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zoom RSS PowerBook G3 '99のクリックボタン前にできた亀裂を修理する。前編。

<<   作成日時 : 2012/01/27 23:09   >>

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もうね、今年はオールドMac & ジャンクガジェット・イヤーに決定ですよ。ちょっと気は早いけれど今年の総括を始めてもいいトビフシコです。

昨年12月の記事『続々劣化中。PowerBook G3 '99のクリックボタン下にクラックが・・・。』でお伝えした、PowerBook G3 '99「Lombard」のクリックボタン前に発生した亀裂の件で、そのまま放置するのも気分がすっきりしないもんですから修繕することと相成りました。

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さっそくマシンを分解↑ Lombardのバラしは久しぶりなので、アッパーケースを外すのに少し手こずりました。'98ばかり弄っていたせいか、'99の筐体が薄っぺらく感じますねぇ。

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クリックボタン前にできたケースの亀裂↑ 裏側から見ても、やはり真っ二つぅー。

この画像の状態をよーく観察します。単に割れているだけでなく、隙間が生じています。割れたあとにほんの僅かでも収縮が起こったのか、どうやっても割れ目が埋まりません。あるいは左右に引っ張られるテンションがかかっていたのかもしれません。

この隙間に接着剤を充填する方法を考えましたが、表側に汚らしく接着剤がはみ出すのは避けたいところ。改めてボトムケースとの接合を確認すると、縁より一段へこんだ箇所は噛み合わせなどになんの影響もないことを発見。この亀裂の下側は、奥へスライドするディスプレイのラッチ受けなんですねー。

ならば・・・へこんだ箇所に沿う補強材を橋渡しにして固定すれば頑丈になりそうだと目星を付け、修繕作業開始っ。

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まず、補強材の型紙を作ります↑ 緩いカーブを描いているため、私の持つ計測機器では図面の引きようがありません・・・つーか計測機器なんてエラそうなもんはひとつもナッシングだぜベイベー。ボール紙で現物合わせをするのが一番確実

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材料は少し悩みました。あとで接着できる材質であることはもちろん、強度も十分に確保する必要があります。最終的に0.3mmの真鍮板とステンレス板に絞り込み、切削の容易さから使い慣れた真鍮板に決定です↑ 型紙を真鍮板に貼り付けて、切断ラインをけがきます。むかしむかしステンレス板に挑んだことがありますが、よりによって小さなパーツを切り出す工程で、あまりの硬さに半泣きでしたっけ。

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作業は屋外へ。金工用糸のこでキコキコと切っていきます↑ 鉄道模型をやっている方は日常的な光景ですね。真鍮の切断は、か・い・か・んっ。

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切り出した直後の真鍮板↑ バリだらけなのでヤスリやサンドペーパーで磨いていきます。ヤスリを当てるごとにアッパーケースの当該個所と現物合わせをして調整します。

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接着剤が食いつきやすいように表面も磨き上げて、キンキラキンになればOK↑ これで補強材の完成です、イエーイ。

ちょっと記事が長くなりすぎるので、続きは後編でお伝えします。残るは、接着して乾燥させるだけですが・・。


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実は・・・けがき針すら持っていなくて、ドリル用のセンターポンチをいつも使っています。けがき針くらい買えよ、自分。

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PowerBook G3 '99のクリックボタン前にできた亀裂を修理する。後編。
ささ、前回『PowerBook G3 '99のクリックボタン前にできた亀裂を修理する。前編。』の続きですよー。とっとと終わらせっちまいやしょうぜアニキ。 ...続きを見る
パワーリンゴ
2012/01/28 19:46

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
どもども。

私もPowerBook5300cでトラックパッドの付近で同じような修理をやりました。その時は短くて薄くて丈夫な部材が必要だったので、カッターナイフの刃を当て物にしてエポキシ系接着剤で固めました。

ケガキは千枚通しでやっています。
shigechan
2012/01/28 17:05
カッターナイフの刃は補強材にぴったりですよねー。私も、折った刃は捨てずに保管しています。

エポキシ接着剤も有力候補で、ちょうど自宅にストックがあったのですが、ポリカーボネートとの相性がよくわからなかったために変成シリコーン接着剤を選びました。たぶんエポキシでもいけそうですね。

千枚通しはどうしてもグリップが上のほうになってしまい、細かいケガキがしにくいので使っていませんねぇ。ペンシル型のケガキ針をちゃんと購入しようと心に決めました、ナハハッ。500円のジャンク品なら飛びつくくせに、400円のケガキ針に躊躇する・・・自分でも理解できません。
トビ
2012/01/28 19:56
ケガキ針は確かにそうですね。

ステンレスの加工は二度とやりたくありませんね〜。ヘッドホンアンプの底板がヘコヘコしていたので、補強用にステンレスの薄板:多分0.5〜0.3mm厚位へドリルで孔あけした事があります。

切削油を付けてかまぼこの板を下に敷いて作業を始めたところ、穴はあかないし、そのうちかまぼこの板から煙が出てきまして、なんと焦げていました。あのときは電気ドリルが壊れるかと思いましたよ。
shigechan
2012/01/29 00:22
ステンレスは思いのほか硬いですよねぇ。穴あけもかなり難儀です。

工作を頻繁にやっていた時期に、卓上小型ボール盤を親に買ってもらいました。2万円以下のホビー用のものですが、さすがに作業がはかどります。ステンレスでもかなり楽に開けられるようになりました。

最近はステンレスを扱う機会が皆無で、新品の板が数枚デッドストック状態です、ナハハ。
トビ
2012/01/29 09:16

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