ワールド工芸「低重心超小型機関車 へっつい」製作記その2。課題3点とキャブ組みスタート。

< コテ先の細い40Wハンダゴテが主力 = である調 >


初めに本キット製作の課題を挙げておくゾ。むろん完成させることが最大の目標である点に変わりはない。「完成して当たり前」な脱初心者レベルに達するのはいつになるやら。

1. 補重による牽引力強化を図る。

2. モデルワーゲン朝顔カプラーシステムに対応させる。

3. キャブ内を占有するモーターケースの存在感を薄める。


なかなか深刻な問題が含まれている気がしないでもないが、各々の詳細は製作記を進める中で述べていこうじゃないか。ではでは製作に取り掛かろう。

ワールド工芸の説明書には組み立てる順番が記されていないので、まずは無難そうなキャブから手を付ける。同社の蒸機はだいたいキャブを一番に組めば大丈夫……らしい、たぶんきっとメイビー。

画像

折り曲げ済みのキャブ本体各所にハンダを流して固定する↑ ご覧のように扉や後妻があって密閉キャブに近い雰囲気だが、実車メーカーの基本的な原型はどちらも無いスカスカの開放式である。また、1/87スケールではせいぜい2cm立方しかなく、室内で立つことはおろか、機関助士が座ったまま投炭するのさえ窮屈極まりない劣悪な環境といえる。その最たる証拠が、子供の砂場遊び用ほどに小さく短い投炭スコップだ。どーでもいいけれど、関西やったらちっこいのんがスコップ、でっかいのんがシャベルやで。

その後、後妻の外面を貼り合わせておく

画像

屋根を妻面に合わせて修正曲げしてから取り付け、サイドタンクの天面を同側面にハンダ付けする↑ さらっと書いたが、なかなか手こずったゾ。特にサイドタンク天面は側面より一段下がっているのに、ストッパーとなるべき内張りがタンクの妻部分には無いのだ。グラグラ揺れる天面を、ピンセットペンチでつまみながら真っ直ぐ付くまで何度もやり直したわ。

屋根の前後位置は、前妻とツライチかほんのわずかに出っ張る程度がベストだろう。タンク天面に付く給水ハッチはつづら折りしてハンダを流し、折り目の出っ張りをヤスって整えておく。まったく地味な作業だよ。せめてハッチくらいロストワックスを奢ってくれてもよかったんだぜぃ。

超小型機関車というだけあって、作っている感覚はHOよりもNのタンク機関車にずっと近いな。ただ、実物が存外すっきりしているおかげで、細かなパーツをごちゃごちゃ引っ付ける必要もないことが不幸中の幸いだろう。とにかく本車の見所はその小ささ・平べったさなのだっ……うまく完成すれば、な。


白光 半田ゴテ レッド 40W No.502
白光(HAKKO)

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト


白光の製品がAmazonで600円台、ありがたい。

関連記事 関連記事:

ワールド工芸「低重心超小型機関車 へっつい」製作記その3。サイドタンク組み立てと、牽引力不足の話。 パワーリンゴ/ウェブリブログ(2019/02/19)

ワールド工芸「低重心超小型機関車 へっつい」製作記その1。キット全容と実物のあらまし。 パワーリンゴ/ウェブリブログ(2019/02/14)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック