モデルワーゲン根室拓殖「かもめ号」製作記、その9。光沢への未練といさみやプライマーの奇跡。

< ミッチャクロン系は透明度が高すぎて困ッチング = である調 >


いざ、新しいコンプレッサーで巻き返しを図るぞっ。といいつつ中断してから丸2日空いてしまった。コンプレッサーが届いたのは朝から冷たい雨の降る日だった。天まで我を見放したっ(オーバーな)。

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さてと、白帯の次は赤帯だ。私の取った塗装順は、マスキングの面積を増やす一方で済むのがポイント。白帯として残したい箇所をマスクし、「クレオスの赤 + スパイス少々」で吹く↑ なにも企業秘密だからスパイスなどとうそぶいているんじゃない。ものすごくテケトーに混ぜちゃって、きっちり記載できないだけだよ。いろいろ酷いな。

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ここまで塗ったら、一度マスキングテープを全て剥がす↑ テープを貼ったまま長時間放置すると、浮きが生じて塗料の吹き込みが懸念されるのだ。案の定乱れが散見されるものの、レタッチするほどでもないというか下手にやって余計汚くなるのは火を見るよりも明らかなので、合格とする。あいかわらず塗装の採点は甘いのよ〜。

その7にて『一番輝いていた頃のかもめ号に仕立てたく』と記した由は、この帯の塗り分けに起因する。車体の劣化がまだ目立たぬ時期は塗装もしっかり施されていたようで、特に左側面の客用ドアはウィンドウシルと同じ塗り分けになっているのだ。フロントデッキ2灯時代になると、このドアの帯が省略されたり、ドア全体の色が他とは違って見えたり(銀色との説もあるがドアは木製のはず。銀色の塗料をわざわざ塗ったのか、あるいはドア表面にジュラルミンでも貼っていたのか?)と、オンボロ感が加速する。それはそれで味わい深いけれどね。

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再びマスクして、今度は屋根を灰色に↑ 「グリーンマックス鉄道カラー35 ダークグレーとクレオスC45 セールカラー」を調色し、少し黄色みのあるグレーを目指したが、なかなかええ感じに仕上がった。さらに、前面おでこの塗り分けラインをR付きで上方に上げてみた。このとき、その6で触れたヘッドライトの台座が邪魔になる。よって、あまり違和感の生じないアレンジを加えた次第。屋根がグレーになるだけで鉄道車両っぽく見えるんだから不思議っ。

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あとは細部に色を差し、ワイパーの塗装を削って洋白地を出す↑ ここでいいニュースだぞっ。新品の刃に替えたデザインナイフでワイパーを擦っていくのだけれど……硬い! 異様に硬い! 塊でポロっと剥がれる気配など皆無で削りカスが非常に細かく、けっこう力を加えて削らないと塗料が落ちないのだよっ。あまりに丈夫だから洋白に引っ掻き傷が付くし、ワイパーの根元や裏側まで落とすのを断念したくらいだ。つまるところ、いさみやカラープライマーの卓越した性能に尽きるだろう。

また前回述べたように、薄めすぎが功を奏した可能性もある。ともかく「4倍希釈の薄塗り」レシピで十分すぎる食いつきを得られたことが、本キット製作における最大の収穫じゃっ。まぁ再現性は必要だわな……どなたか頼みます。

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最後にクレオスの「スーパークリアー半光沢 と同つや消し」を3:1で混ぜてトップコート↑ つや消し一歩手前で全体が落ち着いた。コート前のツヤツヤボディも捨てがたく、いっそ光沢で仕上げようかと思案したよ。けれども悲しいかな、工作のアラが際立ってしまうんでね。そうそう言い忘れていた、エアブラシで用いた塗料はトップコートを含め全てアクリルラッカー系。金属ならいずれ、ニトロセルロースラッカーにも挑戦したい。むろんツヤツヤテカテカ仕上げで!

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プライマーの性能比較ということで、下回りは「ガイアマルチプライマー」を吹いてから「クレオスの黒 → スーパークリアーつや消し」の順で塗る↑ じつは、正しい時系列だとボディより先に下回りを塗り終わっていて、要するにいさみやパワーを知る前なのだ。もし逆なら……ガイアには悪いが迷うことなくいさみやを選んだよ。




その透明度を活かしてブラスモデルの未塗装クリア仕上げに利用すればベストマッチ間違いにゃい。

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