モデルワーゲン 「頸城のホジ3」製作記、その9。溝を越えられないインレタ、30分硬化型の活躍。

< なぜかグリーンマックスの車番インレタは失敗したことがない不思議 = である調 >


このキットは塗装後の作業がやたら多い。ショートケーキの苺を最後にとっておくタイプ(近ごろは面倒くさくなって好きなタイミングに食べる程度には成長したよ!)の私には少々辛かったりする。

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塗装より苦手なもの、それはインレタ貼り。私の下手っぴさたるや尋常ではなく、端から諦めておる。だから余計に失敗するという負のスパイラルへ陥っているのが現状だ。ご覧のとおり頸城ホジ3の腰板は縦羽目表現のエッチング溝が彫られていて、溝を回避できる表記はどうにか成功↑ つーか私には上出来だなっ。

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しかし、溝をまたぐマークはご覧の有様↑ ま、まま、マルケーがずたずたに寸断……組立講座では透明デカールに転写したものを貼っているふうでもなし、「越えられない壁」ならぬ「溝」の深淵さを前に立ち尽くすばかりである。もう一つ溝越えの検査表記は、枠内が透明ベースにでもなっているのかぎりぎり途切れずに済んだが、ホント懲り懲りだよ。

気を取り直して、上・下回りとも「クレオス 半光沢クリア」でトップコート。特にインレタがあるので、いつもより厚めに吹いておく。さらに前回触れたウェザリングをやっちゃうゾ。基本方針は「上品な汚し」で、いちおう本車の前に習作をこしらえてテストしたけれど、モデルワーゲン製に施すのは初となる。「クレオス つや消しクリア + GMダークグレー」の薄いマットグレーを下回りおよび車体裾にさっと吹く。作業中、見えにくくて加減を掴めぬまま「色が乗ったかな?」程度に留めておいた。まあまあ、こんなもんだろう……って画像がなく恐縮の至りだが、最後の写真特集でご覧いただければと思う。

屋根はつや消しクリアでトップコートし、上記マットグレーにウッドブラウンを足して薄吹き。なんかぁ、ちっとも変化がわかんないって感じぃ〜。

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ここから接着工程に入る。その1で説明した「夏姿」はあちこちの窓が開いていて、窓セル作りに苦しむのは火を見るよりも明らか。したがって、私の「事前にエッチング板をスキャンし、Illustratorでトレースした線をOHPフィルムにプリント」する恒例行事がいつにも増して効果を発揮したっ↑ Illustratorに限らずそれなりのドローソフトなら同じことができるはずなので、もし窓セル製作に悩んでいる方がいればお試しあれ。

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普段ピンセットを使って狭い車体内部をガサゴソまさぐらねばならない窓セルは、先に窓枠へ貼れるぶん楽チンで助かる。そのガラス付き窓枠を車体内側へ仮止めし、周囲に30分硬化型エポキシ接着剤を塗って固定した↑ 「30分硬化」がミソで、塗布後余裕を持って位置の微調整ができるのだ。作業テンポが落ちるけれど、確実な位置合わせと綺麗な仕上がりを優先するなら30分も待てないでどーする。ま、すでに秋も深まった時節柄、30分では到底固まらなかったがな、ちくしょーめー。

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さらにヘッドライトケースやワイパー、ドアハンドルもエポキシ接着剤で固定↑ じつは、完成後一段落つくまで気づかなかった私も余程だが、実車をよく知る方なら上掲画像にておかしなポイントをすぐさま指摘できるかもしれない。自分の工作や塗装の甘さに起因する類の瑕疵じゃなく、明らかに「あれ?」となる箇所だ。答え合わせは写真特集号で。




エポキシ接着剤はやり直しがきかないというか剥がすのが大変なので、正直なところあまり使いたくない。粘度が高く、糸を引かず、硬化に時間のかかる接着剤が他にあればなぁ。

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モデルワーゲン 「頸城のホジ3」製作記、その10。鬼のハンドレール接着を経て、ついに完成っ。 パワーリンゴ/ウェブリブログ(2018/12/01)

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この記事へのコメント

shigechan
2018年12月01日 10:05
お早うございます。

いつもながら驚異の仕上がり具合に感嘆しています🤩 接着剤はゼリー状のセメダインスーパーXがお薦めです。
秒速硬化ではなく一、二分以内の手直しが可能で、硬化後もクリアーです😸 シアノアクリレート系の様に白濁しないし、周辺に白化物が付くこともないですよ。
若干黄変するようですが。
2018年12月01日 13:35
shigechanさんこんにちは。

どうもありがとうございますっ。まあ作っている本人からすると、至らぬ箇所を全て否応なく把握しているせいで、そればかり気になってしまいます。

そうそう、当初はスーパーXが第一候補だったのです。ただ、ゴム系よりマシとはいえ糸を引きやすく、また硬化後も維持される弾力は、窓枠には良さそうですが小物の固定に不安が残るといった点で残念ながら採用には至りませんでした。

瞬間接着剤は今回の場合には不適ですが、アセトンで簡単に剥がせるのが魅力ですね。
メッサーシュミット
2018年12月02日 00:51
トビさま。
インレタに、段差の溝がある場合の
裏技は。
段差の部分を、同色の筆塗りで
タッチアップして埋めて置くって手がありますよ。(笑)
2018年12月02日 09:26
メッサーシュミットさんどうもです。

それも考えたんですよ~。しかし第一の問題として、毛細管現象が起こるのではないかと。塗料を置いた瞬間、溝に沿ってスッと伸びてしまうように思います。それこそドライブラシの一歩手前まで粘度を上げれば大丈夫かもしれませんが、それだとまともにタッチアップできそうにありません。

次に、インレタの溶剤耐性ですね。マークそのものは耐えれても、糊の層が塗料に侵されてズルッと剥がれてしまうのではないかと考えた次第です。

いずれにせよ筆塗りがダメダメな私じゃ、タッチアップすると余計汚くなること請け合いですので、今回の結果は甘んじて受け入れざるを得ません、ナハハハ。
shigechan
2018年12月02日 09:42
お早うございます。

ナルホド~、そう言う考察があったんですね。よく分かりました😄 ラジオとは素材が違いますからね。

ラジオの場合に一番多い補修はネジ止め部分の割れで、根元から折れる事もしばしばです😅 折れた時の方が補修は楽で、割れた時には接着剤の柔軟性や靭性が有り難い事もあり、インシュロックで補強する事もあります。

模型に戻りますけど、ウェザリングなんて驚愕のワザですよ。中古ラジオは適度の?ウェザリングが進んでいて、筐体洗浄するだけです。
2018年12月02日 15:18
shigechanさんどうもです。

ラジオのネジ止め部分の割れ、わかりますっ。プラの箱物でよく起こりますねぇ。特にヴィンテージ品ともなると割れやすくて困りますよね。なるほど、スーパーXの柔軟性が活きるわけですか。

ウェザリングは奥が深すぎてついていけません、ナハハハ。私など文字通り表面をなぞるレベルです。今回もおっかなびっくりゆえ、ほとんどわからないという……。
メッサーシュミット
2018年12月02日 21:52
トビさま。
因みに、モデルワーゲンさんは。
硝化綿ラッカーの厚塗りで御座いますから。参考には成らないのではないでしょうか?(笑)
2018年12月02日 22:33
メッサーシュミットさんどうもです。

私はモデルワーゲンの完成品を買ったことがない(買えない!)のですが、作例を見ると確かに塗膜が結構厚そうに見えます。やはり、インレタが転写しやすい程度に溝が埋まるんですかねぇ~。

私もニトロセルロースのラッカーに挑戦したいものの、取り扱いや匂いのことを考えると……まぁ、まずはエアブラシを自在に扱えることからですね、ハイ。
メッサーシュミット
2018年12月02日 23:04
トビさま。
私は、厚塗りが嫌いなので。Mr.カラーにフィニッシャーズのピュアシンナーを30%位混入させて。
シャブシャブにして、エアブラシで吹いています。金属板には、ピュアシンナーいいですよ。
塗膜の強度も上げて、アクリル塗料の色艶も残せて。乾燥も早くて、慣れると
病み付きですよ?(笑)
2018年12月03日 09:21
メッサーシュミットさんどうもです。

フィニッシャーズのピュアシンナーですか、全く知りませんでしたが一度試したいですね。ご紹介くださりどうもありがとうございますっ。

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