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元DTPオペレータの「トビフシコ」が、MacやiPhone、デジカメなんぞの話題について一笑に付する・・・じゃなくて、情熱全開の語りを披露するモノ好きバラエティ・サイト。

オールドMacとジャンクデジカメをこよなく愛する一方、付き合い程度にWindowsを絡ませるのでご安心ください。

ブログ化以前のサイト名:Tobifushiko's Page!。
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20年のブランクを経て…ペアーハンズ「南部縦貫鉄道キハ10」トータルキット、その8。スノープロウ周り

2017/11/21 13:04
< エッチング板のランナーも大切な資材 = である調 >


この調子だと10回を超える連載になるのは必至ゆえ、年末特別企画へ昇格だ。異論はないな、よし。

その5で挙げた難題2つ目「スノープロウ及びカプラー(連結器)周りの設計が放棄されている」について、画像を中心にお届けしよう。苦労のわりに写真が多い理由は、一作業ごとに長時間考え込むことを繰り返したから。まさしくクロウトシコウ。

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以前述べたごとく、説明書とエッチングパーツの形状からして違う。おかげで、カプラー取り付け用に1.4mmネジの下穴が床板に開けられているも、スノープロウ台座がそれを隠す始末。一番の問題は床板位置が高いため、かさ上げせねばカプラーが付かないし、スノープロウがレール面から離れすぎてしまう。仮組みしたパーツとカプラーを転がしながらうんうん唸ること数日↑

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結果、カプラー交換可能な将来性を持たせつつ簡便な工作とするため、スノープロウ及びカプラー台座を自作することに。t0.8とt0.5(後者はエッチングのランナー)の真鍮板を使用↑ よって台座は床板より1.3mmレール面に近づく。

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下からt0.8 → t0.5 → スノープロウ台座 → スノープロウの順でハンダ付け↑ 前の小さな穴がカプラー用、後ろの大きな穴がこの一式を固定する1.4mmネジ用。スノープロウ台座はカプラーの邪魔になる中央を切断している。

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塗装前に床板へ取り付けてスノープロウの高さをチェック↑ いい塩梅だ。連結可能な最小クラスのグリーンマックス製ナックルカプラーも似合っている。なお、実車は一般的な自連より一回り小さな小型自連を装備。もちろん普通サイズとの連結は可能。

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塗装後のスノープロウ&カプラーユニット↑ カプラーは1.0mmネジを、スペーサーを介してアームに直接ねじ込んだ。押すにも引くにもまるで強度不足のステキな構造だが、これで連結するつもりはないので問題にならない、エェ〜〜〜。実車も営業運転時代はほぼ全て単行だし、そもそも同じカプラーを取り付けた手持ち車両が他に存在しないからなっ。

「だったらダミーカプラーにしろよ」との正論も却下だ。曲がりなりにも連結機能のあるカプラーを持ってこその鉄道車両であり、勝手な信条をさておくとしてもダミーなら前面の造形を根本的にいじる必要がある。つまり……面倒くさいんだよコノヤロー!




マグネマティックカプラーの取り付けも考慮済みだけれど、機能的に無用の長物かつ大きすぎて見てくれが……。

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20年のブランクを経て…ペアーハンズ「南部縦貫鉄道キハ10」トータルキット、その7。マイクロ山脈嫌い パワーリンゴ/ウェブリブログ(2017/11/19)
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20年のブランクを経て…ペアーハンズ「南部縦貫鉄道キハ10」トータルキット、その7。マイクロ山脈嫌い

2017/11/19 13:32
< 本物を見たことがないけれど、上半分はおおかた白人系肌色の予感 = である調 >


塗装大失敗のつづきである。

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縁がガビガビの白帯↑ 帯の上下を横断する凸のリブに注目。


前回の2つ目「ボディをクリーム(ピンク) → 朱 → 白の順で塗った」言い訳をしよう。缶スプレーの厚塗りで生じる塗り分けの段差、そしてマスキングテープのコバによって生じるバリ状の塗膜(以下マイクロ山脈)ができるだけ目立たないよう検討して導いた結論だ。すなわち上下ツートンの塗り分け箇所を白帯で隠す算段である。

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ツートン塗装後↑ 段差やマイクロ山脈だけでなく塗り分けラインの乱れも隠すつもりだったが、この状態ではむしろ整っている。


この意図については概ね達成されたと自画自賛してもよかろう。白帯上下に生じる段差やマイクロ山脈は不可避だが、実車の塗り順も白帯が最後のはずで気分的に楽だからOKなのだ。(なんじゃそれ?)。

さて、白帯の反省会。一言でいえばマスキングの計画が甘すぎた以上。本車両は窓下に2本のリブが側板を横断しており、白帯の塗り分けラインがリブより少し内側ときたもんだ。これがリブ間いっぱいの太さなら塗装も楽だったのに……って実車に注文をつけるのは御法度かそうか。

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となると、上図のとおりマスキングテープの浮きは避けらないってわけだな↑ 塗装直前にしっかり押さえたところで焼け石に水である。なお、負のスパイラルへ陥る予感しかしないのでタッチアップはやめておいた。じつに懸命な判断である。

*****

かなり苦労したにもかかわらず、塗装の話は個人的にさっぱり面白くないからさっさと切り上げたい……おっと大切なことを書き忘れるところだった。ツートンの使用色はMr.カラーのキャラクターフレッシュ(2)と、シャインレッド。意外な選択に思われるだろうが、ネット上の実車画像と私の模型画像を比べても遠からず、ではなかろーか。デジカメやスキャナのセンサーを通した際の変化なども踏まえ、わりと研究したつもりである。


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ペアーハンズの説明書では、GMカラーを使った場合の一例としてクリーム4号と朱色4号が示されているが、これでは国鉄色そのまんまだ。ピンクの強いキャラクターフレッシュ(2)を使ったのも、国鉄ではなくローカル私鉄であるとの意思表示をしたかった面がある。

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20年のブランクを経て…ペアーハンズ「南部縦貫鉄道キハ10」トータルキット、その6。缶スプレー頼み。 パワーリンゴ/ウェブリブログ(2017/11/16)
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20年のブランクを経て…ペアーハンズ「南部縦貫鉄道キハ10」トータルキット、その6。缶スプレー頼み。

2017/11/16 20:35
< 形状への異常な愛情と色への希薄な興味 = である調 >


ペアーハンズの南部縦貫キハ10を作るにあたって、なにより優先すべき課題が「完成させること」。我ながら情けないものの、広大なはずのネットに完成写真が1枚もない現状は本製品が存在しなかったも同然と思え、あまつさえキット購入者(しかもファーストオーナーだよ)の一人としては罪悪感もひとしお。とまぁ、そーゆーことにしておいてくれ。

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サンポール漬け → クレンザー研磨 → 中性洗剤洗浄を経た状態↑



すでにアップした複数の画像をご覧くだされば、趣味人以外でも致命的に塗装がマズいことは一目瞭然。トビの技術が未熟なのはもちろんのこと、またぞろ缶スプレー塗料に頼っちまったのが最大の敗因だ、文句あるかっ。さすがに小型車両を薄塗りの難しいスプレーで挑むのがどれほど厄介かは作業前から十二分にわかっていた。しかし、これまた十数年来触っていないエアブラシを引っ張り出すとなると、機材のメンテから始まり、試し吹きを繰り返して勘を取り戻す時間と労力ばかり消耗して、完成にたどり着く可能性が一気に低下してしまう。

なお、全てが終わった今になって、タミヤのスプレーワークを自室の最下地層より掘り起こしてみると、エアホースを中心にえらいことになっておったそうじゃ。結果的に上記判断は正解だったぜぃ……喜んでいる場合か!

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<ホース内外に付着したぬるぬるのオイルを洗い落とした図↑>


*****

話を塗装に戻そう。本キットを塗る上で、非常に悩んだわりに大失敗へと至った2点を白状する。

1. プライマーにタミヤのファインサーフェイサー(プラサフ)を使った。

2. ボディをクリーム(ピンク) → 朱 → 白の順で塗った。


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正攻法たるマッハ模型のエッチングプライマーやシールプライマーは、エアブラシ必須かつ消費期限が厳しいので真っ先に却下せざるをえない(僅かに残った1瓶を発掘したが、とても怖くて使えず)。ネットで調べまくって最も無難そうなタミヤを選んだわけだが……特に塗装後の作業で力を加えやすい下回りがプラサフごとぱらぱら剥がれて、新造時から無残な姿をさらす始末↑

奇跡的に車体側の被害は大きくないものの、窓セル入れの際に車体裾の一箇所が、プラサフの上に塗った分だけ落ちてしまった。コイツは上にも下にも気難しいようだ。

2.については次回。失敗すればシンナーへドボンと浸け込んで何度でも塗り直せることがブラスモデルの長所だけれど……気力のほうが持たんよ。




私の持っている古い型のコンプレッサーはうるさい。重厚なサウンドならまだしも、おもちゃの光線銃みたいな甲高く腑抜けた音が響くもんだから、それも手が伸びない要因となっている。

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20年のブランクを経て…ペアーハンズ「南部縦貫鉄道キハ10」トータルキット、その5。強制的創意工夫。 パワーリンゴ/ウェブリブログ(2017/11/13)
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20年のブランクを経て…ペアーハンズ「南部縦貫鉄道キハ10」トータルキット、その5。強制的創意工夫。

2017/11/13 13:31
< 固定軸受と一軸台車は別物byウィキペディア = である調 >


鉄道模型の金属キットは、ストレートに組むだけでも多かれ少なかれモデラーの創意工夫が試される、今となっては貴重な存在かもしれない。購入直後の新型iPhoneに僅かなキズが付いているだけで大騒ぎとなるこのご時世に、よく販売できるなと感心するよ。まぁ、メーカーとユーザが持ちつ持たれつの関係で長年やってきた節のある世界ならではだろうが、ガンプラのスナップフィットを見るにつけ、同じ「模型」ジャンルで括っていいのか考え込むレベルだ。

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車体側板より出っ張った軸箱&軸バネとスノープロウ&連結器の台座に注目↑


その3にて『自分がおざなりに仕上げた箇所を上手い人がどうやって料理するのか見届けて真似したい』と記したが、本キットには(少なくとも私の技量だと)全くもって正攻法らしき解決を見出せぬ箇所が3つある。それは……

1. 軸箱&軸バネ(説明書では台車)パーツが車体内側に収まらない。

2. スノープロウ及びカプラー(連結器)周りの設計が放棄されている。

3. フロントガラスの寸法図はあれど、平面ガラスを曲面に沿わせなければならない。


1.について、説明書では『台車の上部は床フレームに当たる分を切る』とあり、メーカー自身そのままで収まらないことを把握している。現実は床フレームどころか車体側板の外側まで出っ張ってしまうので、上掲画像のとおり車体裾と干渉する分までザックリ削り込んでどうにか取り付けた次第。飛び出しが最も目立つ板バネ押さえもモールドが消えないギリギリまで平たくしたけれど、焼け石に水だなこりゃ。

本気で対策するなら、モールドのない裏側を限界まで削ってパーツの厚みを減ずるほかアルマーニ。その際は車輪の軸受け機能もギリギリになるから、たいへんシビアな作業となろう。

2.については一本の記事が書けてしまうので後回し。そもそも説明書イラストと実際のパーツ形状が異なっている。とはいえ、もし二次ロットなるものが存在して説明書どおりの形へ改良されていても……厳しそう。カプラーに至っては『皆様の鉄道で使用している、規格品をお使いください』との記述で終了。無論、規格品を取り付けるための規格に準じたカプラーポケットが付属しているわけもない。

本キットは最後の最後まで気を抜くことができず、これを仕上げれば完成ヒャッホーなはずの窓セル入れも3.のごとき深遠なるトラップが待ち構えているんだからたまらない。というか、フロントガラスはキットを開封した時点で頭の片隅から離れぬ懸案事項となるのだ。現実歪曲フィールドでさえ太刀打ちできるのか怪しい本件も、後々記すことになろう。

*****

パーツの合いや位置決め、動力の調整といった現物あわせの作業は残念ながら「当然でしょ!」が前提ゆえ割愛するけれど、もうちょっと金属キットも親切にならないとユーザがどんどん離れるだけだと思う。幸い、説明書がかなり丁寧に書かれていてずいぶん助けられた。一点、大きな断り書きが抜けているようだから補足すると、図1のボディと下回りの取り付け方向が逆、すなわち排気管とエンジンが同側に来るのが正解。おそらくパーツへの細かい注釈を示しやすい図を優先したと思われる……って、これからキットを組もうとする方が一人でも現れるのか本当に怪しい。


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ホワイトメタルの取り付けはもっぱら瞬間接着剤に頼ったよ。

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20年のブランクを経て…ペアーハンズ「南部縦貫鉄道キハ10」トータルキット、その4。ミスったロスト。 パワーリンゴ/ウェブリブログ(2017/11/09)
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20年のブランクを経て…ペアーハンズ「南部縦貫鉄道キハ10」トータルキット、その4。ミスったロスト。

2017/11/09 21:08
< 我が未熟さをわきまえぬ行為は1%の奇跡と99%の後悔に賭けるようなもの = である調 >


本連載を製作記としなかった理由は、ひとえに作業中の写真を撮る余裕もないほど熾烈を極めたからだ。これより難易度の高いモデルを大量の画像とともに詳細な製作記事へと昇華させている方々には、ただただ呆れ……感心するばかりである。

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国鉄の両運転台気動車キハ40と↑ 全長は言うに及ばず、車高の低さが印象的だ。


作業中、トビがどれほどテンパっていたかがわかる好例を示そう。

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前面が穴だらけじゃないかっ↑ 左右対称に開いた0.3mmの穴は、本車両の特徴たるバックミラー取り付け用。で、説明書どおり前面パーツを車体にハンダ付けする前にピンバイスで開けておいたのだが、再三確認したにもかかわらず前面パーツを前後逆に取り付けてしまったのだよ!

単線を往復するワンマン運転を想像していただくとわかるが、バックミラーは車体に対して点対称ではなく、排気管のある同一側面に付く。よって再び同じ数の穴を開け直し、間違ったほうをハンダで埋めなければならない

このキット、深いエッチングでぺらっぺらな車体とは対照的に、ロストワックスの前面がとにかく分厚くて硬い。それこそバスコレの大型バスと衝突しても木っ端微塵に破砕できそうなレベルで、米国型衝突安全ボディである。こいつに0.3mmドリル刃をピンバイスにくわえてちまちま掘っていくというのは、単純作業が得意なはずの私ですら大声で叫ぶ寸前までいったよ……。おまけに全てが曲面だから、位置合わせと刃の滑りに難儀した。

ところで、キットをお持ちの方なら妙な加工が入っていることに気づくと思う。そう、ロストで成形されているはずのフロントガラスのHゴムを0.3mm真鍮線で作り直したのだ。これは若気のイタリーつーか、購入当初、成型が甘くガタガタしていて格好悪いから、削り取って真鍮線を曲げつつハンダ付けするという暴挙に出た。結果、この作業を片側だけ済ませてお蔵入りと相成った次第。

再開するにあたっては、まずもう片側へ同じ加工を施すことから始めたわけで、情けないことに当時より仕上がりがマズいときた……本当になにやってんだか。

その代わり苦労の甲斐あって、バックミラー自体が省略されたTOMIX製に対する大きなアドバンテージとなった。なお、最初期の実車にはミラーが付いておらず、TOMIXもそこを狙えばよかったのにタイフォンケースと切り欠きスノープロウが再現されちゃったので残念ながらアウトだ。実車は、すっぴん → バックミラー → タイフォンの順に増設され、スノープロウの切り欠きは最晩年の短期間に限られる。あと、ベンチレータは6基から2基に減っているが、減らし方(4基時代があった?)や時期が不明確。少なくともバックミラー有り・タイフォン無しの時点で、すでにベンチレータ2基となった写真を複数確認している。

こんな小さな車両にも歴史の変遷を垣間見ることができて楽しい。むしろ、たった2両で35年間もの営業運転を勤め上げた働き者に失礼な言い方かもしれない。




私の扱い方だと、極細用ピンバイスとストレートシャンクの組み合わせが最も折りづらく感じる、というより一本も折らずに済んだ。

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20年のブランクを経て…ペアーハンズ「南部縦貫鉄道キハ10」トータルキット、その3。真打TOMIX。 パワーリンゴ/ウェブリブログ(2017/11/06)
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20年のブランクを経て…ペアーハンズ「南部縦貫鉄道キハ10」トータルキット、その3。真打TOMIX。

2017/11/06 20:40
< 鉄コレといいプラで多品種少量生産をやってのけるTOMIXに感心しきり = である調 >


本キットの製作再開を決意した最大のきっかけは、やはりTOMIXが南部縦貫鉄道キハ10をリリースしたのを知ったことであろう。まぁ、2017年夏に気付いた時点でNは販売終了、16番(HO 1/80 16.5mm)の再生産品のみ入手できる状況と、いかにトビが鉄道模型から遠ざかっていたかを端的に表す失態だな。

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製作の資料も兼ねて、初の16番となるTOMIX製キハ10を買っちゃったよ↑ カプラー含め全長70mmのペアーハンズに比べりゃ化け物みたいだが、それでも同135mmとNの20m級より短い。


ちと不親切なので、決意への道程を簡潔に記すと、

1. TOMIXが製品化していたことに衝撃を受ける。

2. Nゲージは販売終了、常識的な価格で新品入手が絶望的なことを知ってさらに衝撃を受ける。

3. 安直に16番のほうを買ってお茶を濁そうとするも、例の青い箱が私のハチドリハートをちくちく刺す。

4. ひとまずペアーハンズの作例がないかネットで調べ、まさかの事態にかえってヤル気を起こす。

5. 完成すればラッキー程度の駄目元精神でもって着手。なお、日の目を見なかった場合のショックアブソーバー……もとい製作の資料としてTOMIX 16番はちゃっかり購入している。


つまるところだね、もしTOMIXのNが普通に入手できたなら、本キットが永遠に完成しなかった可能性は極めて高くその1に記したとおりタイミングにも恵まれたってわけだ。人間バンジー最高だウマーちゃう人間万事塞翁が馬を見事に体現した一例として自分史に深く刻まれよう。

いうまでもなく、今からペアーハンズキットを中古で入手して苦行に勤しむ意義は極めて小さいと思う。ブラスモデル至上主義な人や、この難易度ならiPhone片手に実況ツイートしつつ華麗にハンダ付けできちゃうようなベテランモデラー以外、TOMIXの再生産を待つかオークションで出物を探すべきだろう。

ただひとつ、願わくばすでにキットをお持ちの方が手をつけられんことを。恥を覚悟で私が習作レベルの代物を公開するのも、たくさんの完成品を拝みたい一心からである。てゆーかー、自分がおざなりに仕上げた箇所を上手い人がどうやって料理するのか見届けて真似したいって感じぃー。




ペアーハンズのキット箱には12,800円の値札が貼られていた。それが今やプラとはいえ16番完成品のほうが安いんだから尚更ねぇ。しかもNはキハ101+102のM車2両セット(!)で税抜き6,800円。
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20年のブランクを経て…ペアーハンズ「南部縦貫鉄道キハ10」トータルキット、その2。 パワーリンゴ/ウェブリブログ(2017/11/04)
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20年のブランクを経て…ペアーハンズ「南部縦貫鉄道キハ10」トータルキット、その2。

2017/11/04 20:40
< 製作中に写真を撮る余裕などナッシング = である調 >


さて何から言い訳しようか。

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今のところ、ペアーハンズ製の完成画像はこの1枚だけかっ↑


まず、トビがNゲージの総金属キットを作ったのはこれが初めてである。ペパクラ「Uボート」でも同じ手を使った気がするけれどウソじゃないから許して。いちおう、HOナローの金属キットやNのコンバージョンキットは作った経験がある。あるものの……ただでさえ苦手なハンダごてを終始握って、Nの車両でもかなり小柄な代物と対峙せねばならぬ状況くらい当時の私でも想像できたはずだから、大それたことをやったもんだと感心するよ。

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上回りのハンダ付けが完了した図↑ 屋根のハンダ盛りはこれでも上出来だ。


本キットの構成を簡単に記す。

・車体はエッチング曲げ済みで前面がロストワックス。側面裏板・床板・動力固定回り・スノープロウ他小パーツがエッチング。排気管とテールライトケースはパイプで、以上が真鍮製。

・エンジン以外の床下機器・ベンチレーター・タイフォンケース・板バネ一体の軸箱がホワイトメタル。

・アルミサッシ・バックミラー・手すりが洋白エッチング。手すりのディテールアップ用に0.25mm真鍮線が入っている。

・駆動系は両軸キドマイティにウォーム1段で、真鍮ウォームホイール付き車輪を回す。集電用燐青銅線や配線コードも付属。色々な長さのφ1.4mmネジ多数。その他絶縁ワッシャ・窓セル・インレタなど数少ない非金属パーツが同梱。


結局、調達すべき別売品がヘッド・テールライトレンズおよびカプラーのみと「トータルキット」の名に恥じない親切な内容でうっかり安心してしまうところだな。現実は……甘くないんだなこれが。

ところで「20年のブランク」と銘打ちながら、正確な購入時期がもはやわからなかったりする、エェ〜〜。ネットで調べまくった結果どうやら1997年発売らしく、以前より好きだったこのレールバスがNゲージで手に入ると喜び勇んですぐに買ったはずなので、97年購入と勝手に決めた次第だ。同じ頃、別の趣味に没頭し始めたからつじつまが合うな。え、なに? 今さら私の浮気性を突っ込んだところで苦笑いしてくれる人もおらんぞよ。


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貴重な資料。
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