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zoom RSS 「iPhone 5c」はポリカーボネートに切削の後加工が施されている。

<<   作成日時 : 2013/09/13 11:31   >>

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さてさて、メインディッシュのお話をしましょうか。むろん、目の付けどころが素っ頓狂なトビフシコゆえ正攻法ではございません。

iPhone 5c」は樹脂ボディというだけで、私の琴線に触れましたよ。面取りが施されるとはいえ、四六時中手に触れる製品が角張ったアルミ製なんて不自然な話です。

そんなポリカーボネートボディの整形が、恒例のアイブ動画で紹介されているのですが・・・

画像


樹脂を削ってるよー↑

金型から取り出したプラスティックに切削の後加工を施すのは、今や一般的な工程なのかもしれません。いかんせん私はど素人な上に、僅かばかりの知識は90年代で止まっていることを先にお断りします。

「アルミより柔らかいポリカーボネートなんだから、切削するくらいわけないだろう」と思われるかもしれません。しかし、樹脂の切削はそのことが最大の難関でして、高速回転するツールとの摩擦熱により素材が溶け、加工自体がやりにくく、仕上がりもなかなか奇麗にはなりません。

リューターをお持ちの方なら、20,000回転でABS樹脂を削ると真意がよく伝わるはず。まるで相手が粘土なんですよ。回転速度や冷却の調整は金属よりもずっと厳しくなってしまうのです。私が樹脂の切削に格別の想いを抱くのは・・・大きな声ではいえませんが「リアルマッコイ」や「ランパントクラシック」、「ロックライト」あたりのキーワードに行き着きます。

また、側面の立ち方からしてゼロドラフトなのでしょうが、浅い箱ですし金型を分割する必要はないのかもしれません。ま、穴あけや研磨など惜しげもなく後加工を施す前提にあれば、もはや強調する意義も薄いでしょう。

振り返れば、iPhone 3G/3GSのボディも同様の工程だった可能性が高いです。開口部のエッジが金型処理とは思えませんし、ゼロドラフトどころか逆勾配が付いており、パーティングラインを消すための入念な研磨が行われたものと推測できます。

iPhone 5sのこだわり方と較べれば、これでもはるかに量産向きと思えてしまうのだからそら恐ろしい話ですネ。Appleの要求が加工技術の進歩に拍車をかけているのは確実ですが、さすがにiPhone 5をエントリー向けに残す力はない模様。そりゃ・・・iPhone 5cよりずっと手間がかかっちゃねぇ。




当座をしのぐのにほどよい価格。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
トビさん、今日は。

リンク先のムービーは、いつもながらシンプル&高画質でビックリしますね。ボディの穴開けは凄いなぁ。私もたまにPPとかABSへドリルで穴開けしますけど、ハンドドリルでクリクリですからね〜。
筐体か工具のどちらか、若しくは両方を冷却しているんでしょうか?

そう言えば10.8.5は今のところ問題なく動いています。
shigechan
2013/09/13 12:00
shigechanさんこんにちは。

Appleの動画は秘伝の圧縮を使っているとしか思えませんねっ。

冷却については、歯医者さんのように冷却水(ガス)を噴射しつつ加工するはずですけれど、動画ではわからないですねぇ。撮影のために噴射を抑えたのか、shigechanさんのおっしゃるように材料や工具を常時冷却する方法があるのか、私には想像もつきません、ナハハハ。

私のほうでも、10.8.5は問題なさそうです。
トビ
2013/09/13 12:41

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