Airへの布石。ThinkPad X60をSSDへ換装。

さて、ThinkPad X60をSSDに換装した話です。

なぜThinkPadにSSDなんだ、ということですけれど、一番の理由はMacBook Airの使い心地をシミュレートするためなんです。「あんまり参考にならんのじゃ・・。」と思われるかもしれませんが、HDDをSSDに置き換えた際に最も変わる使い勝手があり、それを知りたかったのです。

最近の2.5インチHDDは以前よりクラッシュしにくくなった印象があるものの、やはりノートマシンを扱う時は細心の注意を払う必要があります。ディスクアクセス時の振動はもちろんのこと、起動中不用意に持ち上げたりするのはマズいですし、膝の上ではキーボードの打鍵をやんわりするなど神経を使います。おかげで振動によるHDDクラッシュは一度も経験していません。

その点SSDは最強ですね。たとえがしがしアクセスしている最中でも、マシンをぶんぶん振り回したりガタガタいわせてもクラッシュのしようがありません。

この感覚がどれだけ快適なのかが知りたかったんです。もちろんSSDの他の利点も合わせて検証するつもりでした。読み書き速度や静音性、重量、バッテリーのもちなどなど。ただ、検証用という前提ゆえ高価なSSDは準備できませんので、参考程度です。

まず、用意したSSDはこちら↓

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CFD販売のCSSD-SM64WJ3。MLCの64GBで9,000円弱。その低価格のせいか性能評価がイマイチのようですけれど、4年落ちのマシンに入れるなら十分じゃないかと判断しました。CFD販売は聞き慣れませんが、BUFFALOの子会社だそうですね。

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サイズはHDDと一緒。中身が詰まっていない分軽いものの、スッカスカというほどではないですね。想像より重いです。また、BUFFALO製品だとUSB端子のある箇所が空きになっています。

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裏面は金属板一枚。バラして外装に穴を開けまくるといった軽量化もできそうですね。

交換は超簡単。ThinkPad X60はネジをひとつ外すだけで蓋が取れ、HDDを引き出せます。このへんはさすがThinkPadですねぇ。

問題はシステムの移行。もともと入っていたのは80GBのHDD。Acronis True Imageなどのディスククローン機能を持ったソフトはフリーを含めていろいろあるんですが、クローン元のディスクより容量の少ないディスクをクローン先にできない場合がほとんどです。当たり前といえばそうなんです。けれど、元のHDDは80GBのうち20GB程度しか使っていなかったので、ひょっとしたら上手くいけるかもと挑戦してみました。

1. ドライブ交換前に、SSDを外付けUSBケースに入れてNTFSでフォーマット。

2. Acronis True Image 2010 体験版のレスキューメディアで起動。

3. クローン作成ツールを実行するもクローン先ディスクが指定できず。

これを数回試しましたが無理でした。

4. SSDを内蔵し、HDDを外付けUSBケースに入れて、ThinkVantageレスキューメディアで起動。

5. よくわからないエラー発生でSSDが認識されず。BIOSに入り、Serial ATAの設定をAHCIからCompatibilityに変更することでSSDを認識

6. ThinkVantageのリカバリ機能にてリカバリ元をUSBケースに指定しようとするも選択肢に現れず。

この時点で・・諦めました。Windowsはこういうので泥沼にハマりやすいため、おとなしくThinkPadのリカバリメディアにて工場出荷時の環境をSSDに構築しました。

今は、以前の環境にほとんど戻し終えました。で、SSDの感想ですね。正直に言いますと、10年以上ノート一筋でやってきた手前、癖というものは簡単に取れるもんじゃないですヨ。SSDなのに、体を固くして使ってしまうのです。持ち上げるときや置くときもそっとしてしまいます。いかんいかんと我に返って意味なくマシンを片手で持ってぶんぶん振り回したり・・。いかに今までHDDクラッシュの恐怖が大きかったかを物語るようです。

それよりも読み書き速度の向上が半端ではありません。もう一度、CrystalDiskMarkによるベンチマークを載せます。

換装前のHDD(日立 80GB、5,400rpm)↓

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換装後のSSD(CFD 64GB、MLC)↓

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SSDの速さよりもHDDの遅さのほうが驚きかもしれません。MLCのSSDはプチフリーズが多いとのことですけれど、どの状態がプチフリーズなのかわかりません。今までメガフリーズパラダイスだったとも言えます。

また、バッテリー駆動時間もかなり向上しました。これは嬉しいですねー。HDDのがりがりというアクセス音が無くなったのもありがたいです。残念ながら、ThinkPad X60の冷却ファンがそれなりの音を発するため、超静音とはいえません。それでも、ファンの回る頻度が大幅減少に至ったのは実に嬉しい誤算です。

以上、MacBook Airのシミュレーションとしての成果はかなり挙りました。肝心要の使い勝手が即座にわからなかったのは残念ですが、長年の癖も使っていくうちに減少するでしょうし、その時に再認識することで判断できるでしょう。それよりも・・・MacBook Airの代替としてThinkPad X60がかなり使えてしまうんじゃ・・という新たな悩みが・・・ナハハハー。




モバイルするマシンは容赦なくSSD一択、ですね。

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