パワーリンゴ

アクセスカウンタ

zoom RSS 35mmフルサイズ・・のフィルムカメラ、GR1sを入手。

<<   作成日時 : 2011/03/02 15:35   >>

面白い ブログ気持玉 2 / トラックバック 7 / コメント 2

もうネタバレ済みですけれど、リコーのGR1sを近くのリサイクルショップで入手しました。実際に撮影ができるまでに記事が1本書けるほど色々ありましたので、別記事にまとめさせていただきます。

GR1といえば、GR DIGITALの元祖となるコンパクトフィルムカメラですね。28mm F2.8のGR LENSが非常に良く写ると評判になり、森山大道氏が愛用したことでも知られます。

トビが手に入れたのは、2代目であるGR1sで発売は1998年4月。初代からちょこちょこと改良が加えられています。なお、3代目のGR1vにてフィルムGRは幕引きとなります。

画像


GR1s↑ シンプルなデザインです。ぱっと見では高級コンパクトに見えませんが、手に持つと金属外装の冷たさが伝わり、安物カメラとはちょっと違う雰囲気を感じ取れます。

画像


背面↑ フィルムカメラなので大きな液晶ディスプレイは付いていません。むしろ新鮮かも。

画像


レンズは沈胴式↑ 繰り出しも引っ込みも高速で、実に軽快な撮影ができます。さすがのGR DIGITAL IIIもまだ追いついていませんね。軍艦部の小さな液晶は必要最小限の表示です。

画像


操作部↑ GRのアイデンティティである横長シャッターボタンは少し塗装が剥げています。モードダイヤルはPの他、絞り優先AEのための絞り値が刻まれており、F2.8からF22までとなっています。

画像


GR DIGITAL IIIと比較↑ GR DIGITALは見事にデザインコンセプトを引継ぐことに成功していますね。天地左右奥行きともに少しずつGR1sのほうが大きいものの、取り回しの差を全く感じさせません。むしろGR DIGITAL IIIのレンズ部の出っ張りが気になるくらいです。

画像


寝かせて比較↑ GR DIGITAL IIIのレンズのでかさが際立ちます。なお、GR1sのグリップはラバーではないため、吸い付くようにフィットするGR DIGITAL IIIほどグリッピングは良くありません。

画像


レンズを繰り出して比較↑ GR DIGITAL IIIのほうがずっと多く出っ張ります。GR1sのほうは「本当にこんなんで写るのか?」と心配になるくらい控えめですね。

画像


ファインダー↑ フィルムカメラにとって重要なパーツです。周囲のラバーコートが奇麗なことからもわかるように、購入後すぐにメーカー修理となったため、ファインダー一式が新品となりました。おかげでクリアな視界と鮮明なファインダー内表示が蘇っています。

以下に撮影サンプルを並べます。ただし、L版プリントを10年以上前のフラットベッドスキャナで取り込んだため、劣悪な画質であることをご了承ください。全体の雰囲気を感じ取っていただければ幸いです。

画像

35mmだからこそのボケですね↑ 広角レンズでもこんなにボケてくれることに感激しました。

画像

フィルム(フジカラー100)のせいかもしれませんが、彩度が低めでコントラストが高いですね↑ 周辺光量落ちが見られますが、むしろ味になっています。

画像


ごく狭い範囲の被写体でありながら、わずかなボケのせいか立体感がありますね↑ コンパクトデジカメだとどうしても再現しづらいところでしょう。逆に、マクロ撮影は苦手(最短撮影距離30cm)です。広角ゆえ寄り切れない場面が多々あって、その時はGR DIGITAL IIIの接写能力に感謝しきりとなります。

久方ぶりのフィルム撮影で、印画紙を見るのも数年ぶりなので意味もわからず興奮してしまいます。GR1sの良さというものを理解するには日が浅すぎるものの、GR DIGITAL IIIと使用感がほとんど変わらない点は驚嘆に値すると思います。

なお趣味で写真をする場合は、フィルムかデジタルかといった優劣の付け合いや比較はナンセンスだと私は考えます。その時の気分で撮りたいほうを選べばいいだけで、そんな論争に加わるのは時間の無駄ですね。

本格的に撮るようになれば、フィルムスキャンも考えたほうがよさそうです。今、カメラにはモノクロのネオパン400を入れており、仕上がりが楽しみですヨ。


悦楽GR (えい文庫 132)
エイ出版社


Amazonアソシエイト by 悦楽GR (えい文庫 132) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


当時の情報が少ないため、この本がとても参考になりました。GR DIGITALユーザの方には、元となったカメラがどのような存在だったのかを知るのに最適の一冊といえるでしょう。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
面白い
ナイス

トラックバック(7件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
富士の業務用?記録用カラーフィルムを入手。
リコー GR1sを入手してから通っている写真店でいつもフィルムを購入しているトビフシコです。 ...続きを見る
パワーリンゴ
2011/04/14 13:24
2011年のまとめっ。今年の買い物大集合。MacBook Airからジャンク品まで。
残すところあと1日となった2011年。いろんなことがありすぎて未来の歴史教科書ではどう紹介されるのか気になるところです。 ...続きを見る
パワーリンゴ
2011/12/30 20:37
SIGMA「DP2x」ゆるゆるレビュー、その3。ロワ互換バッテリーでハッピースナップライフ。
< ファボってんじゃねぇフォビってんだよ、な気分=である調 > ...続きを見る
パワーリンゴ
2012/10/09 22:09
2013年一発目の愚かな買い物。初リバーサルフィルムに目を剥く。
< 他人の不幸は蜜の味、な気分=である調 > ...続きを見る
パワーリンゴ
2013/01/04 20:35
銀塩「GR1s」でリバーサルフィルムデビュー。撮影が終わったので明日現像へ。
新型「GR」で盛り上がっている世間様の流れを読まずに恐縮ですが、銀塩「GR1s」でのリバーサルフィルム撮影を無事終えたトビフシコです。 ...続きを見る
パワーリンゴ
2013/04/17 21:29
銀塩「GR1」シリーズのわかりにくい操作方法のみを解説。説明書を持っていない人向け。中古購入の注意も
新しい「GR」がリリースされ、なにかと注目の集まる銀塩の「GR1」シリーズ。トビがリバーサルフィルムを詰めて喜んでおる「GR1」シリーズ。これを機にセカンドオーナーとなられる方が少なからずいらっしゃるのではないかと考え、説明書を読まなければわからない操作方法や仕様を以下に列挙してみます。そんな私もストラップのみ付属した中古を買ったクチですからね。 ...続きを見る
パワーリンゴ
2013/04/24 19:38
ベタベタに劣化した「RICOH GR1s」の接眼部、ラバー塗装を綺麗に落としてつや消しコート。
最後のフィルムを撮り終えてから半年近く経ったGR1s、機材のメンテで取り出したところですね、 ...続きを見る
パワーリンゴ
2018/06/24 21:14

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
サボテンの背景の壁がとってもいい味を出しててまるでスタジオ撮影のようなしっかりとしたフォルムですね。実に面白いですわ。にしても35ミリのボケ具合は丁度いい感じに見えますなぁ・・・この雑な質感が狛犬にあってますよ(^^)
さとて、直線の気持ち良さがびっしりと伝わってくるアングル、これはワシの好きな感じですなっ(笑)ワシもよく撮りますがやっぱずてんしゃのワンポイントが効いてますよ(^^)
ざんくろ
2011/03/05 19:46
ありがとうございますっ。

狛犬のは、どれくらいぼけるのかな?と試してみたものです。予想以上にボケてびっくりです。撮像素子の大きさによる違いが身にしみました。

サボテンの壁は私も好きな質感です。彩度が少し低いことでよりいい感じに写ったんだと思います。

歩道は、ずてんしゃのおかげですねぇ。ただ、ファインダー枠からはみ出す量がわからなくて、写りすぎてしまいました。本当はずてんしゃはもっと手前に持ってきたはずなんです、オヨヨ。ネガを見るとさらに広く写っているので、今後気をつけないといけませんね。
トビ
2011/03/05 23:08

コメントする help

ニックネーム
本 文
35mmフルサイズ・・のフィルムカメラ、GR1sを入手。 パワーリンゴ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる