パワーリンゴ

アクセスカウンタ

zoom RSS 「Cheetah3D HandBook Basic編」を一通りやってみた。充実の内容。

<<   作成日時 : 2011/09/09 10:08   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

電子書籍「Cheetah3D HandBook Basic編」を購入。70ページの力作。』の記事のあと取り組んでみた「Cheetah3D HandBook Basic編」、70ページのわりには密度の濃い内容で万年初心者のトビは大変勉強になりましたヨ。

画像


ともかく初心者の方は、この本の作例を完成させることに注力するだけでいいのです。さすがに同じような加工を施す工程は省略されていますが、必ず先に示されているのでページを戻って確認すれば理解できるはずです。チュートリアル本の中には、コラムや「ちょっと試してみよう」的コーナーが頻出してメインの作例に集中できないものがありますが、このHandBookは必要最低限のコラムに抑えられていたり脇道へそれる内容も極めて限られており、好感が持てますね。

ところで、このHandBookを進めるにあたり初心者が早い段階で疑問に感じる点をひとつだけ補足させていただきます。

作例はロボットの制作でして、頭は直方体、胴は円柱などシンプルな形状ですけれど、チュートリアルではそれら直方体や円柱などのエッジを丸める作業が頻出します。「なぜ四角い頭のロボットを作るのに直方体そのままじゃダメなのか?」「エッジを丸めてヌルい角にするのは著者の作風にすぎないのか?」と思われるかもしれません。私も3D CGをはじめた頃は、モノの角っこ = エッジに対する認識は浅いものでした。

以下に、エッジの処理を変えた3つの立方体を示します↓

画像


左:エッジの処理ナシ。中央:ベベル処理。右:ベベル処理後サブディビジョン適用。

画像


別の角度からも↑

ご覧のように、エッジの処理だけで全く表情の異なる立方体ができあがります。

注視すべきはエッジ処理のない立方体。ご覧のように無表情で、いかにもCGの立方体という風情。皆さんの周りにある様々なモノを観察するとわかるのですが、ことごとくエッジが丸かったり面取りされているはずです。非常にシャープなエッジを持つように見えるApple製品でも、ルーペで拡大すれば僅かでも丸められています。

このように、丸められたり面取りされたエッジは光を反射しハイライトが入ることとなります。この自然な現象を3D CGで再現してやればリアル感が際立って向上するわけですね。

人間が見て触れられる物体において、ハイライトが入らないほど鋭いエッジを持つものはほとんどありません。ダイヤモンドのカッティングや、超高精度で削りだされた金属角材鋭利な刃物の先端くらいでしょうか。これらも目視できないだけであって、顕微鏡で覗けばエッジがパーフェクトな一直線であることなどあり得ないでしょう。

以上、補足でした。もしどなたかの疑問に応えられたのなら幸いです。Cheetah3D HandBookでソフトウェアの使い方を身につけたら、このようなテクニックを積み重ねてリアルなCGを生み出したいものです。

「あとがき」には、次編が予告されています。「キャラクターモデリング・アニメーション編」ということで、3D CGアニメーションを作ってみたい方は必読でしょう。


明解 3次元コンピュータグラフィックス
共立出版
荒屋 真二


Amazonアソシエイト by 明解 3次元コンピュータグラフィックス の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


3次元コンピュータ・グラフィックスは理論も同時に学ぶと効果的ですが、文系脳だとなかなか一筋縄ではいきませんね。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
「Cheetah3D HandBook Basic編」を一通りやってみた。充実の内容。  パワーリンゴ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる