初代AirMacベーステから無線LANカードを取り出してPowerBookに挿す。

 iPadが発売から200万台出荷され、自国の首相が辞意表明を出した最中に時代錯誤なことをやっているトビフシコです。

 もう、タイトル通りなんですヨ。old Macを趣味にする際は、本当に過去の知識が重要になってきます。初代AirMacベースステーションの中身、それはルーセントテクノロジー(現・アルカテル・ルーセント)のPCカードなのです。

◯ 初代AirMacベースステーション↓
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 中古Mac売り場でよく目にしますね。価格も随分下がりました。

◯ 分解開始↓ 下の3つのネジを外せば、カポッと底が取れます。
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◯ メインのユニットを外します↓ 3つのネジを外し、中のLANコネクタからケーブルを引き抜きます。他の結線に注意。
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◯ メインユニットから抜いたPCカード↓ ルーセントテクノロジーのWaveLAN SILVERというモデルです。
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 このカードは、同社のAirMac互換として売り出されたWaveLAN Turbo 11Mbと同等の製品で、Turbo 11Mbが58,000円したのに対しAirMacベースステーションは38,000円。ですから、当時中身を知っていたユーザはベースステーションを2台購入し、1台を分解してクライアントのカードとして利用したんですね。ずっと安上がりです。

◯ PowerBookに挿しました↓
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 これはPowerBook G3 Lombardです。結構出っ張りますね。

 後はソフトウェアの設定のみ。AirMac非対応のMacにOS 9をインストールしている場合はAirMac関連のソフトウェアが自動的に外されているはずですので、インストールCDから追加インストールする必要があります。トビはMac OS 9.0.4のCD-ROMから追加しました。

 ソフトを追加した後、WaveLAN PCカードを挿すと、すぐに認識して使える状態になります。ネットワークを指定してWEPパスワードを入れるとあっさり繋がりました。私は64bitの環境ですが、このカードが128bit対応なのかどうかはわかりません。

 拍子抜けするほど簡単ですが、大きな落とし穴を一つ発見しました。なぜか・・・アンマウントできません。AppleTalkを切り、TCP/IPの経由先を他に替えても、何かが使用中で取り出せません。うーん、一体どいつの仕業なのだ?

 サミぃさんへ:

 このWaveLAN PCカードはPCMCIA規格ですので、おそらくコメットさんでも(上段、下段関係なく)使えます。ドライバはOS 9付属のものでOKです。ただし相性があるかもしれませんので100%使えるとは言い切れません。こちらでも検証したいと思います。

 AirMac Expressはおそらく初代からWEP 64bit(Appleでは40bitと表記)に対応しています。少なくとも現行のExpressは64bit対応であることが製品ページに明記されています。クライアント側も問題ないはずです。MacBook Late 2007(Snow Leopard)では普通にWEP 64bitのネットワークに接続できます

 ただ、アクセス制御を併用するにしてもWEP 64bitが最弱のセキュリティ設定である点は否めません。電波の届く範囲に悪意を持った人間がいないとも言い切れません。可能であれば、専用の無線LANを構築したいところですね。

初代AirMacベースステーションとOS 9で古いPowerBookを無線LAN接続。

 Click & Pressさんからwebでディスカッションを、とのことで、いくつかの件についてメールのやりとりをさせていただいております。その中の『PowerBook 2400c(コメットさん)で無線LAN』という案件について、少し進展がありました。

 MACPOWER 2000年7月号に、探していた記事を発見しました。今現在、古いPowerBookで利用できる無線LAN PCカードを入手することが非常に困難で、コメットさんを無線LANに繋ぐにも最大の問題なのですが、中古で比較的入手しやすい初代AirMacベースステーションを使えば簡単に解決できそうです。

 また後ほど記事にしますが、ベースステーションの中身が鍵なのです。中身がどうなっているか覚えている方も随分と少なくなっているんじゃないでしょうか。