モデルワーゲン「根室拓殖の人形付き無蓋車」プチ製作記。プチだけに3つのプチ改造。

< 戦後、この傾いた貨車ばかり重用された理由が知りたい = である調 >


宿題を残した「根室拓殖の銀龍号 II」、夏休みが到来する前にさっさと済ませちゃおう。なお、忌まわしき夏休みの宿題を思い出したからといって私に責任を押し付けるのはよしてくれたまへ。

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パーツ一覧を再掲載するよ↑ 客貨両用として大活躍した無蓋貨車を、メーカーの表記に則り本連載では「無蓋車」と記す。恐ろしいことに、床板と補強板はおろか側・妻板までt0.8の真鍮板が奢られているのだ。実物に換算すれば約70mm、トップクラスの装甲貨車になっちまう。無蓋だけれど。

今回は3点、プチ改造を加えてみた。まず、元になった無蓋車は片軸のコイル軸バネがヘタったのか常に前傾(どっちが前かわからんので後傾でもOK)しているという、期待を裏切らない素敵仕様である。銀龍号の客室を後傾させた私がそれを無視するのは、一貫性に欠ける話じゃないかっ。

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つーわけで、片方の軸受パーツをかさ上げするためにt0.3真鍮板からスペーサーを作成

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次に、接着剤での固定が指示されているホワイトメタル一体成型の荷物を、ネジ止めによる固定に改造。荷物の裏に梁を設けて、中央にM1.4タップを立てておく↑ しっかし拡大して見るとPカッターの筋彫りがガタガタだなっ。

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これを荷物の裏側へ瞬間接着剤で固定↑ ネジ止めに変える端的な理由を問われても困るんだが、金属キットに限らず可逆分解の容易な構造を目指すのは私だけではない……はずメイビー。

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床板の真ん中に穴を開けてネジ止めすれば、取り外し可能な荷物の出来上がり〜↑ いつの間にか他の部分が組み上がっているが、特に悩む箇所もなかったので省略。異論はいらん。

プチ改造3点目は荷物の追加。本キットは、特定の一両の特定の瞬間……言い換えれば一枚の写真をかなり正確に再現した代物なのだ。で、その写真には荷台からはみ出す数本の長い木材が積まれていて、こいつを再現しない手はなかろう。

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先端を少し細く削ったφ1.0真鍮線を3本俵積みにして、リード線より引き抜いた極細銅線で縛った↑ ディテール濃度にムラが出るのも見苦しいから、太さ・長さや本数はデフォルメしまくっている。実物はたぶん、足場に使う細い丸太だと思う。

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以上で全体を仮組み↑ うーん、いい雰囲気だっ。ブラス鉄道模型は無塗装(といっても酸化保護のためクリアを吹く場合が多い)仕上げというジャンルがあり、この無蓋車も特例的に同仕上げでもって終了したい衝動に駆り立てられるんだが……模型への興味が皆無な人にすら「色塗りが面倒なだけじゃん」と見破られること必至ゆえ、しぶしぶ面相筆を取った次第。本キットの正念場はこれからであるっ。




1/87 HOeの1mmは実物換算87mmに。

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