ペパクラ「Uボート」建造日誌、X + 27日は竣工日。ひとまず完成お披露目なのだ。
潜望鏡と碍子の件は放置だっ。潜舵の張り線をもって竣工と成す。だってこのままじゃ本連載を切り上げられないのだよ。ほれ、かのリシュリュー級も未完成のまま戦闘したっていうじゃないか。アレと同じにするなって、こっちが言いたいね。
以下、完成お披露目でござる。
全長70cm弱だと撮るのも大変。艦体の色が前・中・後ろで異なっており、互換インクの変遷を表している↑ ネタじゃないから。マジなんだから。教訓、始めに全部プリントアウトしておくべし。
右舷前方より↑ この角度だと小さな船に見えるなぁ。実際のところ、喫水が深いわりに水上760トン。側面に大きく張り出したサドルタンクの下に広がる緩やかな丸みが、露出した耐圧殻そのものである。7C型は最厚部1.85cm、圧壊深度200m。映画の中だけでなく、リアルに200m以上潜って生還した艦が少なからず存在するあたり、恐るべしドイツ製。
まだ慣れず、工作の甘さが露呈する艦首付近のクローズアップ↑ ひでぇ歪みと隙間は爆雷のせいなんだよ、文句あるか。
低く見積もっても全工程の30%近いパワーを要した甲板砲↑ もうこれの話はいいね。
推進器の覗く艦尾↑ 「可潜艦」時代の複雑な造形が素敵なのに、どこから眺めても目立たなくて残念。Uボート乗り出身のカールおじさんこと海軍元帥デーニッツは、二軸推進にこだわっていたらしい。作業中に誤ってぶち当ててしまい、右舷側横舵が下に曲がってしまったのはご愛嬌・・・修理しろよっ。
痛恨のポカミス対空機関砲↑ 「冬の庭」の手すりが綺麗に決まったぶん、悔しさも倍増だ。けれど、今作り直す元気はない。
正面から全体を眺めれば、艦の細さとサドルタンクの造形がよくわかる↑ 全体の傾きや歪みをほとんど生じずに完成できたのは、多分に作者様のデータが素晴らしいことと、まぐれ以外に考えられないね。
今どきの潜水艦では味わえない艦橋周りのデコボコ↑ そら水中7.6ノットしか出るまい。
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制作記事を綴ったおかげか、恐るべきスピードで完成にこぎつけた次第である。おかげで、はるか先の心配事だったはずの問題・・・他でもない、陳列方法に直面しているのだ。本艦の収まりそうなアクリルケースを探したら、いきなり15,000円とか本末転倒にもほどがあるよ。アクリル板での自作は個人的にペパクラより神経を使うし、どーにかならんもんかと考えあぐねている。現在は、建造中より様々な空襲や破壊工作から艦を守ってきたダンボール製「ブンカー」に格納しているが・・・存外Uボートにお似合いといえば皮肉が過ぎるかね?
中に入れるべき1/350大和より高いとは・・・。
○ ペパクラ「Uボート」建造日誌のまとめ。空前の全28記事。 パワーリンゴ/ウェブリブログ(2015/04/30)
○ ペパクラ「Uボート」建造日誌、X + 26日目。予想外に上出来の張り線でもって99%完成だっ。 パワーリンゴ/ウェブリブログ(2015/04/23)










この記事へのコメント
トビさんの手先の器用さにびっくりしました。さすが、カメラやパソコンが分解できるわけだ…。尊敬!!
どうもありがとうございますっ。糸で作る部分も細い紙で代用したので、そのまま紙の日に出せます、ナハハハ。
いえいえ、やっぱり私なんかより上手な人はいくらでもいらっしゃるもんでして・・・なにより、データの作者様の技量には脱帽するばかりです、ハイ。
ねもねもさんこんにちは。
ケースの案、ありがとうございます。薄い材質も考えてみましたが、強度的な不安が残りまして・・・目安としては100g程度の硬いモノの落下には耐えてほしいところです。妥協案として、アクリルを使うにしても、小口45度合わせを諦めて、接着面すなわち全ての角を細い色付きアングル材(ABSとか)で隠すのが一番簡単かなぁと。見てくれが日本人形のケースそっくりになってしまいそうです。
http://www.hazaiya.co.jp
リンク拝見しました。業者に頼むとかなり割高なんだろうなぁと考えておりましたが・・・自動見積もりを取ってみると、台座込みの完成品でも7,000円弱なんですねっ。タミヤの1/2とは、こりゃ驚きです。
ちょっと本気で検討してみます。情報ありがとうございますっ。
ありがとうございます。そうそう、作っている時が一番楽しいんですよね。おかげで後先考えず・・・ナハハハ。
お褒めいただき恐縮です。近くで現物を見ると甘い箇所だらけですが、なにより完成にこぎつけたことに安堵していますっ。
各部の形状を見るとホントに可潜艦ですね~。圧壊深度200mでリアルに200m以上潜って生還した艦が少なからず存在するって凄いなぁ。
この格好を見たら化学工学が苦手でも流体抵抗が大きいとか、層流より乱流になりそうだとかは判りますからね。
今は1軸推進が主流ですよね。2軸推進だとギヤの騒音を抑えきれないのでしょう。見ているだけで楽しめます。感謝!
水中を走り回るのに全く合わない形状だという認識は当時も十分持っていたようですが、いかんせん水上航走を第一義にせねばならない時代でしたからねぇ。
流線型+一軸推進は、ドイツがいち早くヴァルター機関の試作艦数隻で実現し、その技術が戦後の潜水艦に多大な影響を及ぼす結果となったことは皮肉なものです。ドイツはそういうのが多いですね、ナハハハ。