに合わせて、色域、ホワイトポイント、輝度、およびトランスファーファンクションなどの複数のオプションから選択して、リファレンスモードをカスタマイズすることができます

アクセシビリティ
・頭部の細かい動きを使って画面上のカーソルを動かすためのヘッドポインタ設定を追加

このアップデートにはバグ修正およびその他の改善も含まれています。
・DisplayPortまたはHDMIで接続されたHDR10対応の他社製ディスプレイやテレビへのハイダイナミックレンジ出力
・Outlook.comアカウントを使用したOAuth認証への対応によりセキュリティが向上
・セカンダリーデバイスでiCloudリマインダーにアップグレードする場合のCalDav移行に対応
・ダークモードがオンのときにアプリケーション間でコピーしたテキストが表示されないことがある問題を解決
・SafariでCAPTCHAタイルが正常に表示されないことがある問題を修正
・“リマインダー”で実行済みのリマインダーについての通知が送信されることがある問題を解決
・LG UltraFine 5Kディスプレイでのスリープ解除後の画面の輝度に関する問題を修正

一部の機能は地域やAppleデバイスによっては利用できないことがあります。このアップデートについて詳しくは、以下のWebサイトをご覧ください: https://support.apple.com/kb/HT210642
        
このアップデートのセキュリティコンテンツについて詳しくは、以下のWebサイトをご覧ください: https://support.apple.com/kb/HT201222

こちらも機能追加が多岐に渡っていますね。iCloud Drive フォルダ共有の利用法については『iCloud Drive上のフォルダを友だちや家族、同僚と共有できる「iCloud Driveフォルダ共有」の使い方。 | AAPL Ch.』にて、わかりやすく解説してくださっています。なぜか、Mac OS 9以前のファイル共有を思い出しました。

ところで第10世代 Ice Lake のGPU性能が相当高いのか、MacBook Air(2020)はPro Display XDRに直接繋げられるんですよねぇ。いかんせんディスプレイの価格がAir本体の5倍に及び、そもそも6K解像度やXDRを必要とするメディア編集にはマシンスペックがとても追いつきそうにありません。実際この両者を繋げて利用する方がどれほどいるやら甚だ疑問ではあるものの、繋げられるという事実がロマンなのですよ、ロマンっ。

最新モデル Apple MacBook Air (13インチPro, 1.1GHzクアッドコア第10世代のIntel Core i5プロセッサ, 8GB RAM, 512GB) - スペースグレイ
最新モデル Apple MacBook Air (13インチPro, 1.1GHzクアッドコア第10世代のIntel Core i5プロセッサ, 8GB RAM, 512GB) - スペースグレイ

関連記事 関連記事:

大規模アップデート、「iOS 13.4」「iPadOS 13.4」配布。iPadでApple製入力デバイスが使えるように。: パワーリンゴ(2020/03/26)

大規模アップデート、「iOS 13.4」「iPadOS 13.4」配布。iPadでApple製入力デバイスが使えるように。

アップデート祭りです。まずはiOS系からいきませう。Appleが「iOS 13.4」「iPadOS 13.4」を配布しています。

ios134_01.jpg
デバイス単体もしくは母艦コンピュータ経由でアップデートしてください。iOS 13.4の効能書きは以下。
iOS 13.4では、新しいミー文字ステッカーと、“ファイル” AppでiCloud Driveフォルダ共有が導入されます。このアップデートには、バグの修正と改善も含まれます。

ミー文字
・9つの新しいミー文字ステッカー(“笑顔とハート”、“ごめんなさい”、“パーティーフェイス”など)を追加

ファイル
・iCloud Driveフォルダ共有が“ファイル” Appで可能
・明示的に参加依頼した人のみにアクセスを制限、またはフォルダのリンクを知っている人は誰でもアクセスを許可
・ファイルの変更とアップロード、またはファイルの閲覧とダウンロードのみにするアクセス権を設定可能

メール
・メッセージの削除、移動、返信、作成ができる、常に表示されるコントロールをスレッドビューに追加
・S/MIMEが設定されている場合に暗号化メールへの返信を自動的に暗号化

App StoreとApple Arcade
・ユニバーサル購入への対応により、特定のAppを一度購入するだけでiPhone、iPod touch、iPad、Mac、およびApple TVのすべてで使用可能
・最近プレイしたArcadeゲームが“Arcade”タブに表示されるようになり、iPhone、iPod touch、iPad、Mac、およびApple TVでプレイを継続可能
・“すべてのゲームを表示”のリスト表示を追加

CarPlay
・CarPlayダッシュボードに他社製ナビゲーションAppを対応
・CarPlayダッシュボードに通話情報を表示

拡張現実
・AR Quick LookがUSDZファイルでのオーディオ再生に対応

キーボード
・アラビア語の予測入力に対応

このアップデートには以下のバグ修正およびその他の改善も含まれています:
・全画面ディスプレイのiPhoneモデルでVPNが切断されたときに表示されるステータスバーインジケータを追加
・“カメラ”を起動した後にファインダーに黒い画面が表示されることがある問題を修正
・“写真”がストレージを過剰に使用しているように見える問題に対処
・iMessageが無効になっているときに“写真”から“メッセージ”にイメージを共有できないことがある問題を解決
・“メール”でメッセージの順序が乱れることがある問題を修正
・“メール”のスレッドに空の行が表示されることがある問題に対処
・クイックルックの“共有”ボタンをタップすると“メール”がクラッシュすることがある問題を解決
・“設定”でモバイルデータ通信が誤ってオフと表示されることがある問題を修正
・“設定”でYahoo! Japanアカウントにサインインできないことがある問題を修正
・ダークモードと反転(スマート)の両方をオンにしたときにSafariでWebページの表示が反転されないことがある問題に対処
・ダークモードがオンときに、Webコンテンツからコピーしたテキストを貼り付けても表示されない問題を解決
・SafariでCAPTCHAタイルが正常に表示されないことがある問題を修正
・“リマインダー”で期限超過の繰り返しリマインダーを実行済みとしてマークするまで新しい通知が発行されない可能性がある問題に対処
・“リマインダー”で実行済みのリマインダーについての通知が送信されることがある問題を解決
・サインインしていなくても、Pages、Numbers、およびKeynoteでiCloud Driveが利用できるように表示される問題を修正
・Apple Musicでのミュージックビデオが高品質でストリーミングされないことがある問題に対処
・特定の車両でCarPlayの接続が失われる可能性がある問題を解決
・CarPlayで“マップ”の地図表示が現在のエリアから少し離れることがある問題を修正
・“ホーム” Appで防犯カメラからの活動の通知をタップすると別の録画が開かれることがある問題に対処
・スクリーンショットから“共有”メニューをタップすると“ショートカット”が表示されないことがある問題を解決
・ビルマ語キーボードの改善により、句読点に数字と記号からアクセス可能

一部の機能は地域やAppleデバイスによっては利用できないことがあります。Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/ja-jp/HT201222

大規模なアップデート内容です。iPadOSではマウスやトラックパッド、キーボードに関する新規対応・変更なども加わります。ようやくMagic MouseやMagic TrackpadがiPadで利用できるようになりましたヨ。

私のiPhone SE、iPad 5thもアップデートを済ませました。メールAppの本文画面が以前のようなUIに戻って使いやすくなりましたね。喫緊の問題は特に見当たりませんが、iOS 13は初期の「週刊アップデート」が強烈だっただけに万全を期したい方はしばらく様子を見てからアップデートされることをお勧めします

Apple iPad Pro (12.9インチ, Wi-Fi, 128GB) - スペースグレイ (第4世代)
Apple iPad Pro (12.9インチ, Wi-Fi, 128GB) - スペースグレイ (第4世代)

関連記事 関連記事:

こちらも機能追加多数の「macOS Catalina 10.15.4」配布。加えて、MacBook Air(2020)をPro Display XDRに直接繋げられる件。: パワーリンゴ(2020/03/27)

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その5。ランボード上に小箱を載せ、パイピングスタート。

< ディテールにこだわる方はサードパーティ製ロストパーツもあるでよ = である調 >


ボイラー・キャブ・ランボードの合体が済んだので、細部の工作へ移ろう。ディテールアップ派はギアを上げる頃合いだろう。私は淡々と進めるよ。なお、この時点では気力・集中力ともまだ保たれている状態だな。

wc_c54_28.jpg
フロントデッキ傾斜部の小さなステップと、両端を曲げたカプラー解放テコを取り付ける↑ フォーク状のテコ受先端をヤットコで少し潰したのち、ハンダを流した。最終的にフォークの隙間をハンダで埋め、先端を平らにヤスれば綺麗に仕上がる。

wc_c54_29.jpg
ランボードに置く小物は、ワールド工芸らしいエッチング細工で安心しちゃう↑ もしこれらまでロスト製だったら、再び意味不明の嫉妬に駆られたであろう。

wc_c54_30.jpg
大きい箱はオイルポンプ箱で、その前の飾り櫛みたいなのがオイルポンプ試験弁、シリンダーブロック直上の薄い箱は……なんだろう、バイパス弁のカバーなのか? 説明書にパーツ名称を書いてくれりゃ勉強にもなって助かるんだけれど↑

ちなみにパーツの取り付け足は、前もって、それを差し込む板厚以下に短く切っちゃうことを覚えた。こうすると裏からハンダを流しても差し込み穴が隙間なく埋まり、キサゲもハンダのみ削り落とせばいいので楽ちん(出っ張った足をヤスる手間が省ける)。当然ながら取り付け時のパーツ保持が甘くなってしまう副作用が生じるものの、個人的にはさほど厄介じゃないな。

wc_c54_31.jpg
煙室戸やスノープロウ、発電器排気管などを組む↑ 煙室戸周囲の手すりは解放テコ同様、円弧に曲げたφ0.25真鍮線をフォーク状のステーに差し込み、ヤットコで少し潰す。そしてエエ感じにハンダを盛ると玉状に仕上がるのだ。上手いこと考えたな〜。

wc_c54_32.jpg
中央に煙室戸ハンドルを付けて出来上がり〜のはずが、大いに手こずった! 特段難しい箇所ではないし、だからといって気を抜いたわけでもないのに……ハマるときはハマる。

さて、いよいよ蒸機の華(or 地獄)たるパイピングへ突入するゾ。まぁ、すでに給水温め器配管を済ませたからだいぶ楽そうだ。

wc_c54_33.jpg
まずは非公式側の長い通風管。配管バンド(薄くエッチングされた普通の帯)をφ0.4真鍮線に巻きつける↑ 例によってケチ根性を発揮した私は、半分に切断したバンドで用を足す始末。

wc_c54_34.jpg
巻きつけたら根元をヤットコで締め、一本ずつにバラすのだ↑

wc_c54_35.jpg
ボイラーの穴に配管バンドを差し込んで、割りピンよろしく広げて仮止め↑ あとはボイラー裏からハンダを流せばOK牧場。恐ろしく辛気くさい工程に見えるかもしれないけれど、実際やってみれば存外スムースに進められると思う。いずにせよ、蒸機を組むなら避けては通れまいとの諦めが肝要だぜぃ。

アネックス(ANEX) ステンレス製 精密ヤットコ 平タイプ 125mm No.243
アネックス(ANEX) ステンレス製 精密ヤットコ 平タイプ 125mm No.243
No.243の平ヤットコは商品画像と異なり、先端がずっと薄くて1mm未満。この薄さに助けられることもあれば、強度不足に悩まされることもある。

関連記事 関連記事:

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その6。パイピング、パイピング、パイピング!: パワーリンゴ(2020/03/29)

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その4。ランボード・ボイラー・キャブ合体でアホみたいなミス。: パワーリンゴ(2020/03/24)

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その4。ランボード・ボイラー・キャブ合体でアホみたいなミス。

< ボイラーとキャブ屋根が平行なだけで完成後の印象は大幅UP = である調 >


断るまでもないが、真っ当な工作記事をお求めならNゲージ蒸気機関車様をご参照くだされ。当連載は、経験不足の下手くそが悪戦苦闘する様を楽しんだり、ごくまれに「自分は同じ過ちを犯さないぞ」といった教訓が得られるかもしれないことを期待する程度に捉えてほしい。

wc_c54_22.jpg
ではでは、ランボードとボイラーの合体だ↑ 左右のランボードを繋ぐブリッジをボイラーの溝に通し、要所をハンダで止める。両者をはめ込んだ時点で左右のガタ付きが皆無に等しく感心しきり。そして上・下回り合体ネジを受けるボスを、ボイラー前方の穴に取り付けておく。可能な限り水平を維持したいパーツゆえ慎重な作業を要する……わりに保持が難しくて厄介だ。ま、最悪傾いてしまったらボス頭をヤスって調整しても間に合うとは思うメイビー。

wc_c54_23.jpg
次にボイラー上部へパーツを並べていく。私は「サンドドーム → 止め弁 → 発電器 → スチームドーム → 煙突」の順で固定した。サンドドームの座りが最も安定していたのでね。全て裏側からハンダを流したいところだけれど、真っ直ぐ立てるのが難しい止め弁のみ表からハンダ付けして綺麗にキサゲた。

wc_c54_24.jpg
前から眺めて真っ直ぐ揃っていることをチェック↑ おぉ〜〜、奇跡的に一発で揃ったじゃんっ。もう思い残すことはない(先は長いぜ)。この歩み寄ったサンドドームとスチームドームが、本機を見分ける最も簡単な特徴だ。C51で離れていたドーム2つはC54で接近し、C55で一つに融合する過程が生物的進化みたいで面白いのぅ。

wc_c54_25.jpg
上回り最大の難関はキャブの固定↑ ところが何を血迷ったか、バックプレートを先に取り付けてしまったのだよっ。いや、組み立てに支障はないんだけれど(支障がないのを確認したから付けた)、キャブとボイラーの傾きチェックがまともにできないじゃん

wc_c54_26.jpg
後ろから覗いても見通せず、前から覗くも……やっぱりわかりにくいわ〜↑ 本当にアホだっ。ところで左右の傾きに気を取られがちだが、横から見て前後に傾いていないかも忘れずにチェックせねばならない。模型を眺めるときはサイドビューのほうが多いはずなので。

wc_c54_27.jpg
床板を落とし込んでハンダを流す↑ もう後戻りできないぞ。今後歪みが顕在化すれば、現物合わせで擦り合わせるほかアルマーニ。

基本構造が大きく変わりそうで難しいとは思うんだけれど、ランボードとキャブ床板を一体エッチングもしくは先に固定できれば組み立てもずいぶん楽になりそうな気がするなぁ。

OSS トースカン(サーフェイスゲージ)角台 164200S
OSS トースカン(サーフェイスゲージ)角台 164200S
本来は定盤上でケガキに使うトースカン。今回のような工作では歪み発見器にもなる。

関連記事 関連記事:

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その5。ランボード上に小箱を載せ、パイピングスタート。: パワーリンゴ(2020/03/25)

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その3。難関のランボード折り曲げと、給水温め器の配管に個性を演出。: パワーリンゴ(2020/03/23)

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その3。難関のランボード折り曲げと、給水温め器の配管に個性を演出。

< 給水温め器はもう0.3mmほど前に出してもよさそう = である調 >


さあ淡々と進めるぞ……とその前に、今回は基本的にキットを素組みする方針だ。いじりたい箇所がそれなりにあるものの、同社Nゲージ蒸機に初挑戦する手前、構造・強度・クリアランス等々の傾向を掴みたかったもんでね。それらを踏まえて2両目を組む気力が湧くかはまた別問題じゃ。

wc_c54_11.jpg
ランボードの工作を開始。網目を折り返してハンダ穴にハンダを流していく↑ハンダ穴と、配管の足が入る穴や溝をよくよく見極めねばならない。加えて、以後の作業に影響せぬよう余分なハンダを綺麗にキサゲておく。

wc_c54_12.jpg
難関の一つ、ランボードの折り曲げは万力にポケットベンダー、ヤットコと使えそうなものを総動員。奥(キャブ側)から順番に折り曲げていくのだが、小さな段差は手前を先に曲げたほうが簡単かも↑ 平行や直角は、白状しちゃうと「目見当」。ま、どーにかなるさ。フロントデッキ傾斜部は治具を当てて角度を決める。できればデフを切り出して宛てがっておくべきポイントだな。

wc_c54_13.jpg
フロントデッキに別パーツの網目板をぴったり重ねてハンダ付け↑ この時点では、私のへっぽこ腕でも真っ直ぐなランボードを維持できている。それなのに、作業が進むにつれ勝手に曲がっていく不思議。

wc_c54_14.jpg
給水温め器は非公式側配管まで一体のロスト製↑ デッキから転げ落ちそうなほど前方に寄せられたコレがC54の特徴ゆえ、コストをかけて作ってくれたことに感謝いたし候(いうまでもなくキット代に跳ね返っているだろうが)。

wc_c54_15.jpg
実車の配管はバラエティに富んでおり、しかも奥まっているせいでよく見えず、曲げ方に悩むところだ。私は非公式側2本を継手の直後でグッと内側に寄せてみた↑

wc_c54_16.jpg
非公式側から↑ 真鍮ロストワックスはコシがない代わりに金属疲労を起こしにくく、納得いくまで曲げ直せるのが利点。だからといって調子に乗ると突然ポロっといくので、何事もほどほどに。

wc_c54_17.jpg
公式側は付属のφ0.5真鍮線を使う。ロストパーツに線材を付ける際はモールドされた窪みをドリルでさらに深く掘り、ステン用フラックスでハンダ付けすると手際よく済ませられると思う。

wc_c54_18.jpg
お次はボイラー。後ボイラーを貼り合わせてテーパードを表現する(仕組み上、真のテーパーは再現できない)↑ どちらも曲げ済みで助かるのぅ。しっかし汚いハンダ付けだなっ。言い訳するとステン用フラックスの多用によるコテ先劣化が激しくてねぇ。「だったら頻繁に研ぎ直せよ!」ってなもんだが、面倒じゃ〜〜ん。

wc_c54_19.jpg
完全な円筒となるボイラー前側の下端を閉じるのだが……結構ずれちゃってまぁ↑ 板全体がごくわずかながら斜めに置かれた状態でプレスされた感じの、ヤなずれ方だ。

wc_c54_20.jpg
四苦八苦しつつもどうにか誤魔化せた↑

wc_c54_21.jpg
ボイラーの全体像↑ Nゲージといえど鉄道省正式の大型機だけあって、これまで組んできたHOナローの貧相なボイラーとは一線を画す存在感だな。なお、安全弁基部の隙間が気になり、後で埋めておいたわ。

エンジニア 金属曲げ工具 ポケットベンダー 簡単折り曲げ加工 TV-40
エンジニア 金属曲げ工具 ポケットベンダー 簡単折り曲げ加工 TV-40
ポケットベンダーは簡便なようで、その実セッティングが煩わしかったり。

関連記事 関連記事:

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その4。ランボード・ボイラー・キャブ合体でアホみたいなミス。: パワーリンゴ(2020/03/24)

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その2。まずは、大きな窓がステキなキャブを組む。: パワーリンゴ(2020/03/22)

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その2。まずは、大きな窓がステキなキャブを組む。

< 作業中にあれほどハイクオリティな写真を撮られる余裕がまた凄い = である調 >


ワールド工芸をはじめ、Nゲージ蒸機の工作は『Nゲージ蒸気機関車』様が素晴らしいコンテンツを展開してくださっている。C54の組み立て記事も見事なもので、このサイトを拝めば説明書など不要といっても過言ではない(いやちゃんと読めよ!)。したがって私も組み立て順から何から、全面的に参考にさせていただいたわ。

wc_c54_05.jpg
まずはキャブの組み立てから。側板・妻板の内張りを貼り合わせ、天窓を組む↑ レール付きの天窓はフタを90度+α曲げてからレールを左右から閉じるように曲げると、開き癖が抑えられるだろう。逆にやってしまった私は、蓋をきっちり閉じるのに無駄な労力を費やしたわ。

wc_c54_06.jpg
屋根前端の破風板を付け、前妻を固定。さらに正面窓のひさしをハンダ付するのだが、ここでハプニングっ。キットに入っていたひさしが下向きタイプなのだ↑ 実車のC54にも存在するようだが、自分のイメージとは異なる……つーか、下向きがあまり好きじゃない。交換も考えたのだけれど、じつは前回の全パーツ集合写真を撮った際に欠品が一つあり、メーカーに送ってもらったばかり。小さなパーツを何度も送ってもらうのは気が引ける。

結局……下向きひさしの前端を少しヤスって、下向きのよーなロングタイプのよーな中途半端な形状で妥協した次第。

wc_c54_07.jpg
ところで以前「ワールド工芸は少量のハンダで手際よく組むべし」とのコメントを頂戴した。今回それを実践するつもりだったのに、やはりダメだねっ。たっぷり流さないと気が済まないんだよねぇ〜↑ おかげでキサゲ地獄の連続よ、自業自得じゃ。

wc_c54_08.jpg
次に側窓上部のひさしを取り付けるのだが、この写真は初回の失敗例キャブのサイズに不釣り合いなほどパッチリ大きな窓こそがC54最大のチャームポイントと信じて疑わぬゆえ、それを減じてなるものかと幾度も位置や角度を調整したわ。また、バタフライキーボードちゃうバタフライスクリーンと肘掛けは、折り返してごく少量のハンダを流しておく(特に後者は引っかけやすい)。

wc_c54_09.jpg
屋根後端に破風板と水撒管を取り付け、後妻内張りを貼り合わせて背面窓の保護棒をハンダ付けする↑ 水撒管や保護棒はステンレスエッチングなのでステン用フラックスを使う。塩化亜鉛のみでは極めて厳しいことをへっついで学習したからなっ。

wc_c54_10.jpg
キャブ本体に後妻を付け、ステンの縦雨樋もハンダでがっちり固定する↑ というのも、今後しばらくはこの雨樋が上回りの足になるのでな。床板は、中央の穴に上・下回り合体ネジが通るため、手持ちのドーナツ型エッチング板を裏打ち(ならぬ表打ち?)してからタップを立てた。ちなみに……床下へ90度折り曲げる突起の一つを折ってしまい、ハンダ盛りの補強で誤魔化している。「リン青銅のくせに粘りが足らん」などと材料へ責任転嫁するも、これは始まりに過ぎないのであった……えぇ〜〜。

キャブに床板がすんなり入るよう微調整を済ませたら、ひとまずキャブ回りは完了でござる(床板はまだ固定しない)。そうそう、今ひとつ注意点をば。妻板にエッチングされた吊り金具はちゃんと穴が開いていて、屋根の開口部から顔を出す仕組みだ。これがまた恐ろしく繊細な代物で、作業中に必ず潰してしまうこと請け合いだ。案の定やっちまった私はひしゃげたまま放置し、塗装直前に穴へニードルを差し込んで復旧したものの、さすがにメーカーも調子に乗りすぎた過剰ディテールだと思うんだぜっ。

ホーザン(HOZAN) ステンレスプローブ 熱処理され変形しにくい先端 パターンの修正、接着剤・テープ・電子部品の除去などに P-807
ホーザン(HOZAN) ステンレスプローブ 熱処理され変形しにくい先端 パターンの修正、接着剤・テープ・電子部品の除去などに P-807
もっとも原始的な道具であろう柄付きニードルは手近なもので代用しがちだが、買うにしろ作るにしろ自分の手に馴染む専用品を持っておきたい。

関連記事 関連記事:

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その3。難関のランボード折り曲げと、給水温め器の配管に個性を演出。: パワーリンゴ(2020/03/23)

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その1。恐るべきキット全容と、なぜ「C54」なのか。: パワーリンゴ(2020/03/21)

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その1。恐るべきキット全容と、なぜ「C54」なのか。

< Nブラスの可能性に魅せられたきっかけも同社D52ボディキット = である調 >


2020年一発目の鉄道模型ネタは久しぶりの1/150 Nゲージキット、しかも大物である。たぶん長くなるから、いつになく淡白な筆致で進めるつもりだ。前回が木曽ボールドウィンだったもんで、蒸機に興味のない方にはスマンヌ。

wc_c54_01.jpg
ワールド工芸「国鉄C54形 蒸気機関車 II 組立キット 従台車原型仕様」……製品名も長いな↑ 動輪の輪心がダイキャスト製に変更された現行品となる。

wc_c54_02.jpg
同社HOナローのキット箱より明らかに重くて背筋が凍る。蓋を開けると、例の小さなブリスターパックが3つも入っているっ↑ しかもA3両面の説明書が3枚も入っている! ヤバい。

wc_c54_03.jpg
戦慄の全パーツ集合写真↑ ここまで点数が多いと並べるのすら一仕事だ。あぁ、ピンセットでちまちま配置する姿を想像してくれたってかまわんよ。下に敷いたマットを引っ掛けやせぬかと冷や冷やもので、こっちはそれどころじゃなかったわ。

ご覧のように、素材別では真鍮の割合がかなり低い。強度確保のためリン青銅・洋白・ステンレスが適材適所に配される構成だ。また、同社HOナローばかり組んできた私には信じがたい量のロストワックスパーツが奢られており、意味不明の嫉妬に駆られた。

さて、私が本キット……というかC54を選んだ理由を以下に列挙しよう。

1. 中学生時代、『鉄道模型考古学N』に掲載された中村精密 C54の虜になる。

2. 実物のC54を知るにつれ、その悪評とは裏腹にわりと純粋な美しさを感じるようになる。

3. うっかり中村精密のC54を入手してしまい、さらに気に入る。

4. ワールド工芸から素晴らしいキットがリリースされていることを知る。

5. 金属キットの組み立てにだいぶ慣れ、そろそろ手を出してもよかろうと判断する。


wc_c54_04.jpg
こんな感じぃ。要するにだね、諸悪の根源は中村精密(ナカセイ)C54つーこった↑ ホワイトメタル主体の古い模型ながらプロポーション抜群で、よく似ていると思うよ。

付け加えるなら、ワールド工芸はブラス製Nゲージを牽引してきた立役者であり、現時点におけるその看板商品に挑みたかったことも大きな動機だな。意気込みは立派なもんだが……さぁて腕が付いてくるのやら。

C54―悲運のパシフィック (RM LIBRARY(54)) - 四郎, 村樫, 嶢, 林, 信彦, 浅原
C54―悲運のパシフィック (RM LIBRARY(54)) - 四郎, 村樫, 嶢, 林, 信彦, 浅原
RM LIBRARYは素敵なシリーズだが、ほとんど重版されず入手難になってしまうことが悲運だなっ。

関連記事 関連記事:

ワールド工芸Nゲージ「国鉄C54形 従台車原型」製作記その2。まずは、大きな窓がステキなキャブを組む。: パワーリンゴ(2020/03/22)

40年の時を超え、乗工社「木曽ボールドウィン(初代)」製作記、全10回のまとめ。: パワーリンゴ(2019/12/01)

新型iPad Proとトラックパッド付き「Magic Keyboard」を見て、13インチ未満のMacBook登場を諦める。

世間的には新型iPad Proのほうに注目が集まっていますかそーですか。超広角カメラやARの精度を高めるLiDARスキャナといった本体の目玉機能もさることながら、Pro用のMagic Keyboardはなかなかインパクトがありますねぇ。

ipadpro_magickeyboard01.jpg
基部の立派なヒンジは相応の機構が組み込まれているだろうと想像できますが、iPad裏面の屈曲部がどのような構造になっているのか気になります↑

ipadpro_magickeyboard02.jpg
そして、とうとうトラックパッド搭載ですか↑ このスタイルを目の当たりにし「13インチ未満のMacBookは今後期待できないな」と悟りましたよ。いくらmacOSとiPadOSが違うからといって、この流れを変えることはできそうにありません。

むろん、今回のiPad ProやMagic Keyboard自体は優れたデバイスだと思いますし、コンテンツ生産型ツールとしての利用が加速しているのも事実。つまりは……私が付いていけてないんでしょうねぇ。以前述べたようにファイルブラウザ中心からアプリ中心のGUI思想へすんなり切り替えられる方なら、もはやmacOSを搭載したコンサバティブなポータブルMacに固執する意味などありますまい。正直いって寂しいですけれど、いつの間にかロートルもするっと移行できちゃうようなiPadOSの進化に託します、ハイ。

Apple iPad Pro (11インチ, Wi-Fi, 128GB) - スペースグレイ (第2世代)
Apple iPad Pro (11インチ, Wi-Fi, 128GB) - スペースグレイ (第2世代)

関連記事 関連記事:

重いiPad Pro用「Magic Keyboard」、存分に活用できるユーザが限られそうな予感。: パワーリンゴ(2020/04/23)

してやられたっ……4コアCPU「MacBook Air」登場。Pro 1.4GHzとの性能差が気になる。: パワーリンゴ(2020/03/19)

してやられたっ……4コアCPU「MacBook Air」登場。Pro 1.4GHzとの性能差が気になる。

やられましたよぉ〜、ハイパワーなAirとして13インチMacBook Pro 1.4GHz(2019)を選んだ私としては。4コアCPUを選択できるMacBook Air(2020)がついに登場です。

mba2020_01.jpg
自分の理想的なカスタマイズ、すなわち「1.1GHz 4コアCore i5・16GB RAM・512GB SSD」で税抜154,800円なり。私の整備済Proが「1.4GHz 4コアCore i5・16GB RAM・256GB SSD」で152,800円でしたから、たいへん安いと感じますねぇ。

しかも、従来どおり物理ファンクションキーが搭載され、安定のシザー(パンタグラフ)キーボードへ回帰し、それに伴う厚さや重量の増加も最小限に抑えられています。

Pro 1.4GHzとの性能差が気になるところですが、そもそも全コアをフルにぶん回す機会など滅多になく、むしろ軽〜中負荷の処理を長時間行う私の使い方ではあまり影響なさそうです。むろん、その場合でも2コアと比べれば余裕と安定性がかなり違うと体感できるはず。特にバックグラウンドで小物をたくさん動かすのが趣味……じゃなくて、なぜかそうなってしまうタイプなら、そちらにパワーを持っていかれる感覚がほぼ消えますからね。

一方で、最廉価モデルがデュアルコアのCore i3となりました。またぞろApple専用カスタムチップでもない限り、第10世代(Ice Lake)のCore i3はハイパースレッディング・ターボブースト共に対応しているようなので、2019以前のCore i5と同等かそれに近い処理能力をキープしているのではないでしょうか。いずれにせよ購入を検討される方は、あまり急がずに、各所より出されるベンチマークをよくチェックされることをお勧めします。

Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PD イーサネット ハブ【4K対応HDMI出力ポート / 60W出力 Power Delivery 対応USB-Cポート / 1Gbps イーサネット / 2つの USB-A ポート / microSD & SDカード スロット搭載 】 MacBook Pro 2017 & 2018 / ChromeBook 他対応 テレワーク リモート 在宅勤務
Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PD イーサネット ハブ【4K対応HDMI出力ポート / 60W出力 Power Delivery 対応USB-Cポート / 1Gbps イーサネット / 2つの USB-A ポート / microSD & SDカード スロット搭載 】 MacBook Pro 2017 & 2018 / ChromeBook 他対応 テレワーク リモート 在宅勤務
不安を挙げるなら、4コアモデルのバッテリー駆動時間ですね。仕様表の「最大」表記はCore i3のものでしょう。

関連記事 関連記事:

新型iPad Proとトラックパッド付き「Magic Keyboard」を見て、13インチ未満のMacBook登場を諦める。: パワーリンゴ(2020/03/20)

MacBook Air(Late 2010)の後継にMacBook Pro(2019)13インチ 1.4GHzを選ぶに至った過程と理由。: パワーリンゴ(2019/11/26)

ポータブックに「Chromium版 Edge」をインストール。使用感に変化なし。Chrome用拡張機能でタブを前面に出せるようになった。

常識的なスペックを持つマシンを使っていればあまり感じないかもしれません。しかし最低システム条件ギリギリのポータブックだと、大型アップデートを経るごとにWindows 10も着実に重くなっていくことが実感できてステキです。

で、今年正式版がリリースされたChromiumベースのMicrosoft Edge(以下Chromium Edge)」をポータブックにインストールしてみました。ふと思い立っただけで特段の理由はないものの、強いていえば期待するところが一つだけありまして、えぇ。

portabook_chromiumedge01.jpg
日本固有の事情によりWindows Updateにはまだ現れず、上掲ダウンロードページからインストーラを落として作業↑ 青いFirefoxアイコンが目印です(ウソじゃ)。

portabook_chromiumedge02.jpg
Chromium Edgeは旧Edgeと入れ替わるため、相応の覚悟が必要です。ま、戻す手段はそれなりにあるでしょうから、不安なら事前に調べておくべきですね。え、私ですか? バックアップすら取らずに敢行しましたヨっ。

portabook_chromiumedge03.jpg
まだ大して使っていませんが、表示速度などの使用感は旧Edgeとほとんど変わらない印象。設定が、ChromeやFirefoxと同様のタブを1枚使う表示形式になりました↑ 個人的にはあまり好きな仕様ではありませんけれど。

portabook_chromiumedge04.jpg
さて、Chromium EdgeはGoogle Chrome用拡張機能が利用できるようになりました(全てではない?)。つまり、「リンクを新規タブで開いたときにそれを前面に出す」機能がようやく実現されるわけで、これぞ唯一の期待だったのです↑

いやいやそれ以前に……心機一転となったChromium Edgeにも同オプションが搭載されなかったことに驚愕しました。本件は腰の重い私ですら、何度かフィードバックするくらい不満を募らせていたポイントです。これほど頑ななのは、よほどMicrosoftの方針にそぐわぬ理由があるに違いありません。

【新パッケージ】Windows 10 Home 日本語版/May 2019 Update適用/パッケージ版
【新パッケージ】Windows 10 Home 日本語版/May 2019 Update適用/パッケージ版
おかげで、ctrl+shift+左クリックやshift+中クリックから開放されます。

壊れた白芝の後継にSanDisk「Extreme PRO 32GB 並行輸入品」を購入。我が家最速。

東芝SDHCカード(白芝)の故障をご報告してからずいぶん経ち、ようやく後継品を見繕いました。

sandisk_expro32gb01.jpg
サンディスクの「Extreme PRO UHS-I 32GB SDHC 並行輸入品」です↑ 安価ではあるものの無保証ゆえギャンブル性の高い並行輸入、少しでもリスクを減じるためJoshin webで買いました。ま、気休めにしかなっていないのかもしれませんけれどネっ。むしろジョーシンが扱っていたことに驚きです。少なくとも店頭販売できる代物ではないでしょう。

sandisk_expro32gb02.jpg
中身は至って普通↑ オマケの復旧ソフト用シリアル番号が内パッケージのフィルムに貼られており、利用したい方は捨てないようご注意ください。なお、サブスクリプション2年分というケチくさ……失礼、今どきのライセンス形態ですね。

まだほとんど使っていないので真価は不明。とりあえずDP2xに入れたところ、これまで最速だったサンディスク Extreme UHS-I(最大30MB/s)より明らかに速く、RAWオンリー書き込みの赤点滅が始まってから終わるまで3秒未満となりました。あまりの快適さにDP2xへ入れっぱなしとなる可能性大です。

本当はExtreme PROをRICOH GRに入れ、お下がりとなる旧ExtremeをDP2xに充てがう予定だったのに……も、もう一枚買っちゃうぅ?

【32GB】 SanDisk サンディスク Extreme Pro SDHC UHS-I U3 V30対応 R:95MB/s 海外リテール SDSDXXG-032G-GN4IN [並行輸入品]
【32GB】 SanDisk サンディスク Extreme Pro SDHC UHS-I U3 V30対応 R:95MB/s 海外リテール SDSDXXG-032G-GN4IN [並行輸入品]
並行輸入品のリスクをよく踏まえて検討してください。とはいえ正規品との価格差はあまりに残酷ですよねぇ。

関連記事 関連記事:

以前より不穏な動作を見せていた東芝の白色SDHCカード、DP2xで「カードエラー」表示。: パワーリンゴ(2020/01/16)